4話 キルkill本部での存在
キルkill本部は都市アキレアの中心にある。
拠点として復興していたのが、そのままキルkillの本部となった。
キルkillを設置してからアキレアは犯罪件数は減ったが、世界NO1の犯罪件数は健在である。
とは言っても、殺人という事件よりは、人攫いや強盗などと言ったものばか。
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キルkillの本部に入ると・・・
『えりかさんだぁ!』
『今日もかっこいい・・・///』
『お前声かけてこいよ!』
『え!ど、どうしようかな・・・?』
『ほら!もう行っちゃうよ!』
などとキルkillの練習生たちが小さな声で言っているが、誰も声をかけてこない。
だから、僕は止まらずに目的地に行く。
この反応を見て気づいた人もいるだろう。
そう!僕は有名人なのだ!
だが、誰とも話さない&任務はほとんど独りで行っているのでついた異名が・・・
『孤独の天災』
この異名、僕は気に入っていない。
この異名のせいなのか...いやそうだろう。この異名のせいで誰も話しかけてこない。
(話しかけてくれるのは、数名の同僚か専属部下の御伽。)
そして任務はいつも独り、まあ独りのほうが効率がいいから不満はない。
だけど僕は独りが凄く好きなわけではない。話したいし、遊びたい。
今日も僕は「はぁ」とため息を吐いて目的地である『司令室』へ向かった。