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すぐ脱ぐ!最強デバッガーお嬢様ですわ~~~~~~~~!!!  作者: ガンダーラ
最終章 決戦!回れ女子高生!の巻
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決戦!回れ女子高生!の巻(4)

 暗雲の影を落としたタイプレイ。その城下町へと続く正門の周囲にたむろしていたコブリンたちが、突如空から降り注いだ無数の火球によって門ごと盛大に吹き飛びましたわ。


「それゆけ突入ですわ~!!」


 ワタクシを先頭に、ラキスケ、アヤメ、リリィ、その後ろからウォンター・タイプレイの残党連合軍が続き、電光石火の勢いで街に雪崩込みましたわ。


「狙うはヴォルの首ひとつ! ここからはスピード勝負ですわよ!」


 街全体に蔓延ったヴォルの根から生まれたモンスターたち。数こそ多いものの、誰もが生まれたばかりゆえに連携力には欠け、統率のとれた一点突破に対してすぐに反応することはできませんわ! この一度限りの短期決戦こそがワタクシたちの唯一の突破口! 逆に言えば、多勢に無勢かつ根からの瘴気がワタクシたちの生気を吸収することを考えれば、囲まれて長期戦になったら確実におしまいですわ!


「樹の根本まであと300メートル!」


 もちろん敵もいつまでも放っておいてはくれませんわ。隊列後方、兵士数名がゴブリンに足止めを食わされ、隊列からはぐれていくのが見えましたわ。……けれど立ち止まることはできませんの!


「アイスソード、横一閃!」


「ゾゾ流花嫁修業・必殺三年殺し!」


 ラキスケとアヤメが前方を塞ぐゴブリンたちを蹴散らし、ヴォルへの道を切り拓いてくれましたわ!


「まさか自分たちの街に殴り込むなんて思ってませんでしたよ! さあ、とっとと平和な街を取り戻してきてください、アン様!」


「アン! ガツンと熱いやつ、ぶっかけてきちゃってよ!」


 二人が立ち止まってゴブリンたちを足止めしてくれている間に、ワタクシとリリィはついに樹の根本に到達しましたわ!


「リリィ、お願い!」


「はいっ!」


 リリィの掌から火球が放たれると同時に跳躍したワタクシは、足元で火球が爆裂した瞬間、懐から取り出したプラスチックソードを一振りし、バグを利用して空中に見えない足場を作りましたわ!


「続けて!」


「はいっ!」


 少しずつ角度をつけて連発される火球。その爆風に合わせてジャンプと素振りを繰り返し、無駄のないRTA最速ペースで宙を駆け上がっていきますわ!


「ラストッ!」


「はいっ!!」


 ほぼ垂直に放たれた火球爆発を踏み台にし、最後の大跳躍ですわ~!!


「……見えたっ!」


 城塞都市の上空に張り巡らされた無数の枝々を見下ろし、その中心に下半身を樹に埋め込んだスキンヘッド呪術師の姿を視認しましたわ!


「お待たせいましましたわァ~っ!」


 自由落下しつつプラスチックソードを投げ捨て、代わりに背負ったコネクトバッグの口を開き……そして!!


「くらえ強制入浴バズーカですわっ!!」


 空からの奇襲に気付いたヴォルがこちらを振り向きましたがもう遅い! 放水車の如くバッグから放たれた聖水が、樹に守られていないヴォルの上半身に命中いたしましたわ!!


「長かった戦いよ、さらば!」


 枝の上への着地もバッチリ決まりましたわ! いやあ、まさかここまでうまく行くとは正直思ってませんでしたわね!


 モウモウと湯気が立っていてヴォルの姿は見えませんけれど、おそらくドロドロに溶けてしまっていることでしょうね……実にグロですわ。


「………………やれやれ、まさか合成呪術の弱点まで知られていたとはな。やはりあなどれんお嬢さんだ」


 !?


「なっ……どうして!? まともに聖水を浴びたのに!」


 湯気の中から現れたヴォル……その肌にはひとつの傷も無いどころか、むしろ回復効果でツヤツヤになってますわ。


「……これに見覚えはあるかな?」


 ヴォルが右手の甲をこちらに向けると、その中指に光るものがありましたわ。


「それは……!」


「ククク……黄金の指輪だよ。以前、キミが着けていたものだ」

 いかがでしたか~~~~!


 お気に召しましたら「ブックマーク」と「ポイント」で応援いただけたら、ワタクシとっても嬉しいですわ~~~~!


 それから、よろしければ一言コメントで読者様がこれまでに体験した「おもしろバグ」をご報告くださいな!


 もしランク上位に入って次回作を書く機会ができましたら参考にさせていただきますわ~~~~~!!

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