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すぐ脱ぐ!最強デバッガーお嬢様ですわ~~~~~~~~!!!  作者: ガンダーラ
第五章 令和にビキニアーマー!乗っ取られた故郷を取り戻せ!の巻
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令和にビキニアーマー!乗っ取られた故郷を取り戻せ!の巻(10)

「ふっ……オレもようやく気がついたのさ。虐げられた先にある真実の愛に……!」


「へ、ヘンリーお前こんな……すっかり変わり果ててしまって……」


 女王がコホンとひとつ咳払いをして。


「さて本題に戻るが」


 いやその椅子が気になって話に集中できませんですわよ。


「あのトンネルを使ったということは、そちらの国で何か厄介事が起きたのだな?」


「……えっ? あっ、はい。実は……」


 ラキスケがヘンリーを横目でチラチラと見ながら状況を説明しましたわ。なんですのこれ、笑ってはいけない謁見の間かしら?


「……なるほどな。最近、ウォンター王国から外遊のキャンセルを伝えられていたが、実態は王家そのものが乗っ取られていたというわけか。それで、敵の素性はわかっているのか?」


 その質問にラキスケが臍を噛みましたわ。


「それが、皆目見当がつか……」


「ええ、大方予想はついていますわ!」


「えっ!? アン様、それ本当ですか!?」


「もちろん。ワタクシはこの世界のことならなんでも存じておりますのよ。多少、本来のルートから外れているとしても知識の応用は効きますわ」


「して、敵の正体とは?」


「彼女の額に浮かんだ"印"……あれは以前、ダール火山で倒したボスゴーレムに刻まれていたものと同じでしたわ」


 その言葉を聞いたリリィが、心配そうにワタクシの手を握りましたわ。


「印……? 呪術師のサインのことですか? まさか、私の父が……」


「いいえ、リリィ。あなたの父上が命を吹き込めたのはあなた一人だけ……。あのゴーレムにはもう一つ別のサインが上書きされていましたの。アイツにワタクシたちを襲わせたのも、きっとそのサインによる命令ですわ」


「……その口ぶり、心当たりがあるようだな」


 クイン女王の言うとおり。


「ええ。サインの主はおそらく、呪術師ヴォルですわ。今ウォンター王国の玉座に座っているのは奴の手下でしょうね」


「ヴォル? 奴は確か……」


 ヘンリーが四つん這いのまま深刻な顔で呟くと、クイン女王が手にしたムチでそのケツをしばきあげましたわ。


「ひぎぃっ!」


「椅子が許可なしに喋るな」


「も、申し訳ございませんッ! は、発言してもよろしいでしょうか?」


「許可する」


「コホン、それでは。……ヴォルはかつて我が国お抱えの歴史学者だった男だが、ある時から生物を合成する呪術に手を染め、ついには人体実験を行うまでに至ったため、国外追放としたのだ」


 パンイチで女王の下敷きになってる男が真面目なこと喋ってても、何ひとつ響いてきませんわね。ワタクシがちゃんと説得力のある補足をいたしますわ。


「それから、彼は国を追放された後も呪術の研究を続け、そして……このゲームのラスボスになったのですわ」

 いかがでしたか~~~~!


 お気に召しましたら「ブックマーク」と「ポイント」で応援いただけたら、ワタクシとっても嬉しいですわ~~~~!


 それから、よろしければ一言コメントで読者様がこれまでに体験した「おもしろバグ」をご報告くださいな!


 もしランク上位に入って次回作を書く機会ができましたら参考にさせていただきますわ~~~~~!!

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