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すぐ脱ぐ!最強デバッガーお嬢様ですわ~~~~~~~~!!!  作者: ガンダーラ
第四章 ここはどこ?私はお嬢様?風雲ノース城!の巻
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ここはどこ?私はお嬢様?風雲ノース城!の巻(8)

「えっ! あっ、いやその……!?」


「フフッ」


 慌てるボクの反応を見て、アン様はからかうように頬を赤らめて微笑んだ。


「も、もうっ! はやく服着てください服! バッグの中に、よ、予備のドレスが入ってますから!」


「ふふ、ありがとうございます」


 ………………。


 ……なんだろう。


 この立ち振る舞いは確かにボクの理想のお嬢様だ。これこそ、いつもアン様に求めていたものだ。でも、これは……これは本当にアン様だと言えるのだろうか。心の中に今まで感じたことのない、晴れないモヤがかかっているようだった。


※ ※ ※


 湖の先にも川は続いていた。上流へ進むに従い、その勢いはどんどんと激しさを増していく。そして行き着いた先にあったのは、高さ十メートル以上の開けた巨大空洞と、白い飛沫と轟音を立てて流れ落ちる滝だった。滝の脇に目をやると、岩を削って作られた上り階段が見えた。


「もう少しですよ、アン様」


「は、はい……」


 息を切らして階段を登ると、滝の上を横切る形で吊り橋が掛けられてきた。向こう岸には洞窟の出口らしき光が見える。


「ここを越えればノース城ですね。けど……」


「こ、ここを渡るのですか……?」


 足場となるのは、木製の板を縄で繋げた吊り橋。それ自体はさして珍しいものではない。問題は、そこに手摺りとなる縄が付けられていないことだった。つまり、己のバランス感覚だけで渡りきらねばならないということだ。


「足場自体は渡るのに十分な広さがあるな……。となると、あとはいかに平静を保ち、落ち着いて渡るかだ」


 すさまじい勢いで足元に流れる滝。落ちれば一巻の終わりというプレッシャーが足をすくませる。正直、ボクですら震えているのだ。今のアン様には……。


「む、無理です……。ワタクシ、こんなところ渡れません……!」


 ……ですよね。


「アン様、攻略本にここを安全に越えるためのバグ……いや、裏技は載ってませんか?」


「そ、そうですね……。探してみます!」


 ノートとにらめっこしたアン様は、最後のページまで読んだあと、もう一度初めから熟読し始めた。……ということは、つまり。


「アン様、もしかして……何も載ってませんでしたか?」


「………………………いえ」


「おお! 何と書いてあったんですか?」


「女は度胸」


「…………え?」


「女は度胸」


「それだけですか?」


「はい」


「…………………………」

 いかがでしたか~~~~!


 お気に召しましたら「ブックマーク」と「ポイント」で応援いただけたら、ワタクシとっても嬉しいですわ~~~~!


 それから、よろしければ一言コメントで読者様がこれまでに体験した「おもしろバグ」をご報告くださいな!


 もしランク上位に入って次回作を書く機会ができましたら参考にさせていただきますわ~~~~~!!

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