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153 掃除が終了するも、とんでもない結果に……!

 

「さて、次は本かな。綺麗に分類したいけど、難しいから適当にしまっていくか。ミミは棚の下段に本を入れていってくれるかな。俺は上段に詰めていくよ」


『はーい! お皿と一緒だね』


 手を上げて返事をしてくれるミミと一緒になって、本を本棚へとしまっていく。


 元あった位置に戻したいところだが、こればかりは本人にしか分からない。


 今回は適当に直して、後で微調整していけばいいか。


 ゴミを片付け、洗濯物を片付け、本をしまうと、随分と見晴らしが良くなってきた。


「大分床が見えてきたな」


『通り道が出来てきたね!』


 ミミと二人、掃除の成果があがっていることに喜ぶ。


 こうやって目に見えて結果が分かるのは、やりがいを感じるな。


 次は床に散らばる道具類を片付けていくか。


「道具類も場所が分からないから、ひとまず木箱に突っ込んでいくか」


『お片づけだね!』


 散らかっている品々は、魔道具を作るのに使う工具と思われるもの、魔道具の試作品、容器、計量器具、塗料、と様々だ。


 なんとなく分類はできるけど、正確には無理。


 ここは一旦大きい木箱でざっくり分別して、後でジョゼさんに確認してもらうしかないな。


 俺とミミは散らばる品々と木箱を往復しながら、片づけを済ませる。


「こんなものかな……。まだ埃っぽいか……」


 一応通路も確保できたし、俺たちが寝泊りできるスペースもできた。


 後は微調整だけで、大物は全部片付けた。


 しかし、部屋全体がどうにも埃っぽい。


 物が置きっ放しになっていたから、掃除が行き届いていないのだ。


『魔法かける?』


「そっか、家全体にかければスッキリするか」


 ミミの問いかけに、魔法をかければいいのかと気付く。


 今までは服や体など、比較的小さいものを対象に使ってきたので、そういう発想に辿り着かなかった。


 要するに、家をひとつの対象と設定して魔法をかけてしまえばいいのだ。


「魔力清掃っと」


 お試し感覚で、家全体をターゲットとして生活魔法をかけてみる。


 魔法は成功し、部屋全体から埃っぽさが消えてスッキリした。


 元々光沢のある素材の床や壁は自分の姿が映り込み、汚れなどどこにもない。


 文句のつけようがない綺麗な仕上がりとなった。


『わぁ、ピカピカになったね!』


「窓までツルツルだな……。まあ、綺麗になったしいいか」


 想像以上の効果に驚きつつも、結果オーライ。


 ミミと二人、綺麗に仕上がった窓から街の景色を眺める。


『マスター、夕焼けが綺麗だね』


「おっと、もうそんな時間か。夕飯の買出しに行こうか」



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