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378 修理開始するも、衝撃の事態に!?

 

 近づいて破損箇所を確認していく。


 うん、問題ない。ちゃんと修理できているな。



「一つ終わりました。次に行きますね」


「「「え!?」」」


 俺の言葉を聞き、漁師達が固まる。


 今の内にドンドンやっていこう。


「次は三つまとめていくか……。よっと!」


 と、錬金術を発動。


 修理箇所は違えど、やる事は一緒。


 さっきより短時間で修理が完了する。


「「「はぁ!?」」」


 漁師達が声を上げるも、気にせず次にいこう。


「次、次っと。はい、終わりました」


 連続で錬金術を発動し、一気に全ての船の修理を済ませる。


 予想以上に楽勝だったな。


「ウソだろ!? 見た目が綺麗になっただけじゃないのか?」


 漁師の一人が疑問の声を上げる。


「中も確認してみてください。もし、問題があったら、調整しますので言ってくださいね」


 俺は皆の前でそう説明し、それぞれの船を確認してくるように促した。


「お、おう。船を見てくるわ」


「俺も……」


 俺の説明を聞き、皆が自分の船に確認に向かう。


 自分の船なら小さな破損も気づきやすいし、最終チェックに丁度良い。


 これで問題なければ海に運ぶかな。


 …………


 しばらく待っていると、チェックを終えた漁師達が集まり出した。


「どうでしたか?」


「問題ねえ……。というか、なさ過ぎて怖い。まるで新品みたいになってやがる」


「だよな? 色々おかしいだろ、これ」


「どう見ても一瞬だったのに。なんだ、あれ……」


 俺の修理方法に疑問を感じ、不安がる面々。


 これはちゃんと説明して、不安を払拭しておいた方が良さそうだな。


「錬金術です」


「「「そんな錬金術はねえ!」」」


「えぇ……〜」


 説明したら全員から全力で全否定されてしまった。


 どういうことだ……。


「まあ、直ったんだし、良しとしておくか」


「なんで、そんな言い方なんですか!」


 俺が頑張って直したというのに、酷い言われようである。


「いや、なんか怪しすぎて素直に喜べねえ……」


「だよな……。ハリボテなんじゃないかって疑うぐらいだぜ……」


「そんなぁ……〜。頑張ったのに……」


 漁師達の言いようにガックリと崩れ落ちる俺。


 こんなに完璧に修理したというのに驚くほど評価が低い……。


 するとミミが背中を撫でてくれた。


『マスターは、凄いの! かっこよかったの!』


「ありがとう、ミミ」


 慰めてくれるミミにお礼を言う。


 く、出来る精霊だぜ。


 っと、そういえば修理料金の話をしておかないと。


「今日までに修理を終えてしまっている人と不公平感が出るとまずいので、料金はちゃんと同額いただきますからね?」


 俺としては無料でも構わないが、俺が修理する前にお金を払って修理した人と違いが出るのはまずい。


 ここはしっかりと頂いておこう。


「分かった。払う。だが、海に出て問題があったら、ただじゃおかねえからな」


「大丈夫ですって」


 尚も疑われる俺。


 一瞬で修理したのがまずかったかな……。


「秒で直した船に乗るこっちの身にもなってみろ。怖いなんてもんじゃねえぞ」


「ちゃんと直ってますから!」


 善意から引き受けた仕事だったが、散々な言われようであった。


 だけど、これで漁に出られるはず。祭りにも間に合ったし、良かった。


 その後、皆から修理代金を回収。


 お金を貰った船から船着場へ運んでいく。


 俺が船を軽々と持ち上げて運ぶさまを見て、皆からはドン引きされたのはご愛嬌。


 修理の一件はこれでなんとか片付いたな。


「後は依頼のモンスターを解体して、ギルドへ行くか。いや、先にお昼にしよう」


 結局バタバタしていて、お昼をまだ食べていなかった。


 ずっと待ってくれていたミミも、お腹をすかせているだろう。





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