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すぐ脱ぐ!最強デバッガーお嬢様ですわ~~~~~~~~!!!  作者: ガンダーラ
第五章 令和にビキニアーマー!乗っ取られた故郷を取り戻せ!の巻
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令和にビキニアーマー!乗っ取られた故郷を取り戻せ!の巻(14)

「フフ、これぞ武器透明バグ! 装備と解除をすばやく繰り返すことで装備時のグラフィック表示の読み込みが間に合わなくなるのですわ! 猶予が1フレしかないので本番で成功して何よりですわ~! ラキスケえらいですわよ!」


「いやぁ、それほどでも……テレテレ」


 剣士の戦いにおいて間合いは最重要! 武器が透明なら相手はラキスケとの距離を測りづらくなりますわ! これがアイスソードとの戦力差を埋めるための秘策! ……が、兵士長のやつ、割と余裕顔ですわね。


「ふん、小細工だな」


 大剣を構え、じりじりと間合いを詰めてきましたわ。


「ふんっ!」


 相手の大振りの一撃を半身で躱したラキスケが、すかさず反撃のカウンター斬撃! ……を、相手はすばやくその場を飛び退いて避けましたわ。さすが、人間を遥かに凌ぐ反射神経ですわね。……でも。


「……ぬ?」


 兵士長の腕に一筋の傷が走り、そこから緑色の血が滴り落ちましたわ。


「なるほど、確かにやりづらいな。……ならば」


 兵士長は大剣をその場に投げ捨てると、今度は壁に掛けられていた戦斧を手にしましたわ。


「コイツでその見えない剣ごとふっ飛ばせば問題なかろう。……行くぞ!」


 もう一度大振りの一撃が襲ってきましたわ。ナントカのひとつ覚えですけれど、剣と斧では攻撃範囲の広さが段違いですから、さっきのように紙一重で躱すのはリスクが高すぎますし、かと言って受け止めようにも、あの細い片手剣では荷が重すぎますわ。


「くっ……!」


 大きく後ろに飛び退いて躱したラキスケですけれど、二度、三度と繰り返すうち、ついに壁を背負ってしまいましたわ。


「グフフ、追い詰めたぞ。……くらえい!」


「!?」


 意表をついた下からの振り上げ攻撃! 避ける場所のないラキスケはやむなく片手剣でそれを防ぎましたわ。となれば、当然……。


「くあっ!」


 防御が弾かれ、直後、高い天井に見えない剣が刺さった跡だけが現れましたわ。


「手応えありぃ!」


 武器を弾き飛ばされ無防備のラキスケに、大上段から戦斧が振り下ろされる……はずだったのでしょうね。しかし兵士長の動きは止まり、その腕から落ちた戦斧が床で音を立てましたわ。


「あが……が……」


 見えない"もう一本の剣"に喉を貫かれた兵士長は、断末魔すら叫ぶことすらできずにその場に倒れて動かなくなりましたわ。


「ふぅ……」


 ラキスケが透明化したレイピアを抜き身のまま腰に差し、やっと一息つきましたわ。


「アン様、おかげで助かりました。」


「当然ですわ。備えあれば嬉しいなと古来より伝えられておりますからね」


 敵の眼前で透明化バグを行うことにより、相手の意識をそちらに集中させ、事前に透明化しておいたもう一本の武器をカムフラージュするという完璧な作戦ですわ。わざわざ成功率の低いバグを土壇場で行うことと、あえて片手剣を選んだ理由に気が付かなかったことが奴の敗因でしたわね。


※ ※ ※


「たのもーっ! ですわ~!」


 ワタクシたちが扉を蹴飛ばして謁見の間へ突入すると、玉座にもたれかかって居眠りかましていたリトが、ビクンと体を震わせて目を覚ましましたわ。


「ふあっ!?」


「あらリトさん! 昨日ぶりですわね!」

 いかがでしたか~~~~!


 お気に召しましたら「ブックマーク」と「ポイント」で応援いただけたら、ワタクシとっても嬉しいですわ~~~~!


 それから、よろしければ一言コメントで読者様がこれまでに体験した「おもしろバグ」をご報告くださいな!


 もしランク上位に入って次回作を書く機会ができましたら参考にさせていただきますわ~~~~~!!

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