表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十束の神滅者  作者: 北猫新夜
独立国アザミ
35/40

35話 甘いお茶

 僕たちは良奈さんの家に入った。


 「「「「お邪魔します」」」」


 玄関から普通の家とは思わせないほどデカい。だけど靴はたったの2足だけ。


 僕たちは靴を脱ぎリビングまでの廊下を歩く。廊下には凄く高そうな壺や、廊下の途中にあった障子は開いており見てみるとそこには大きな池があった。


 僕たちが家のことで驚いていると良奈さんが教えてくれた。


 「ふふっ、すごいでしょ?この家は夫が私と住むために買ってくれたものなんですよ」


 「仲野さんは富豪だったんですか?」


 「まぁ、褒められる稼ぎ方ではないですけどね」


 そんなことを竜胆と良奈さんが話しているとリビングに着いた。


 「さぁ、皆さんここでゆっくりしてください」


 良奈さんに案内されたリビングに入ると色んな賞やトロフィー、そして写真などがあった。そこには良奈さんの面影がある女性とサングラスをかけたチャラそうな男性の写真がたくさんあった。


 僕たちが部屋にあるものを見ていると、良奈さんがお茶を持ってきてくれた。


 「お待たせしました」


 僕たちは良奈さんからお茶を受け取った。


 「「「「あまっ!!」」」


 良奈さんから貰ったお茶を飲むと、僕以外の竜胆と菊姉弟がそう言った。僕は驚いたがお茶はこぼさなかった。


 「やっぱり、甘いですか?」


 良奈さんは竜胆と菊姉弟の反応を見て、笑いながら言った。


 「これは夫の影響なんですよ。このお茶を飲むと運が上がると言って毎日飲んでたんですよ」


 良奈さんはそう言うと、お茶を一気に飲み干した。


 「このお茶一気に飲むと運がさらに上がるんですよ」


 僕はそれを聞いて残っていたお茶を一気に飲んだ。確かに甘いが飲めないほどではない。飲んだ後の後味がとても癖になりそうだ。


 「もう一杯いただけますか?」


 僕の言葉を聞いた竜胆を菊姉弟は目を丸くしている。


 「はい、待っててくださいね」


 良奈さんはそう言ってお茶を入れに行ってくれた。


 「えりか・・・飲めるのか...?」


 「うん、後味が癖になるよね」


 「いやいや!後味とかじゃなく、舌に触れると甘さが全身にきて飲めねえだろ!!」


 そう言う菊弟に竜胆と菊姉が首をめちゃくちゃ上下している。


 「でも、飲んだら運が上がるらしいから飲んでおいて損はないと思うよ」


 僕が竜胆と菊姉弟にそう言っていると良奈さんがお茶を入れてきてくれた。僕はそれを受け取り飲んだ。


 「ハマりましたか?」


 「はい、後味が良いですよね」


 「分かりますか!そうなんですよ、この後味がたまらないですよね!」


 僕と良奈さんがお茶トークで盛り上がっていると、竜胆と菊姉弟がお茶を飲み干した。


 「皆さんも、もう一杯いります?」


 良奈さんがそう聞くと、竜胆と菊姉弟は首を凄く早く左右に振っている。そんなにか・・・


 皆の動きが落ち着いた時、良奈さんが話し出した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ