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306 パットさんから衝撃の発言が!?

 

「そうですね。これで一旦街に帰ります。けど、その前に……」



 最近、解体をサボっていたので、アイテムボックスに死骸が溜まっている。


 あれらを処理してしまわないと……。


 俺はアイテムボックスから倒した死骸を取り出し、地面へ置いて行く。


「ああ、解体するんですね……」


 俺の行動を見て、フローラさんがどこか達観した表情で呟いた。


「そうです。結構溜まってきたんで、全部解体してしまいます」


 フローラさんの前で解体するのも何度目になるだろう。


 最近は錬金術を見られても、それほど驚かれなくなった。


 前は大声を上げていたが、最近は呆れ顔で見つめるに留まっている感じだ。


 …………


 溜まっていた全ての死骸の解体を済ませたころには、時間も結構経っていた。


「ふぅ、解体も完了っと」


『お疲れ様!』


 と、ミミが労をねぎらってくれる。


「あっという間だった……」


「それじゃあ、街に戻りますか」


「……わ、分かりました」


 俺は身を硬くして身構えるフローラさんを横抱きにすると、街へ向かって走り出した。


 それなりの速度で走りぬけ、一気に街に到着。


 まずは素材買取所に向かう。


「こんにちは」


 中に入って挨拶すると、パットさんが出迎えてくれる。


「おう、いらっしゃい。この時間に来るのは珍しいな。今日も買い取りか?」


「はい、いつものやつです。お願いします」


「お前が持ち込んでくれるのは綺麗に捌いてあるから、すぐはける。いくらでも引き受けるぜ?」


 笑顔のパットさんが、軽口を交えつつ話してくれる。


 どうやら俺が持ち込んだ素材は中々好評なようだ。


 いくらでも問題ないと言っているし、ここは溜まった分を全部出しちゃうか。


「それなら二百いっても大丈夫ですか?」


「おいおい、そりゃまたぶっ飛んだ数字だな……」


「今回で森での討伐は切り上げます。次は海に行くので、しばらく持ち込みに来れなくなるか、持ち込み量が減ると思います」


「おお! ってことは森のモンスターの数を減らせたってことだな」


「はい。街の近辺では簡単に遭遇できないくらいには減らせたと思います」


「そりゃあ、あれだけ持ち込んでたんだから、当たり前か……」


「ですね」


 素材買取所へ来た時は、毎度倉庫が埋まる量を持ち込んでいた。


 そんなことを続けていたんだから、遭遇率が下がるのも当たり前だ。


「これで祭りに来る観光客の事故も減るだろう。俺からも礼を言う。助かったよ」


「いえいえ、ただモンスターを倒しただけなんで」


「で、次は海に行くってわけか」


「海での戦闘は初めてなんで、森のようにうまくいくか、自信がないんですよねぇ」


 こればかりはやってみないと分からない。


「無茶はするなよ。森のモンスターが減っただけでも、充分なんだからな」


「はい、気をつけます」


「二百、引き受けるぜ。だからしばらく海のモンスターは、持ってこなくていいからな?」


 と、パットさんが俺を見つめる視線を強めてくる。


 これは、しばらく持ち込めないな……。


「まあ、それはやってみないと分からないですね」


「おいおい、お手柔らかに頼むぜ?」


 俺は笑うパットさんに、解体を済ませた素材を引き渡す。


 数が数だけに、査定にはしばらくかかるとのこと。


 まあ、こればっかりはしょうがない。




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