表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すぐ脱ぐ!最強デバッガーお嬢様ですわ~~~~~~~~!!!  作者: ガンダーラ
第一章 バグにはバグぶつけんだよ!の巻
4/88

バグにはバグぶつけんだよ!の巻 (4)

「職業病ってやつですかしらね? ワタクシ、バグが残っているのがどうしても、どーーーーしても許せないんですの! まして自分で一度潰したバグならなおさらですわ! ゆえに! この世界に蔓延るバグをすべて滅ぼす旅をしておりますの!」


「バグ……っていうのは、さっきの妙に強いゴブリンみたいな……? まさか、あんなおかしな現象が世界中で?」


「その通りですわ! しかしご安心くださいませ! ワタクシはデバッグのエキスパート! バグにはバグで対抗するのみ! そしてそれができるのはワタクシだけですの!」


 そんなワタクシの力説を聞いたラキスケは、顎に手をやって何やら考えてるご様子。まったく、下手の考え休むに似たりですわ~!


「あの……」


「発言を許可いたしますわ」


「その旅、ボクも連れて行ってもらえませんか? まだ修行中の身ですが、この世界の平和を守りたいという気持ちは……」


「はい不純~! 志望動機が実に不純ですわ~!」


「……は?」


「世界の平和とか言ってる輩が一番うさんくさいなんて今どき新生児でも知ってる常識ですわよ! それならいっそ不労所得が欲しいだの、払った以上の年金を保証してほしいだの言ってる方がまーだ信用できますわ~!」


「そ、それは……」


「正直におっしゃいなさい、正直に」


「うっ……」


 ラキスケはグッと拳を握りしめ、しばし歯を食いしばって震えておりました後、ようやく決意の表情でワタクシの目をジッと見つめて言いましたわ。


「ボ、ボクは……」


「ボクは?」


「お……」


「お?」


「お嬢様が! 性癖なんです!」


「将来の夢は?」


「巨大お嬢様の金髪縦ロールに締め付けられ恵方に向かって食われることです」


「かなりの猛者ですわね~! レベルカンストしてますわ~! でも正直なところが気に入りましたわ! よろしゅうございます! 同行を許可いたしますわ~!」


「えっ、本当にいいんですか? 頭大丈夫ですか?」


「それはお互い様ですわ!」


 かくしてワタクシとラキスケの全世界バグぶっ潰しツアーが始まったのですわ!

 いかがでしたか~~~~!


 お気に召しましたら「ブックマーク」と「ポイント」で応援いただけたら、ワタクシとっても嬉しいですわ~~~~!


 それから、よろしければ一言コメントで読者様がこれまでに体験した「おもしろバグ」をご報告くださいな!


 もしランク上位に入って次回作を書く機会ができましたら参考にさせていただきますわ~~~~~!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ