令和にビキニアーマー!乗っ取られた故郷を取り戻せ!の巻(3)
「アン様……知ってたんですか?」
「ワタクシはこの世界のことならなんでも知ってましてよ」
正体を明かされたラキスケが、なんだか恥ずかしそうにひょっとこのお面を取りましたわ。いや、そのお面を着けてるのも大概恥ずかしいと思いますけど。
「王子?」
「どゆことニャ?」
首を傾げてるリリィたちには説明が必要ですわね。
「その……実はボク、この国の王子なんですよね……」
「嘘くさ」
「顔が庶民」
「……アン様、なんとか言ってやってくださいよ」
「アナタの顔面にまで責任持てませんわよ」
「くっ……わかりました。じゃあ証明してみせます!」
そう言うと、ラキスケは広場の先にある城門へとワタクシたちを連れてきましたわ。
「今から皆さんを国賓として我が城に招待します。それなら信用してもらえるでしょう?」
「あら、お城に戻っていいんですの?」
「ええ。さすがにずっと家を飛び出したままってわけにもいかないので、いい機会だと思って」
「お城かぁ~。普段は入れないから、なんだかワクワクするニャ!」
「ラキスケさんが王子という話が本当なら、ですが」
「ふふん、すぐにリリィさんの疑いを晴らしてみせますよ」
城門の前には、街の入口よりもさらに一回りガタイのいい門番が立っていましたわ。先程はひょっとこのお面のせいでどこの馬の骨だか認識されなかったラキスケですけれど、今度こそ名誉挽回となりますかしら?
「ブライドン王子だ。客を連れて戻ったと父に伝えてくれ」
「……………………」
門番はジロリとラキスケを見下ろすと、怪訝な表情でワタクシたちを睨みつけてきましたわ。……あら、おかしいですわね。ここはすんなり通れるはずですけれど。
「どうした? 王子が帰還したのだぞ。早く通すのだ」
急かすラキスケを無視して、門番は懐から数枚の書類を取り出し、ワタクシたちの顔と何度も見比べてポツリと言いましたわ。
「ふむ……間違いない。手配書通りの連中だ」
ひとりごちたかと思うと、門番はいきなり首から下げた笛を吹き鳴らしましたわ。
「うわっ! うっせー笛ですわね~!」
ワタクシたちが響き渡る高音に身をすくませている間に、アラすっかり十人ばかりの兵士たちに囲まれていましたわ。
「えらい屈強なピクミンたちですわね」
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