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322 潜水練習を開始したら、衝撃の事態に!?

 

 翌日の朝。


 ミミの水泳教室のため、昨日と同じく砂浜へ向かう。


「じゃあ、今日は海で泳ぐ練習をしようか」


 今回はプールを出さずに、海で練習していく。


 練習二日目にして、最終段階に到達だ。


『はい!』


 潜水服に着替えたミミが元気よく挙手した。


「まずは浮き輪で泳いで、その後は潜ってみようか」


『マスター、泳いできていい?』


 浮き輪を抱えたミミが、そわそわした様子で聞いてきた。


 待ちきれないといった雰囲気が伝わってくる。


 きっと泳ぎを覚えたてで、何をやっても楽しくて仕方ないのだろう。


「いいよ。あまり遠くには行かないでね」


 モンスター避けなるものがあるらしいので、街の近くならモンスターはほぼいない。


 危険が伴うので海水浴は推奨されていないが、そうそう危ない目には遭わないだろう。


『うん! 行ってくるね!』


 俺の返事を聞いたミミは、海へ向かって駆け出した。


 ミミは海に入ると、バタ足を開始。


 強烈な水飛沫を上げながら、自由自在に泳ぎ始めた。


「随分と上達したなぁ」


 凄まじい勢いで海を泳ぐミミの姿を見ていると頼もしさすら覚える。


「とってもかわいい……。でも私では、追いつけないです……」


「凄い速さですよね」


 フローラさんの言葉に頷く。


 浮き輪を抱えたミミは、水上バイクも真っ青な速度で楽しそうに泳いでいた。


「それは、まるもっちーさんもです」


 と、付け足される。


 俺も水中で泳ぐ際、結構な速度が出せる。


 レベルカンストの恩恵である。


「まあ、速く動けるとモンスターも一杯倒せるし、いいじゃないですか」


「それは、そうなんですけど……」


 フローラさんが納得出来ないといった感じで言いよどむ中、ミミが海から上がってきた。


『マスター! うまく泳げたよ! 見てた?』


「うん。上手に泳げていたね」


 と、頭を撫でる。


 たった二日でここまでマスターしてしまうなんて、凄い。


 短期間で習得できたのは能力値の高さが関係しているが、元々何事にも楽しんで取り組める性格がそれを後押ししているのだろう。


『えへへ……』


「じゃあ次は潜ってみよう。俺も一緒に行くからね。ヘルメットを付けようか」


『はーい!』


 ヘルメットを着用し、ウエイトベストを着込めば準備完了だ。


 さて、ここからが本番だ。


 潜れるようになれば、モンスター討伐にも同行させられる


 今の調子を維持すれば容易いだろう。


 準備を整えた俺たちはボートに乗り、もう少し水深の深い所まで移動した。


「この辺りでいいかな」


 ボートアンカーを下ろし、ボートを固定する。


 潜って泳ぐだけだから、あまり遠くに行く必要もない。


 岸からある程度離れたら、それで充分だ。


「フローラさんは船の番をお願いします」


「分かりました」


「よし、やってみようか」


 ミミの方へ振り返り、声をかける。


『潜っていい?』


 ヘルメットを着けたミミがワクワクを隠せない様子で聞いてくる。


 早く海に潜りたくてうずうずしているようだ。


「いいよ。海に入ったら俺が来るまで待っていてね」


『うん!』


 元気よく返事をしたミミが海に飛び込む。


「それじゃあ、行ってきます」


「お気をつけて」


 フローラさんにひと言言った俺も、ミミの後に続いて海へ飛び込んだ。


 軽く潜り、ミミの側へ近づく。


『マスター! お魚が一杯だよ!』


 海中の景色に目を奪われたミミが、嬉しそうにクルクル回る。


「うんうん。沢山泳いでるね」


 この辺りはモンスター避けが効いているエリアだ。


 モンスターはおらず、食用に適さない小ぶりな魚が自由気ままに泳いでいる。


『追いかけっこしてもいい?』


「いいよ。俺もついていくね」


『んふー♪ 待って〜』


 ミミは魚を追いかけて遊び出した。




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