表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

154/415

154 新たな出会い! とんでもない事態に……!

 

「おっと、もうそんな時間か。夕飯の買出しに行こうか」



 ミミと外を眺め、随分と時間が経過していたことに気付く。


 掃除に集中しすぎて、買出しのことをすっかり忘れていた。


『はーい! お買い物!』


 俺とミミは慌てて工房の外へと出た。


 すると丁度ヴィヴィアンさんの工房から出てきた人たちとばったり鉢合わせとなる。


「あ、お隣さんから誰か出てきた」


「大きくてかわいいのと、小さくてかわいいのだね」


 垂れ耳の犬っぽい雰囲気を持つ女性と、ドーベルマンのような凛々しい雰囲気を感じさせる女性がこちらを見て話している。


 きっとヴィヴィアンさんの助手の方だろう。


「こんにちは。今日からジョゼさんの助手になった、まるもっちーと言います。こっちはミミです。よろしくお願いします」


『こんにちは!』


 と、二人でご挨拶。


 お隣さんだし、こういうところはしっかりしておかないとね。


「ヴィヴィアン先生が言ってたジョゼさんの助手かぁ」


「先生が言ってた通り、かわいいね」


「私はクラリッサ。先生の一番弟子であり右腕よ」


「私はライラ。先生の二番弟子であり左腕よ。二人はどこへ行くの?」


 ドーベルマンっぽい雰囲気の長身の人がクラリッサさん。


 垂れ耳で丸顔の人がライラさんか。


「夕飯の買出しですね」


 二人に問われ、行き先を答える。


 何を作るかは決めていないから、歩きながら考えないとな。


「なら私たちと同じじゃない。一緒に行きましょ」


「そうね、お買い得なお店を教えてあげるわ」


「ありがとうございます」


 二人に誘われ、皆で買い物へ向かうこととなる。


 この街には詳しくないし、助かるな。


『一緒にお買い物だね!』


「そうだね。良いお店を教えてくれるんだって」


 ミミと手をつなぎ、先を行く二人を追う。


 というわけで偶然一緒になった二人に案内され、買い物に向かった。


「かっこいい服ですね。制服ですか?」


 道中、クラリッサさんとライラさんの服がお揃いだったので聞いてみた。


 ヴィヴィアンさんの工房の制服的なものだろうか。


「中々目の付け所がいいね。これはヴィヴィアン先生がデザインした服なんだ」


「皆お揃いなんだよ。作業着もかっこいいんだから」


「へぇ、チームって感じがしていいですね」


 作業着も別にあるのか。


 服が揃っていると、精鋭集団って感じがしてかっこいいな。


「でしょー。まるもっちーはその服が仕事着?」


 うんうんと頷いたライラさんが、俺の服に視線を向けてくる。


「結構ボロボロになってるね。使いこんだ感じがして渋いかも」


 クラリッサさんが俺の服をダメージ加工と勘違いしたようだ。


 服の話題になったため、今自分が着ているオーバーオールについて二人に聞かれる。


「ああ、これは冒険者の依頼をこなすうちに傷んでしまったんですよ。そろそろ新調しないとなぁ……」


 こいつとは様々な戦闘を一緒に潜り抜けてきた。


 今まで破けずに頑張ってきてくれたが、さすがにボロボロだ。


 そろそろ買い替え時だよな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

   

新連載は、こちらから読めます!

   

   

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ