表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アメリア史  作者: ヴェルナー・フォン・ブラウン
マリアンヌ・赤男戦争
2/15

開戦

皆様ヴェルナー・フォン・ブラウンです。

皆様には馴染みの無い用語ばかりで、申し訳ありません。

まず女将というのは我々の世界でいうところの、将軍や提督だと思ってください。

それに主人公の彼女アメリアの階級大嬢は大尉の階級に相当します。後元嬢院とは議会だと思っていただければ理解しやすいはずです。

リンダ大姫は大佐の階級に相当します。

では最初に本編の前に、この前書きを読めば内容がわかるでしょう。では、また次回。

アメリア大陸は北と南がある。最初にアメリア大陸に入植したのはイサベル后国とファティマ妃国である。

だがイサベル后国が関心を寄せたのは資源が豊富な南アメリア大陸でありまた、北アメリア大陸はこれといった資源がなく入植した国はアリス妃国とマリアンヌ妃国であった。

次第にイサベル后国は、植民地の独立戦争や経済の衰退によりその覇権に陰りが生じていたのに対して、アリス妃国とマリアンヌ妃国は経済や軍事力を強化しユリア界やアメリア大陸で覇権争いを、するようになっていった。

まず最初に仕掛けたのはマリアンヌ妃国であった。マリアンヌ妃国は先住民の赤男と同盟してアリス妃国の砦を攻撃こうして、マリアンヌ・赤男戦争が始まったのである。

そして物語は始まる。

アメリア・チューダーはクリスティーナ女将から、呼び出されて司令部の扉をノックした。

扉の奥から入室の許可が入り入室した。そこでは上官のクリスティーナ女将と副官とおぼしき女性が背後に控えていた。

アメリア大嬢今から第八師団エディンバラ連隊に着任しました。御用件とはなんでしょうか?

するとクリスティーナ女将から任務の内容がつげられた。

貴女には大至急タイコンデロガ砦に向かってほしいわ、今砦はマリアンヌ軍と赤男の戦士の攻撃を受け現地のリンダ大姫から救援要請が届いているのよ。

アメリアが口を開く、敵の規模はどのくらいでしょうか?

それがマリアンヌ軍一個大隊に数千人の赤男の戦士と聞いているわ、それにこちらが出せる兵力は二個中隊と、数百人の民兵が限度よ。

アメリアは内心もっと兵娘を出せないのかと思った。

アメリア大嬢には民兵を率いてもらうわ、アメリアがそれに意見した。もっと兵士の数は出せないんですか?

すると女将は今どこの戦線でも救援要請が来ているわ、それにリンダ大姫は、元嬢院の大婦にコネがある娘よ万一砦が陥落してリンダが捕虜になることが、無いように政府からお達しがきているの。

ですが例え捕虜になってもマリアンヌ軍がリンダ大姫や部下の兵士達を赤男の慰み物にするとは、おもえませんが。

そうかも知れないけれど、元嬢院から通達が来ている以上無視する訳にはいかないのよ。それにこの作戦が成功したら貴女を民兵隊の大嬢から、正規軍の大嬢にする事もできるわ。

それを聞いてアメリアはこの不利な作戦に挑む勇気が湧いて来るのを感じた。

それを聞いてアメリアは解りました。明日の早朝部隊を率いて出発します。任務が成功するよう最善を尽くします。これにて失礼します。彼女の初任務がこれから始まるのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ