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Ernst

 輝く三つの巨大水晶玉。

 それを支える大きな台座には、やはり巨大なタッチパネルがある。

 そのパネルの上を高速で疾走するのは、三人の人物。ルヴァンさんをはじめとしたエルフの学者達の指。

 大きなテントの中、幾つかある天窓からさしこむのはお昼前の陽光。

 太陽の光に輝く汗を飛び散らせ、計三十本の指が目にも止まらぬ速さでアンクの操作とデータ入力を続けている。

 冷静沈着で落ち着き払ったエルフの人達が汗を流す姿は初めて見た。それほどに今回のアンク運用は重要なんだ。



 もう夏も終わり頃、だと思う。インターラーケンの季節はどうなのか、詳しくはしらないけど。

 リィンさんに聞いたところ、やっぱりこれから涼しくなっていくって。

 そしてジュネヴラは標高1000mの高地、すぐに秋の空気へ入れ替わっていくだろう。

 天窓から差し込む夏の日差しも、僕らが初めてインターラーケンに来た頃より、心なしか柔らかくなっている。

 そんな夏の盛りを過ぎた頃、ようやく次のアンク運用の日が来た。


 前回の巨大武装飛空挺墜落がアンク破壊を狙ったものなのは確実だ。詳しい説明はしてもらえなかったけど、それくらい予想が付く。

 リィンさんや他の妖精達からの話では、魔王一族に反感を持つ者は多いらしい。そしてアンクを使うことに抵抗を持つ者も。

 それは何故か、と質問すると、いつも微妙な顔でゴニョゴニョと話を逸らされる。何か複雑な事情があるようだ。

 というわけで、あれ以後は街とアンク周囲の警備が厚くなった。特に今日の警備は凄い。

 テントの周囲は十重二十重とえはたえの警備兵達が目を光らせてる。

 空には武装飛空挺と竜騎兵が街の周囲を飛び回り、不審な飛行物体を警戒してる。



 アンクの下には大きな机と並ぶ椅子。

 椅子に座るのは僕と姉ちゃんだけで、他の人はエルフもドワーフもリザードマンもゴブリンも妖精も、みんな立ったり宙に浮いたり。

 みんな、僕らの説明とアンクの表示を交互に、食い入るように見てる。

 水や果物、パンも置かれてるけど、誰も手を付けようとはしない。


 机の上にはPC、携帯、レンタルのスマートフォン。全て起動させ、幾つもの情報が画面に表示される。

 姉ちゃんはスマートフォンを使い、そのデータを表示させる。さすがにレンタルとはいえスマートフォン、各種辞書機能も地図データも色々入ってる。

 僕はPCで父さんの趣味データを表示させる。内容は、国際宇宙ステーションがどうの、ハッブル宇宙望遠鏡がこうの、不治の病に冒され車いすに乗ったイギリスの天才物理学者が何を言っただの、SF大好きな父さんらしい内容だ。


 その中でも重要なのは宇宙と量子論、そして加速器。

 今までの話でもビッグバンとか、地動説とか、ごく基本的な話はしてきた。だけど今回話すのは、そんなレベルじゃない。


 宇宙の始まりを生み出したという、真空の揺らぎ。

 時間を含めた四次元空間と、極微の素粒子に封じ込まれた六次元空間であるカラビ=ヤウ空間。この世界を構成するという十一の次元。

 全ての物質を形作る根源的な、だがいまだ正体を知り得ない何か。だが、その四つの側面として現れた重力・電磁気力・強い力・弱い力。

 ビッグバンから生まれた宇宙。そこから分裂した子宇宙・孫宇宙という、パラレル・ワールドの発生。

 そして宇宙の二点を繋ぐワームホールの存在。

 僕も決して理解出来てるわけじゃない、アンクがどれだけ翻訳出来るか分からない。

 それでも必死で、出来る限り分かりやすく説明する。


 この世界へ転移する時に見た、黒い穴の説明も続ける。

 僕らが何故にスイスのジュネーブにある大型ハドロン衝突型加速器 (Large Hadron Collider)の近くにいたか。

 その施設は何のためのものか。

 それを最大出力で動かしたとき、何が起きると言われているのか。

 結果として僕らが魔界のインターラーケンへ飛ばされたのではないか、あの黒い穴こそがワームホールではないかという仮説。


 周りのエルフ達は首を捻るような話だが、これを理解してもらわないと、話が進まない。僕らは地球に帰れない。

 アンクからの光はスマートフォンとPCの画面を照らし、その表示内容を吸収し続ける。

 例え人の頭で理解出来なくても、アンクが機械的に翻訳してくれれば、それを手がかりに少しずつ理解を深めてくれる……そう期待して。

 何より、エルフ達の長であり天才的頭脳を持つルヴァンさんなら全てを理解し、もう一度地球への扉を開くことが出来る……そう信じて。

 説明してる僕にとっても難解な話だけど、それでも必死で人々とアンクへ説明を続ける。

 アンクは、僕の発言も吸収し翻訳しようと頑張ってくれてる。

 エルフ達も、他の種族も汗を流して頑張っている。

 で、今回の魔力吸われ役であるオグルさんも、椅子に縛られヘルメットから力を吸い取られて苦しみつつ頑張ってる。


 いやホント、頑張って下さい。

 ブサイクとかいってごめんなさい。

 僕らのために頑張ってくれてるあなたはとっても格好良いです。

 だから耐えて下さいお願いします。


 そんな僕と姉ちゃんの願いを聞き入れてくれたわけじゃないだろうけど、いつも不機嫌そうな顔のオグルさんは、益々不機嫌そうに顔をしかめてる。

 その周りには部下のゴブリン達が励ましたり慰めたり……してるのか?

 何を言ってるのかは聞こえないけど、あの様子は、なんか、そうは見えない。

 大方は挑発したり、バカにしたり、からかったりしてるように見えるんだけど、気のせいだろうか?





 何度か休憩を挟んで、もう夕暮れ。

 天窓から斜めに赤い光が差し込む頃、ようやく本日の作業は終了となった。

 必死で頑張った人々は、ようやく水を飲み果物をかじる。

 メイドの妖精達が夕食の鍋と酒を持ってきて、テントの中で夕食の準備中。


 全身から脂汗を流しているオグルさんは、「Leck mich im Arsch!」と叫びつつ椅子から降りる。意味は知らないけど予想は付く。トゥーン領主さんが叫んだ「Cacaクソッタレ」と同じようなものだろう。

 周りの部下達ゴブリンは、ようやく上司の苦労をねぎらってる……んだろうか?

 背中や肩をポンポン叩いたりして、言葉をかけたりしてるんだけど、どーも優しい言葉をかけてるように見えない。

 どちらかというと、この程度で音を上げるとは根性ねーな、しゃきっとしなよ、なんて言われてるようだ。

 うーん、本当に王子なんだろうか、あの人は。



 ずっと巨大タッチパネルを操作し続けていたルヴァンさんが、ゆっくりと立ち上がった。

 ススス……と静かに僕らの前へ歩いてくる。

 対照的に周りのエルフ・ドワーフ・妖精達は下がっていく。

 人垣に囲まれた僕ら姉弟の前に、第二王子が立つ。

 僕らも自然と起立し、王子の言葉を待つ。


 しばしの沈黙。

 ルヴァン王子は、僕らの姿を上から下まで改めて観察する。

 そして、ようやく言葉を口にした。


「……ワタシタチは、AnkhとRadarを使っタ、Magiceのジッケンをしていまシタ」


 初めてアンクを使った時と比べて、格段に上達したルヴァンさんの日本語。

 そして語られたのは、あの時に話そうとしていた魔法実験の話。

 ここが運命の分かれ目だ、この話次第で、僕らが地球へ帰れるか否かが決定する。

 ゴクリ、と唾を飲み込んでから、慎重に口を開く。

 今までに習った魔界語、フランス語を基本とした言語を組み立てる。


「Wuatte magice est-ce que c'est(何の魔法ですか)?」

「Ernst」

「?」


 Ernst、聞いたこと無い単語。

 いや、当然か。僕らは魔法についてほとんど学んでいない。

 なので、何の魔法かも分からない。

 姉ちゃんの方は日本語で、同じ質問をゆっくりと尋ねる。


「それは、何のMagice(魔法)、ですか?」


 ちょっと考え込んだらしいルヴァンさん。

 すぐに近くにいた妖精へ一言指示をする。

 命じられたメイド妖精は、テーブルから一つの果物を持ってきた。

 それは、真っ赤なリンゴ。


 第二王子はリンゴを手にして、僕らの目の前へ突き出す。

 パッと手を離す。

 リンゴは当然ながら、地面に落ちた。

 瞬間、姉と僕の瞳が輝く。


「これは、引力?」

「引力、つまり重力だよ! 重力の魔法があるんだ!」

「ジュウ、リョク……あなたタチの言葉では、ジュウリョク、と、言いますカ?」


 コクコクコク、と力強く頷く僕ら。

 重力、彼らの言葉でErnst。

 彼らは魔法で重力を使っていたんだ!

 そういう魔法が存在するんだ!


 ということは、これは、大きな意味を持つぞ。

 魔界側では重力に関係する魔法を使っていた。

 もしその重力が強すぎたとしたら、いったいどうなった?

 空間の一点を、異常に歪めてしまったとしたら?

 そして地球側ではLHCが、ブラックホールすら生み出すという実験をしていた。

 もしこれらが偶然じゃないなら、二つの間に関係があるなら。

 いや、これしか考えられない。


「これは、そういうことだったのか!?

 いや、きっとそうだ!」

「なに、何なの?

 もしかして手がかりがあったの!?」


 希望と不安で一杯な姉ちゃんの顔。

 対する僕の顔は希望で輝いていただろう。

 どうして僕らが魔界に飛ばされたのか、その原因が分かっただけでも大収穫だ。


「大ありだよ、これしか考えられない……!

 二つの世界で偶然生まれた時空の穴が、繋がってしまったんだ!」

「な、何よそれ?

 そんなことが起こりうるの?」

「きっと、いや間違いなく、起きてしまったんだ。

 僕らが魔界にいる、それこそが証拠だよ」


 驚き呆れる姉ちゃんだけど、これしか考えられない。

 これなら全てが矛盾無く説明出来る。

 起こりえない事が起きた、僕ら自身が揺るぎない証拠。


 ルヴァンさんが黒メガネを外す。

 初めて見た第二王子様の目は、瞳が見えないほど細い。

 もともと細いうえに、目を細めて僕らを見ようとしているから。


「アナタの話、とてもキョウミありまス。

 おそらク、私ガ調べようとしてイタ、実験ノ答エ、だと思いマス」


 ルヴァンさんは語ってくれた、彼らがインターラーケンで何を実験していたのか。

 それはとても長く、高度で難しい話だった。

 僕らは下手な魔界語と下手な日本語を交え、必死で理解しようと頑張った。





 インターラーケンはトゥーン領主の治める土地。

 そこは妖精達が暮らす、山と森と水の美しい大山脈……と言えば聞こえは良いが、つまるところは辺境のド田舎。

 そこに、ある事情から巨大な軍事基地とアンクとレーダーが存在していた。

 アンクを使えば様々な研究が出来る、とルヴァンさんは使用の機会を探っていた。


 ルヴァンさんは知恵に長けた王子。

 エルフの住む北の大陸ダルリアダを統治し、キュリア・レジスという名の都市を築いて学術を発展させた。

 そこでは日々エルフ達が研究議論を重ね、あらゆる分野の新技術・新魔法・新理論が生まれる。

 キュリア・レジスでの研究結果を記録しているのが巨大図書館兼博物館、セント・パンクラス。

 そこでは様々な新技術新魔法が記録されている。延々と並ぶ棚を埋め尽くす、膨大な書物の山となっている。



 ルヴァンさんは、重力の魔法を研究したいと考えていた。

 そのためにアンクを使いたい、と。

 アンクを使いたいのだが、恐ろしく魔力を消費するため、とても自分一人では運用出来ない。

 部下のエルフ達を束ねても、安定した運用は難しい。何よりエルフ達をまとめてエネルギー源にしたら、研究を補助する者がいなくなってしまう。

 アンクを一人で安定して動かすことが出来るのは、魔界では魔王くらいしかいない。

 だが幾つかの事情から、魔王はインターラーケンに来れない。アンクを魔王の所へ運ぶことも出来ない。

 何より、魔王の魔力をアンク運用のために消費することは危険が大きかった。


「幾つかの事情、危険……それは何ですか?」

「政治的、軍事的、その他ノ理由、デス。

 クワシイ話は、今は時間、アリマセン。

 今は、魔法実験ノ話、しまショウ」


 僕の質問は後回しとされた。

 確かに今は余計なことを話している場合じゃない。

 ルヴァンさんの話を先にしよう。


 ルヴァンさんは他の兄弟姉妹に協力を求めた。

 これに応じれたのは、フェティダさん・オグルさん・トゥーンさんの三人。

 こうしてルヴァンさんも加えた四人がジュネヴラに集い、実験を行うこととなった。

 実験の目的は、Ernst。

 重力の魔法。



「Ernst、ジュウリョクの魔法ハ、とてもフシギなのデス。

 扱うのガ、とてもムズカしい。

 そしテ、効果ガすぐに消えてシマウ」

「消える?

 効果が消えるって、どういうことですか?」


 僕の質問に、ルヴァンさんは言葉を選びながら答える。


「例エば、炎の魔法を使えバ、熱が残りマス。

 氷ノ魔法なら、冷たサが、残りマス。

 銃でヒカリを作れバ、やはリ熱にナッテ残りマス。

 でも、ジュウリョクは、何も残しまセン。すぐに消えて、シマイます。

 ドコへ消えるのか、フシギなのです」


 重力の魔法。

 熱を起こす炎の魔法なら熱が残り、氷を生む魔法なら冷気が残る。

 銃のレーザーなら標的を焼いてしまう。熱になる。

 なのに重力の魔法は何も残さず消えてしまう、という。

 重力の魔法って、どんな感じなんだろう?


 ルヴァンさんは立ち上がり、周囲の人達に場所を開けるよう指示する。

 広場の中心にぽっかりと空いた空間。

 そこに椅子が一個置かれた。

 彼は椅子の前に行き、両手を広げる。

 青く長い髪が輝き、うごめき、絡み合い、様々な図式方陣を描く。

 口からは小声で何かの呪文が聞こえる。

 王子の視線はテントの天幕と地面の椅子を上下に往復する。


 空気が流れ、テントの中を吹き荒れる風となる。

 椅子がミシミシと音を立てる。

 誰も座っていないのに、まるで大男が座っているかのようにきしみ、歪みだす。

 いや、椅子だけじゃない。テントの天幕も、上に何かが乗ってるかのように、ググッと凹んで来てる。

 椅子と、椅子の真上の天幕が、何かを乗せられたかのように歪んでる。


 ピタッと呪文が止まった。

 青い髪の方陣も解かれる。

 ルヴァンさんが両手を下ろす。

 と同時に、風は止まった。椅子の歪みがピョコッと戻った。真上のテントもビヨーンと元に戻る。

 何事もなかったかのように、元通り。

 なるほど、重力を操って椅子と天幕のある場所の重さを上げたわけか。


 ルヴァンさんは、片手で椅子をヒョイッと持ち上げた。

 やっぱり何の変哲もない、ただの椅子。

 風もピタッと止まり、全て元通り。


「ジュウリョクの魔法、止めましタ。

 同時ニ、ジュウリョクの効果、消えマシタ。

 何モ残ってマセン」


 その言葉通り、何もかも元通りになってる。

 熱、光、音、何も残してはいない。

 重力の魔法は跡を残さず消えた。


「でハ、生まれたジュウリョクの力、どこヘイッタんでしょう?

 それヲ調べるタメ、アンクで強いジュウリョク生み、レーダーで力のユクエ、探したノデス」


 重力の魔法で増した重さが、消えた。

 熱や光も残さず、どこかへ行ってしまう。

 それがどこへ行くのかを調べるため、アンクで高重力の魔法を使い、レーダーで重力の行き先を調べていたんだ。

 この話を聞いて、姉ちゃんはアゴに手を当てて首をひねってる。


「ええっと、意味が分からないんだけど……」

「ワカラない、ですカ?」

「魔法の、呪文の詠唱を、止めた……だから、魔法が消えた、でしょ?」

「ハい」

「魔法を止めて、魔法の効果が消えたら、何かおかしいの?」


 この意見に、ルヴァンさんは僅かに眉をひそめる。

 そのリアクションに、姉ちゃんは顔を赤くして不機嫌になった。


「な、何よお。

 全然わっかんないのよ、しょうがないでしょ?

 あたし達、魔法なんて全然知らないんだから」

「ふム、それもトウゼンですネ。

 ユータ、あなたハどうデスか?」


 細い目を向けられた僕は、アゴに手を当てて考え込んでいた。

 今、信じられないほど頭が高速回転してる。

 学校で習った知識、父さんのデータ、今まで見てきたTVやマンガや小説のネタも、全てを総動員する。

 そして、閃いた。

 一つの言葉が脳裏に、いや、目の前に浮かぶかのように現れる。


「エネルギー保存の法則!」


 この言葉にも姉ちゃんはキョトンとしてる。


「エネルギー保存の法則?

 それって、高校の物理で習うヤツよね。

 確か、『ある閉じた系の中のエネルギーの総量は変化しない』だったかしら?

 何もエネルギー源のないところから、ひとりでにエネルギーが生まれることはない。逆に、発生したエネルギーが消滅することもない……?」


 そう、そういう法則だ。

 これは魔法にも通じる法則だったのか。

 もしそうだとすると、これは、重力の魔法がおかしいというのも当然だ。

 重力は、ある特殊な性質を持つのだから。

 これは科学が発達していないと分からない。だから魔法文明の彼らは知らなかったんだ。

 そしてLHCでは発生しないはずのトラブルが、僕らの時空転移が起きた理由だったんだ。


 僕はもう一度、頭の中を整理する。

 そして自分の推論を、重力の性質を、可能な限り分かりやすく伝える。

 ルヴァンさんなら理解出来る、と信じて。


次回、第七章第二話


『物理法則』


2011年5月9日00:00投稿予定

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