表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すぐ脱ぐ!最強デバッガーお嬢様ですわ~~~~~~~~!!!  作者: ガンダーラ
第二章 脱げよオアシス!増えよ金!咲いて見せろよ百合の花!の巻
23/88

脱げよオアシス!増えよ金!咲いて見せろよ百合の花!の巻(9)

「この熊ひとつください」


「この熊ひとつ売ります」


「この熊ひとつください」


「この熊ひとつ売ります」


「この熊ひとつ…………」


 店の中から抑揚も感情も失ったゆっくり生首みたいなラキスケの声が聞こえてきますわ。


「ラキスケ、様子を見に来ましてよ! 熊はたくさん取引できまして?」


「この熊ひとつ…………この熊ひとつ…………」


 単純作業のフルマラソンで頭ブッ壊れてますわね。


「ラキスケッ!!!」


「クマッ! ……あっ、アン様じゃないですか」


「調子はどうですの? お金は貯まりまして?」


「え……? あ、えーと、小銭はこっちの袋に……うわっ、いつの間にこんなに!?」


 どうやら途中から無意識状態でやってらしたようですわね。


「えっと、三袋と半分です! んー金額は……あの……まさか手で数えるんですかこれ?」


「Stupid guy! そんなことしてたら日が暮れますわよ! ぜんぶ同じ10ゴールド硬貨ですから、一袋あたりの重量で大体の金額がわかるようにしてありますわ!」


「かしこい」


「ありがと♡」


「ところで、そっちのブートキャンプはどんな様子なんですか? あのアヤメさんがそう簡単におしとやかなお嬢様になるとは思えないんですが……」


「ふふっ! ……これを見てもまだそんなことが言えますかしら!」


 その声を合図に、ワタクシの後ろからうつむき加減のアヤメがしずしずと姿を見せ、上目遣いでラキスケに微笑みかけましたわ。


「え~!? ドキッとした!」


「でしょう?」


「一体どんな手を使ったんですか?」


「……………………」


 アヤメは再びラキスケに微笑みかけましたわ。


「あのアヤメさんですらこうなるんですから、きっと世界中すべての女性をお嬢様にできますよ! ねえ、一体どうやったんですか?」


「…………………………」


 アヤメは変わらずニッコリとモナリザのような微笑みをたたえていますわ。


「あのガサツで子供みたいなアヤメさんが見違えましたよ! いやーすごいなぁ! まるで本当にお嬢様みたいだ! とても同じ人間とは思えない!」


「……………………べ」


「えっ、アヤメさん何ですか? 聞こえなかった、もっかい言ってください!」


「………………滅べ」


 笑顔のまま振るわれたアヤメの剛腕によってラキスケが壁まで吹っ飛んでいきましたわ。


「今のは性癖に溺れて昨今のポリコレ情勢への配慮を欠いたラキスケが悪いですわね」


「ぜ、全然お嬢様できてないじゃないですか……ぐふっ」


 死にましたわ。


「あーもう限界! こんなヒール履いて大人しくしてろなんて無理!」


「あら、そうかしら? 特訓を始めた頃に比べれば随分お嬢様らしくなりましたわよ」


「そうかなあ……」


 幸い、まだパーティーまでには時間がありますわ。アヤメの特訓とラキスケの資金調達……あとは潜入に必要なものを見繕わないといけませんわね!


※ ※ ※


 そして!


 あっという間に潜入当日の朝! ですわ~!

 いかがでしたか~~~~!


 お気に召しましたら「ブックマーク」と「ポイント」で応援いただけたら、ワタクシとっても嬉しいですわ~~~~! たくさんの皆さまに読んでいただきたいので、連載中に応援いただけましたら、もっともっと嬉しいですわ~~~~!


 それから、よろしければ一言コメントで読者様がこれまでに体験した「おもしろバグ」をご報告くださいな!


 もしランク上位に入って次回作を書く機会ができましたら参考にさせていただきますわ~~~~~!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ