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152 ミミの隠された実力が発揮! とんでもない結果に……!?

 

 ミミも生活魔法は得意なので、ここはお任せしよう。



『魔力清掃!』


 ミミが両手をかざし、魔法名を唱える。


 すると、山積みとなっていた汚れた食器類が綺麗に洗い上げられピカピカになった。


 魔法の余波で、流しや周囲の家具も綺麗になっているはご愛嬌。


 生活魔法って便利だな。


「やるな! それじゃあ食器を片付けますかね。ミミは棚の下の方に皿をしまっていってね。俺は上の方をやるよ」


『はーい。綺麗に並べるの』


 輝きを放つ食器類をミミと手分けして、棚に戻していく。


 うん、順調だな。


 二人でやると片付く速度も段違いである。


「よーし、完了! 次は洗濯物を片付けますか」


 ゴミ拾いをした際、着終えた衣服の類いが至る所に置かれているのを見た。


 椅子にかけられたり、床に脱ぎ散らかしたりと様々だ。


 俺たちはそれらを宝探しのように拾いながら脱衣所へと向かった。


 収穫した衣類を一箇所にまとめると、ドドンと一つの山が出来た。


 次に、ランドリーチェストを開けようとする。


 しかし、何かがつっかえているのか、うまく開かない。


 思い切って少し力を入れると、ぎゅうぎゅうに詰められた衣服が爆発するように飛び出してきた。


 それらも山に加えて、ひとまとめにする。


 あとはこの山に魔法をかけるだけ。


「魔力清掃っと」


 これで洗濯完了。


 まとめて洗浄できるうえに、わざわざ外で干す必要がないのは助かる。


 水洗いというわけではないので、乾くのを待つ必要もなく、魔法がかかれば綺麗に仕上がっていた。


 後は畳んでしまうだけである。


「結構な枚数だな」


 洗いあがった衣類をテーブルに置いて、畳んでいくも数が多い。


 ジョゼさん……、溜め込んでいるなぁ。


『ミミも畳むのやってみたい!』


 隣で見ていたミミが、服を畳むことに興味を示す。


 折角だし手伝ってもらうか。服を畳めるようになるのはいいことだしね。


「よーし、それじゃあ、こうやって、こう。最後にこう。できる?」


 ミミに分かるようにゆっくりと畳んで見せる。


 できるかな?


『うー……、こう?』


 俺のマネをして一生懸命服を畳むミミ。


 しかし、後一歩というところでうまくいかない。


 だが、初めてにしては上出来だ。むしろ要領を掴むのが早い気がする。


「惜しいな。ここはこうね?」


『分かった! もう一回やるから見ててね?』


「うん。頑張れ!」


『こうで、こう。それでこう! マスター、できたよ!』


 ひとつひとつ確認しながら、ゆっくりと畳んでいくミミ。


 今度は完璧に畳み、満面の笑みで完成品を俺に見せてくれた。


「ありがとう、やったな! 最後まで諦めずに綺麗に畳めて偉いね」


『んふふ』


 褒めて頭を撫でてやると、とてもご満悦の様子。


 しかし、ミミはコツを掴むのが上手いな。


 初めこそたどたどしいが、上達するまでの時間が短い。


 そんなことを考えながら二人で衣類を畳んでいると、あっというまに全てが終わった。


 畳み終わった衣類をクローゼットにしまい。次の作業へ移る。



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