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その背には、魔界

 目を開けると、光り輝くシャンデリアが見えた。

 キラキラと輝くクリスタルだけど、眩しいほどじゃない。

 散乱する光に照らされた部屋は、かなり広い。そして豪華なアンティーク家具が並んでる。

 壁にくすんだ赤茶色の暖炉、青を基調としたカラフルな彩りの肘掛け椅子、小さな書き物机、壁に取り付けられたコンソールの上に鳥人族の女性をかたどった置物、etc。

 どれ一つとして安物に見えるモノはない、としか表現出来ないのが小市民の悲しさ。

 まあ頑張って表現すると、えと、なんだか妙ちきりんな形をした花瓶が、んじゃなくて、美しき人魚の乙女達が戯れる姿をモチーフとした銀の燭台には、鼻孔をくすぐるほのかな香を漂わせた蝋燭が……疲れるからやめよう。

 まあとにかく、目を開けたらすっごい豪華な家具が備え付けられた部屋のベッドで寝てたんです。

 横を見たら、リィンさんが浮いてた。ベッド横の丸イスには先生が座ってる。

 壁際のソファーには姉が横になってた。


 窓の方を見れば、もう真っ暗。

 魔界に来るまでは見たことの無かった満天の星空も、もう見飽きた。いや、よく見るとインターラーケンよりは星の数が少ないようだ。

 やっぱ下界で大都市の近くだから、少し空気が汚れてるのかも。

 僕はフカフカのベッドの上で寝てる。どうして寝てるのかを思い出して……ああ、無茶したもんだと恐くなりました。

 そのために魔王城へ来たとはいえ、いきなり『暴走』に突っ込むなんて、自分でも信じられません。


 確かに僕の体に触れた魔力は、全て消去されます。

 でも、完全に覆えるわけじゃないんです。体の隙間から漏れる魔力はあるんです。

 それが天井を崩したら、床に穴を空けたら、粉砕された石の粉末なんか吸い込んだら呼吸が出来なくなるかも。

 危険極まりない、確かに命懸けの仕事。

 そんなコトを考えてたら、リィンさんの目が心配そうにのぞきこんでくる。


「目が覚めた? 大丈夫?」

「……うーん、ダイジョウブ。どこもイタくないよ」

「そう、良かったわ。

 本当に無茶をするんだから、どうなるかと心配したのよ」


 ほっと息をつくリィンさん。

 先生も安心したように少し笑った。


「まったく、本当に先走ったものだ。今後はこのような軽挙妄動は慎みたまえ。

 とはいえ、驚くべき成果を示したのも本当だね。

 君が抑えた暴走によって、魔王陛下は魔力を大幅に節約することが出来た。今後はさらに効率よく任務を遂行し、安全かつ速やかに暴走を止めることが出来るだろう。

 陛下も大変にお喜びで、今も隣の部屋でお待ちして下さっている。他の王族の方々までも共に控えて下さっているんだ。

 王族の方々は寛大で寛容であるとはいえ、初対面の方にここまでの配慮をして下さるなど、光栄の極みということを忘れてはいけないよ」


 先生は相変わらず長いセリフを言い終えてから、スッと立ち上がりドアの方へ行く。

 うやうやしく頭を下げながら開けられたドア。

 最初に入って来たのは、丸い黒メガネでローブ姿のルヴァン王子。

 その後ろからフェティダ王女、ミュウ王女兼侍従長、マル執事長(本名は忘れてしまった)。最後に入ってきたのは、最後に見たままの黒いスーツに黒マントをまとった魔王様。

 それと、僕が暴走を止めようとした女の子。


 女の子は、ちょっと頬や手に包帯を巻いてるけど、無事だ。

 長い黒髪に緑色の釣り目、鼻筋の通った小顔美人の少女。ボロボロになった服は着替えて、今は薄いピンク色のワンピース。

 魔王様、いや、魔王陛下の後ろに隠れてる。んで、チョコチョコと顔を出して僕をのぞきこもうとしてる。

 今は恐怖に捕らわれた目はしてない。でも不安げで恐る恐るという感じ。


「う~……にゅみゅみゅ……にゃによお~……って、うわ!」


 人の気配に目を覚ました姉が、目の前のVIP勢揃いにビックリして飛び起きた。

 キョロキョロと見まわし、慌てて立ち上がろうとしたところを、陛下が手で制する。


「ああ、いいんだいいんだ。今は無理しないで、休んでてくれ」


 相変わらず気さくな陛下だけど、姉はそうもいかないようで、結局立ち上がってしまう。

 この地位の人達が相手では、とても気楽にとはいかないだろう。

 それにしても、みんな僕が起きるのを外でずっと待ってたのか。


 さわさわ、と囁き声が響く室内。

 おほん、という陛下の咳払いに全員が口を閉ざす。

 最初に口を開いたのはルヴァン王子。相変わらず音もなくベッドの前へ歩いてくる。 僕も、体はあちこち痛いし重いけど、ともかく上半身を起こしてベッドを降りようとする。


「君もそのままで結構です。

 今日は初日から大変な仕事をこなしたのですから」


 ルヴァン王子の申し出に甘えて、上半身を起こすだけにしとく。

 正直、立ち上がってもそのまま膝から崩れ落ちそうだ。

 ルヴァン王子は僕と姉を見比べてから、話を始めた。


「昼の件について報告を受けました。ご苦労様でした。

 おかげで父上だけでなく、保父達の魔力も節約することが出来たのです。何よりシルヴァーナは大きな負傷を負わずに済みました。

 お見事です」


 その言葉を受けて王子の横に歩いてくる魔王陛下。

 身にまとう黒のスーツとマントが淡い光を放つ、と思ったら一瞬で消えてしまった。

 昼に見たコウモリ羽と同じく、背中のほうへ巻き取られてしまう。現れたのはお昼のエプロン姿。

 どうやら羽も服もマントも、魔力で作り出したものだったんだな。


「いやあ、本当にありがとう。

 おかげでシルヴァーナは無事に助かったよ。

 しかも、暴走直後だというのに、普通に歩ける状態だよ。こんなのは僕でも今まで無理だったんだ!

 そんなわけで、このシルヴァーナも、是非にお礼が言いたいというのでね……ほら、シルヴァーナ、勇気をだして」


 陛下は、背後に隠れる女の子に前へ出るよううながす。

 でも、その子は陛下の服の裾にしがみついて、なかなか出ようとしない。

 他のミュウ王女とかにもうながされ、ようやく姿を見せた。

 そしてベッドの横に来る。


 ベッドサイド、僕のすぐ横まで来たシルヴァーナとかいう名前の女の子。

 でも、なかなかお礼が言えない。モジモジと後ろ手を何度も組み直したり、頬を真っ赤に染めてそっぽを向いたり、内股で足踏みしたり。

 それはそれで可愛い仕草だとは思うんだけど、間がもたないなあ。


「……あの」


 沈黙に耐えきれず、僕の方から声をかける。

 すると、ビクッと驚く女の子。

 う~、とうなりながら散々悩んで歯を食いしばり、泣きそうな目で僕を睨み付ける。 そして。


  ぼこっ!


 何故か僕の頬にパンチが飛んできた。

 グーで殴られた。

 いくら女の子の拳でも、いきなり喰らうと、痛い。


「う、うるさい! この変態! いきなり抱きつきやがって! ドスケベ!

 お、お前になんか、誰が礼なんか言うもんか!」


 そう叫ぶと、女の子は走って出て行った。

 あっけにとられて、何も言い返せなかった。つか、どこのツンデレだお前は。

 周りの人達は、ふぅ~、と溜め息をついてる。

 で、魔王陛下のほうが頭を下げてきた。


「申し訳ない!

 いやはや、どうにも素直じゃない子ではあるんだけど、彼女も感謝してるのは本当なんだ。

 でなければ、こんな夜中まで頑張って起きて、わざわざ君の前に来るなんてしなかったよ。

 どうか許してやって欲しい!」

「あ、いや、ベツに……いいですから」


 許すも何も、いきなりのことに怒る暇も無かった。

 トゥーン領主は、『ひねくれた悪ガキ共』と言ってたけど、本当に素直じゃない子達なんだな。

 事情は分かってるけど、なんとも先が思いやられる。

 でもま、こんなのは慣れてる。姉と共に生きてきた16年は伊達じゃないさ、ハハハ。

 そんな悟りに達してると、ミュウ王女がポンポンと手を叩いた。


「さぁさ、今夜はこれくらいにしましょうね!

 皆さん、もう夜は遅いですから、彼らを休ませてあげましょう。

 さ、お父様も」

「うん、そうだね。

 それじゃユータ君、キョーコ君も、今夜はゆっくり休んで欲しい」


 侍従長である王女の言葉に、魔王陛下達は一礼して部屋を出て行った。

 けど部屋を出ようとしないのは、ルヴァン王子。その姿に、最後に部屋を出ようとしていたフェティダ王女が振り返る。


「どうなさったんですか?」

「私は、少し彼らに話があるのです」


 フェティダ王女はそれ以上は何も言わず、部屋を後にした。

 最後まで残ってるルヴァン王子は、改めて僕と姉を見比べる。

 じっと僕らの姿を見つめたまま、何も語ろうとしない。

 固い空気に耐えられなくなったか、姉の方が先に口を開いた。


「あの、ルヴァン様」

「なんでしょうか?」

「ボウソウのこと、どうして詳しくオシえてくれなかったのですか?」


 暴走。確かに僕らは暴走の詳細について説明されていなかった。桁外れの魔力を持った悪ガキが暴れ回る、というくらいにしか聞いていない。


「理由は、魔法について全く無知なあなた方には、実際に目にしない限り理解は不可能だからです。

 また、あなた方にとって暴走そのものは危険性が無いことも分かっていました。

 余計な情報を不用意に与えて誤解や先入観を持たせ、必要以上の恐怖や警戒を抱かせれば、君達の行動を無意味に萎縮させます。

 ゆえに、他の者達にも暴走については必要以上に語らないよう命じていました」


 むー、確かにこの王子なら考えそうなことだ。

 たまたま上手く行ったけど、もし失敗したら……なんて問いただしたところで無駄だろう。『事実として上手く行きました。全ては私の計算した通りです』と、軽く流されるのがオチだ。

 多分この人は、失敗して僕らが死んだら『残念でした』の一言で終わらせるんだろうな。

 そしてチリになった僕らの事など忘れて、僕らが残した地球の品を淡々と調べ上げるんだろう。

 結局、どう転んでも王子と魔界に損は無い。

 姉ちゃんは全く納得出来ない様子だけど、さすがに無駄と分かってるのか、それ以上は王子に食ってかかろうとはしなかった。顔は噛みつきそうだが。


「それで、ルヴァン様。何かワタシ達にゴヨウですか?」

「失礼」


 いきなり王子は胸の前で手を組む。

 目にも止まらぬ速さで印を組み、口からは早口過ぎて聞き取れない言葉を呟く。同時に青く長い髪が光を放ちながら魔法陣を描く。

 ピタッと何かの印を組んで停止した手から、光が放たれた。

 その光は僕を、そして姉を照らす。

 けど、別に何も僕らにダメージは無かったようだ。部屋にもなんら影響らしき変化は無い。

 何かの探知系魔法で僕らを調べたらしい。

 そして、王子は黒メガネをゆっくりと外す。久々に見た細目は、僅かだけど驚きで見開かれてた。


「驚きました……君達は、僅かだが魔力を帯びてきている」

「え?」「マリョクを、帯びてる?」


 僕らが魔力を帯びてるって、そういえば陛下もそんなことを言ってたっけ。

 確か、抗魔結界に邪魔されてる上に極めて僅かだから普通は感じ取れない、という話だった。

 でも今、王子は『魔力を帯びてきている』と言った。

 ということは、最初から魔力を僅かに持っていたんじゃなくて、最初はゼロだったけど徐々に魔力を持ち始めてる、という意味になる。


「最初に君達と出会ったとき、私は幾度も探知系魔法を使いました。それも、通常では有り得ないほど強力な術式を使ったのです。

 結果、その時は確かに君達からは一切の魔力を感じなかった。これは他の弟妹達も同意見です。

 ですが、今は、君達からはごく僅かながら魔力を感じています。

 これは……最初から君達は魔力を有していたが、抗魔結界の効力が低下しているために感知出来たのでしょうか?

 それとも、かつて君達は確かに魔力を有していなかったが、今は抗魔結界を持ってしても隠せないほどの魔力を徐々に蓄積し始めたのでしょうか?」


 ルヴァン王子は、僕らが魔力を有しているという。

 魔力に関しては、僕には全然自覚も何も出来ないから分からない。でも、王子が嘘を付いてるとも思えない。そんな必要は無いはず。

 とはいっても、思い当たる節があるわけもない。何しろ魔法に関しては無知なんだから、その原因なんて想像も付かない。

 そして魔法に関して専門家のルヴァン王子は、推理と計算と考察が頭の中を高速で駆け巡っているらしい。

 その思考の一端が口から漏れだしてる。


「……この抗結はチウのMatièreが有す質。彼結界有しるはチウでConstitutionたcréatureだらBut passe60 jours 、MetaboliseによCellule,Osも徐に魔界のへ起変てる。なBody、魔物はず。Metabolise関しはデータが無い期間ではManqueだが、この二ヶ月で……これでは父魔力をアンク運に活……」


 あまりに早口で、断片的で、しかもまだ僕らが習ってない難しい単語が多くて、とても聞き取れないし理解出来ない。

 ともかく、一瞬で現状を理解し、何らかの仮説を立てたようだ。

 相変わらずの天才ぶり。


「キョーコ、そしてユータ。

 あなた達は、チキュウの食べ物を持っていますか?」


 いきなり何を聞かれたのか、すぐには分からなかった。

 チキュウの食べ物、地球から持ってきた食べ物?

 食べ物って、カロリーメイトみたいなヤツは持ってきてたけど、以前病気にかかったときに消化の良い物をと思って食べちゃったなあ。

 他に食べ物は無かったと思うんだけど。

 ふと横を見れば、部屋に僕らの荷物が運び込まれてた。姉はゴソゴソと荷物の中を探っている。

 そして取り出したのは、サプリメントの袋だ。


「食べ物、というわけじゃないですけど、クスリみたいのはあります」

「それは確か、以前に説明を受けましたね。骨を作る材料という……」

「そうです。

 これ、カルシウムって言います。母はホネが弱いのでモってきてたのですが」


 ああ、カルシウムのサプリメント。

 あったあった、確かに僕の荷物の中に入ってた。

 母さんも最近は骨粗鬆症が恐いとかで、カルシウムのサプリメントを飲んでる。で、旅行中も飲みたいということで、荷物の中に押し込めたっけ。

 もちろん僕ら姉弟は要らない。でも一応は薬の一種だから下手に売ると危なそうなので売らなかった。以後も荷物の奥に入れっぱなしだった。

 どんくらいあるのかな~、と呟きながら姉は袋を覗きこむ。


「えっと、ケッコウありますね。

 300コ入りが二袋」

「結構、それで十分でしょう。

 では念のため、あなた達は定期的にそれを服用して下さい」

「飲むって、サプリを?

 どうしてですか?」

「それは、仮説の域を出ないため、今は無責任に説明出来ません。

 ですが、恐らくはあなた達にとって不利益はないはずです」

「それは、まあ、カルシウム不足ではないですけど、毒でもないし……カマいませんけど」


 首を捻りながらも頷く姉。

 僕にもよくわからない。

 カルシウムを摂れって、別に僕らの年じゃカルシウム不足で骨が弱る、ということもないと思うんだけど。

 けど、あのルヴァン王子が適当にいい加減なことを言うとも思えない。なら、きっと意味のあることのはずだ。


「話はそれだけです。

 私は、君達に出来る限りの支援をしてきたと思っています。チキュウへ帰還するための道筋も示しました。

 私はキュリア・リジスへ帰りますので、後は君達自身で道を開くしかありません。

 努力と研鑽を期待します」


 そういって、ルヴァン王子は僅かに頭を下げて部屋を出て行った。





 普通に地球の日本で暮らしていたら絶対に入ることすら無かったろう、広くて豪華な部屋。

 魔界に来なかったら決して課せられることはなかったろう重大な任務。

 僕らは魔界に来て、平凡ではない存在となった。

 僕らにしか出来ない職務が与えられた。

 これからは命懸けの毎日を過ごすことになる。

 掛かっているのは、僕ら姉弟の命だけじゃない。百人を越える魔力炉の子供達、その周囲にいる人々の命。そして魔王の魔力と職務、それは即ち魔界の命運。

 僕らの背中に、この魔界が預けられてしまったんだ。


 思わず姉の方を見る。

 姉も姉で複雑な表情。

 キョロキョロと見まわした姉は、日本語で話しかけてきた。盗聴を警戒したようだ。


『大変なことに、なっちゃってるわねー』

『……だねえ』

『あんなクソガキ相手に命を賭けろって、無茶苦茶言うわ。

 魔王様も、なんであんなの拾ってきたのかしら?』

『さあ? お人好しなんじゃないかな?』

『あたしには理解出来ないわ』

『姉ちゃん、子供が嫌いだもんね』

『全くだわよ!

 あんなギャーギャーうるさくて、人の言うことを聞かない、しかも助けてもらって礼も言えないような悪ガキだなんて、信じらんない!』


 それって自己嫌悪じゃなかろうか、と思ったけど、また殴られたら嫌だから黙っておいた。

 明日からも大変そうだから、早く寝よう。


 そう。これからは、これまで以上に大変な日々が始まるんだ。

 今はゆっくり寝て、明日から頑張ろう。


かくして平凡な日本人だったはずの二人は、非凡な存在となった。


巨大な人類社会の片隅で回る小さな歯車となるはずだった姉弟は、魔界統一政府の中心人物となった。


望むと望まざるとに関わらず彼らの言葉は、行動は、そのただ一歩ですらも、世界を揺るがす波を生む。


そんなつもりは、彼らには無いだろうけども。




次回、第十二章『一週間』、第一話


『保父さん』


2011年8月17日00:00投稿予定

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