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十束の神滅者  作者: 北猫新夜
準備期間
17/40

17話 「未来士」浮奈 直戻

 「ご...ごめん...な...さい。わたし...の...せいで...はぁ...はぁ」


 突然、渚さんがそんなことを言い出した。


 「先ほど言ったでしょう。これはあなたのせいではない」


 これは渚さんのせいではなく俺たちのせい。


 それに俺が抜けたところであの人がいてくれるので大丈夫でしょう。


 俺が1番信頼している人がね...


 「急ぎましょう」


 そう言って俺は彼女に風圧が来ないよう覆い速度を上げた。


 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


 豊果が渚を車に連れていくために去り、僕が豊果の代わりに皆を指示をしなければならなくなった。


 「・・・豊果がいなくなったので、これからは僕が指揮をとる」


 僕がそう言うと皆頷いてくれた。よかった...


 「これから先に進む。渚がいるチームはすまないが2人で組んでくれ」


 そう言って僕は皆の進む姿を後ろから見ていた。


 あれから道は角ばかりで曲がって、曲がって、曲がる。


 そして一つの扉を見つけた。このような時でも僕は先頭にでず、皆に任せる形をとる。


 先頭の一組が扉を開ける。


 何もないことを確認にみんな入っていく。


 そして僕も入る。


 「ひゅっ」


 もう何回も聞いた音が上から聞こえた。


 僕は剣を抜き針を弾いた。10本だった。


 「ちっ」


 何回この罠を防がないといけないだ...針がくる「ひゅっ」と言う音ももう聞き飽きた...ここまでくると腹がたってくる。


 「進もう」


 剣を鞘にしまい僕がそう言うと皆が歩みだした。


 進んでいく中で、敵と会ったが皆ちゃんと倒せるようになっている。僕に来る敵の量は豊果の分もくるので大変だ。


 そんな感じで進んでいると、扉が出てきた。


 「今回は僕が先に入るので皆ついてきて」


 扉の中には人間の気配があったので、今回は僕が先頭で入ることにした。


 扉を開ける。


 うざい音が聞こえた。


 「ひゅっ」


 僕はしまっていた剣を抜き今までは針を剣で弾いていたが、今回は飛んできた針を投げてきた相手に弾き返す。


 「キィン!」


 音を立て針を投げてきた相手に針が飛んでいく。


 投げてきた相手は打ち返した僕を見て笑い、頭を傾け針をよけた。まるで初めから、弾き返されることが分かっていたかのように・・・


 「お前たちは入ってくるな」


 そう言って扉を閉めた。そして目の前にいる人物に目を向ける。


 「待っていたよ。乃薔薇えりか」


 僕は足に力を込めて、目の前にいる敵に突っ込んだ。


 突っ込むと同時に敵は針を投げてきた。


 僕はそれを敵に弾き返し、敵は体を横に移動させて避けた。そして両サイドにポケットから針を出し、右手に握っている針を投げてきた。


 僕は横からくる針を体を後ろに反らし避けたが、体を後ろに反らしたと同時に左手に持っている針を僕に投げてきた。


 それを僕はかわすことができす右腕に2本刺さってしまった。


 「これで終わりか、早かったな」


 僕に針を刺した敵がそう言った。


 「まぁキルkill最強ってやつも毒には勝てないか、ハハハ」

 

 そう言って笑っている敵に僕はこういった。


 「・・・すまないな。僕の体は頑丈なんだ」

 

 僕はそう言って、敵に突っ込んだ。


 敵は毒の影響がない僕をみて驚き、右手でポケットから針を取りだし、僕は取りだした瞬間の右手を斬った。


 「い"っ?!なぜだ!なぜ毒が効かない?!」


 敵は斬られた右腕をおさえながら言った。


 「なぜって…生まれ持った「能力」だよ」


 僕は刺さっている針を抜いた。


 「生まれ持った能力?!なんだそれは!」


 敵がすごい勢いで言ってきた。


 「...それは言えないな」


 僕はそう言って抜いた針を敵に投げた。


 「いっ!て、てめぇ!!」


 そう言って座り込む敵に僕は最後の剣を振ろうとした。


 「まぁ、待ってくれよ。乃薔薇えりか」


 僕はこの声を聞いた瞬間、敵の首の横まで持っていっていた剣を一気に振った。


 「あ"ぁ"ぁっ!」


 敵は先ほどの声の主に右腕を蹴られ、僕の攻撃を避けた...と思ったが敵は首ではなく右足が斬れていた。


 「ありゃりゃ、俺の右足を斬ったから、俺のことを尊敬してるこいつに身代りがいっちゃったよ」


 そう。声の主は前にキル第八支部で会った堕畜裏 ぼたんであった。


 「なんであんたがここに?」


 僕は剣を鞘に納めた。


 「なんでって、わかるでしょ?普通の人間が神滅者に勝てるわけがないんですよ。だから直戻すぐりに朝鮮朝顔の毒を渡したんですよ。まぁ、あなたには効かなかったらしいですが」


 堕畜裏はそう言って先ほどまで僕が敵と言っていた直戻を持って帰ろうとするが僕は聴いた。


 「待て、聴きたいことがある」


 堕畜裏は少しおいて・・・


 「・・・いいでしょう。今回はキルkillの負けですからね」


 「3つ聴きたいことがある。1つ目、お前がキル第八支部で会ったときに言っていた未来士とはこいつのことか?」


 僕の質問に堕畜裏は・・・


 「そうだ。こいつがキルの未来士 浮奈 直戻 《ふな すぐり》だ」


 「2つ目、なぜこいつはキルkillの序列者を狙っていた?」


 堕畜裏は「う~ん」といい気絶している直戻を見て・・・


 「・・・まぁ、こいつなりに危ない奴を殺そうとしたのか。それともキルkillの序列者を殺して、他の隊員を俺の身代わりにしようとしていたのかもしれないな。朝鮮朝顔の毒は死亡する可能性もあるから他の隊員には当てなかったのかもしれない」


 そして僕は3つ目の質問をした。


 「3つ目、僕がこいつを殺したら、お前は復活させるのか?」


 堕畜裏は僕の質問に笑いながら答えた。


 「いや、こいつは生き返らせない」


 堕畜裏が僕の質問に答えた瞬間僕は剣を鞘から抜き、『堕畜裏』の首を斬った。


 

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