脱げよオアシス!増えよ金!咲いて見せろよ百合の花!の巻(10)
「いよいよ今晩、アマルカネ邸から黄金の指輪を盗み出しますわよ! ラキスケ、資金は十分貯まりましたわね?」
「はいっ! さっき銀行に両替に行ったらめちゃくちゃ嫌な顔されましたけど!」
そりゃアホほど小銭の入った袋を山盛り持ってこられたらムカつきますわよね。
「アヤメ! 特訓の成果はいかがかしら!」
「……………………」
「そう! 『黙ってればお嬢様作戦』ですわね!」
さて、いよいよですわ。
「では潜入装備調達のため、いざショッピングですわ~!」
※ ※ ※
「…………遅いなぁ」
ラキスケの愚痴が試着室のカーテン越しに聞こえてきますわ。女性の服選びと試着には時間がかかるということ、ホント殿方には理解できませんのね。では……。
「おまたせしましたわー!」
サッとカーテンを開き、ファッションショーの開幕ですわ!
「えっと、アン様……。あの……その真っ赤な服なんなんですか? 足のスリットがえぐいんですけど……」
「あら、そこがチャイナドレスの魅力でしょう? ほら」
片足を上げて魅力アピールですわ。……あら、これ思ったより太ももの付け根まで露わになりますわね。ちょっと大胆すぎるかしら?
「は、はしたないですよっ!」
「ラキスケ、顔が赤いですわよ。……ふふっ、これなら会場中の男性に注目されること間違いなしですわね!」
「いや、盗みを働こうってのに目立ちすぎちゃダメでしょ!」
「あらそうでしたわね。」
「あの……着てみたけど……これなに?」
ワタクシに続いてアヤメが試着室から出てきましたわ。ノースリーブ、ロングスカートの真っ白なワンピースに麦わら帽子。アヤメの長い黒髪によく似合ってますわね~!
「これ、ぜんぜんパーティー向けの服じゃないと思うんだけど」
「いい! いいですわ~! 陰キャの夢が詰まってますわ~! やっぱりアナタそういうのめちゃめちゃ似合いますわね!」
「結局アンが着せたいだけ」
「アナタのぶんは後でちゃんと選びますから! はい次はコレ着てくださいな!」
「何、このキモノってやつ。すっごく重そう」
「ちょっと! ちょっとだから! ちょっと着るだけだから! お願いしますわ~!」
「はいはい……」
嫌がりながらもちゃんと試着室へ戻っていくアヤメの素直さが好きですわ~。
「ではワタクシ、次は以前から気になっていたこの際どいビキニを……」
「……いつまでやるんですか、これ?」
「頼んでいたモノができあがるまでですわよ」
「頼んでいた……?」
「後でわかりますわ~」
いかがでしたか~~~~!
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