表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

357/415

357 久しぶりに処理するも、とんでもない数に!?

 

 ギルドマスターの部屋から辞去し、受付で報酬を受け取った後、素材買取所へ立ち寄る。


 解体した素材が結構たまったんだよね。


 無人島を拠点にした結果、群れで活動するモンスターと頻繁に遭遇できたので、かなりの討伐数になった。


 時間短縮目的で無人島を選んだが、その結果かなりことが上手く運んだのだ。


「お、久しぶりだな。今日の持ち込み量はどのくらいなんだ?」


 と、パットさんが気さくな感じで出迎えてくれる。


「どうしましょう? どのくらいまでならいけますか」


 限界が分からないので、逆に尋ねた。


 アイテムボックスを軽くするためにも、OKと言う限界ギリギリまで売ってしまいたい。


「おっと、大きく出たな。今なら、多目に出しても大丈夫だぜ」


「そうなんですか?」


「もうすぐ祭りの準備が始まる。そうすると冒険者も手伝いに入るから、持ち込み量が減るんだ。だから、俺たちはちょっと暇になるってわけさ」


「なら二百で」


 今回は海のモンスターがメインになる。


 倒した個体はどれもそれほど大きくなかったので、多目に出してもなんとかなるだろうという算段だ。


「多目とは言ったけど……。まあ、いいだろう。丁度空いている倉庫があるから、なんとかなるか。付いてきな」


 俺が言った数を聞き、パットさんが一瞬怯む。


 しかし、覚悟を決めたような表情で倉庫へ案内してくれた。


 俺は手馴れた動作で解体済みの素材をモンスター二百匹分出していく。


 そういえば討伐証明部位も溜まっているんだった。


 後でもう一度ギルドに寄っていくか。


 そんな事を考えながら素材を置いて行くと、倉庫はあっという間にパンパンになってしまった。


「ほんとに二百あるとはな……。これだけあると査定にも時間がかかる。明日の夕方くらいに出なおしておくれ」


「分かりました。よろしくお願いします」


「高額になる事だけは保証するから、安心しな」


 と言いつつ肩を叩いてくるパットさんに挨拶し、俺は素材買取所を後にした。


 そして、再度ギルドの受付へ戻る。


「あら、まるもっちーさん、忘れ物ですか?」


「討伐依頼のことを忘れていたんです。手続きをお願いします」


 そう言って、討伐証明部位が詰まった袋を見せる。


「また、すごい量ですね……」


「明日もギルドに来るので、分割したんですけど」


 一度に渡すと大変だろうと思って、少なめにしたんだけど驚かれてしまった。


 明日も同量持って来ようと考えていたんだけど、大丈夫かな。


「え……。それって明日も同じ量持って来るってことですよね?」


「明日じゃなくてもいいですけど。間隔をあけた方がいいですか?」


 折角街に戻ったのだから、ずっと無人島にこもって溜めていた分を処理してしまいたい。


 そうしないとまた溜まってきそうなんだよね……。


「……いえ、それなら今日全部出して下さい。もうすぐ祭りの準備が始まるので、仕事を溜めたくないんですよ」


 素材買取所は祭りの準備が始まると暇になるみたいだが、ギルドは祭りの準備に参加するので忙しくなる。


 だから、早めに処理してしまいたいわけか。


「分かりました。それじゃあ全部お願いします。それと、俺も祭りの準備に参加するので、その時はよろしくお願いしますね」


「こちらこそ。それでは手続きしますので、しばらくお待ち下さい」


 エラさんは俺から討伐証明部位を受け取り、手続きを始めた。


 …………


「それではこちらが報酬と明細になります。ちょっと数が多いので口頭ではなく、書類でお渡ししますね。金額の確認をお願いします」


 そういって明細と報酬を渡してくれる。


 受け取った明細には金貨千二百四十枚と書かれていた。


 袋を空けてみると、魔銀貨と金貨がぎっしり詰まっていた。


 確認してみると、ちゃんと千二百四十枚分ある。


 後でフローラさんと山分けにしよう。


「確かに。ありがとうございました。あ、そうだ、依頼を出したいんですけど」


「また剣術指南ですか?」


「いえ、今度は素手で戦う格闘術です」


 剣、というか武器の類いは諦めた。


 ドミニクさんに指摘されたとおり、俺と武器の相性は悪い。


 悩んだ末に辿り着いた答えが、格闘術。


 俺のパンチは巨大なモンスターを吹っ飛ばすほどの威力を秘めている。


 この力を伸ばしていけば、使い物になりそうな気がしたんだよね。


「それは依頼を出しても誰も来ないですよ」


「え、ダメですか?」





 本作品を読んでいただき、ありがとうございます!


 面白い、続きが読みたいと思っていただけたなら、

 広告の下のブックマークの登録、

 ポイント投入欄を☆☆☆☆から★★★★★にしていただけると、作者の励みになります!


 よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

   

新連載は、こちらから読めます!

   

   

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ