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176 止まらない揚げ物! 衝撃の数量に……!


 完成した黒っぽい液体を舐めれば、ソースの味がした。


 長い戦いだったが何とか失敗せずに中濃ソースを完成させることが出来たのだ。



 これは嬉しいぞ。


 こいつをコロッケにつけて食えばさぞかし旨いに違いない。


 今日の夕食が今から楽しみである。


「ソースも出来たし、次はコロッケを作るとしますか」


 まずは細かく切ったたまねぎを飴色になるまで炒めて取り出す。


 次に合いびき肉を自作する。


 アックスブルの肉とラッシュボアの肉を七対三から六対四くらいを意識してカット。


 そこへ、別の料理で余った端切れ肉も追加。


 それらをひたすら細かく切ってひき肉にして混ぜ合わせれば、自作合いびき肉の完成だ。


 それを塩コショウして炒めて火を通す。


 同時進行で茹でておいたジャガイモを取り出して、ボウルで潰す。


 ジャガイモの食感を残すなら荒めに潰した方がいいのだろうが、火の通りが均一にならなさそうなので、しっかり目に潰してしまう。


 潰したジャガイモの入ったボウルにタマネギと肉を投入。塩コショウして、混ぜる。


 混ざったら、掌サイズ分を取り出し、小判型に成形。


 この工程はミミにも手伝ってもらい、二人で頑張った。


 綺麗な形にするのにちょっと苦戦したが、作る量が多いので次第に慣れていく。


 ここでもミミの器用さが存分に発揮される。俺よりも成形に慣れるのが早く、綺麗なコロッケを増産してくれた。


 後は、揚げていくだけだ。


「う〜ん……、出来たばかりの小屋に油染みが付くのはいやだな……」


 ここに来て新築の家での揚げ物に躊躇してしまう。


 まだ塗装もしていないから油が染みになりそうなんだよな。


 まあ、魔法で綺麗にできるが、せめて今日くらいは汚さずに使いたい。


「ここからは外でするか」


 と、ログハウスを片付け、外に移動する。


 改めてテーブルなどをセッティングし、準備を整えなおした。


 さて、揚げていきますか。


 成形したコロッケを、トンカツと同様に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付けていく。


 後は揚げ油に順次投入。


 今回は中身の火が通って食べれる状態なので、表面さえ揚がれば失敗はない、はず……。


 しっかり狐色になったら大皿に盛って、ポテトコロッケは完成だ。


 いい匂いがしているし、うまくいっている感じがする。


 試しにミミと一緒にひとつ試食してみると、外はサクサク中はホクホクといった感じで非常に旨かった。


 ここまでで出来たコロッケは大皿へ山盛りにして五皿。中々壮観な眺めである。


 さて、六皿目に行くとしますか。


 試食を終え、コロッケ作りを再開する。バンバン揚げていくぜ。


「まるもっちー……、こんなところで何やってるの?」


「え?」


 コロッケ作りに没頭していると、不意に声をかけられる。


 振り向けば、背後に驚きの表情で固まるクラリッサさんが居た。


 次いでライラさんも現れ、目を丸くる。


「めっちゃ揚げてるじゃん……」



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