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ドラ姫様が往く!!  作者: Mr.B
ファングダムへ往く!!
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御伽噺・『黄金の夜明け』

この街には長居するつもりはありません。

 宿の扉を開けて中に入れば、カウンターで待機していた男性が目を見開いて驚愕し、急いで私の前まで駆け寄ってきた。


 「よ、ようこそお越しくださいました!あ、貴女様は、『黒龍の姫君』、ノア様でお間違い御座いませんか!?」

 「うん、間違いないね。はいこれ、ギルド証。」


 『収納』からギルド証を取り出し、男性に手渡す。受け取ったギルド証を見て、男性は改めて驚愕している。


 「ほ、本物だ・・・!ハッ!ありがとうございます!お、お返し致しますっ!」


 ああ、しまった。そう言えば宿の手続きにはギルド証は必要なかったか。冒険者ギルドでいつも提示していたから、その癖でつい出してしまった。


 「オリヴィエからこの宿が評判が良いと聞いてね。とりあえず一泊宿泊しようと思っているんだ。部屋は開いているかな?」

 「あ、ありがとうございますっ!そ、それでは、此方へどうぞ!」


 私が宿泊すると知ると、その表情は歓喜に満たされ、やや興奮しながら私をカウンター前へと案内し始めた。


 「そ、それでは、一泊の宿泊との事で、お手続きをさせていただきます。」

 「そんなに緊張しなくても良いと思うのだけど・・・。それにもっと軽い対応で構わないんだよ?」

 「何をおっしゃいますかっ!?ノア様はティゼム王国の国王、クレスレイ陛下から直接一国の姫君と同列に扱うようにと御触れが出されたのですよっ!?緊張しない筈が無いではないですかっ!?軽い態度など取れる筈が御座いませんっ!」

 「ノア様、流石に諦めた方が良いと思うのですが・・・。」


 そう言わないでくれ。たった一日で私の扱いが大きく変化してしまったんだぞ?少しぐらい無駄な抵抗という奴をしたっていいじゃないか。

 とは言え、元から姫だったオリヴィエではこの感情は理解し辛いか。彼女は最初から大勢の人々から敬われているのだから、他人に畏まられたとしても私のようにむず痒くなったりはしないのだろう。


 それはそれとして、オリヴィエが私に声を掛けてきた事で男性がオリヴィエの存在に気付いたようだ。

 今の彼女と私とではあまりにも存在感に差があり過ぎるからな。一緒に入って来たというのに気が付かなかったのも無理はないのかもしれない。


 「おや、そちらのお嬢さんは・・・?」

 「ああ、彼女はリビア。ティゼミアで知り合ってね。この国の出身だというから、案内してもらう事にしたんだ。」

 「なるほど。えぇ、えぇ、良い事だと思います。やはり案内は地元の者にしてもらうのが一番でしょうからねぇ。」

 「それで、ここの宿泊は一泊幾らかな?ああ、出来れば二人部屋で頼むよ。」

 「ハゥアッ!?も、ももも申し訳ございませんっ!!ふ、二人部屋ですと、い、一泊の価格は銀貨5枚となりますっ!銀貨はどの国のものでも構いませんっ!」


 オリヴィエに対しては穏やかな対応をしてくれていたというのに、私が手続きの催促をした途端にコレだ。そんなに怖がられると、何だか最初にホーディやウルミラに出会った時の事を思い出してしまうな。

 そして銀貨5枚か。妙に高いな。新聞には別段ファングダムの物価が上がったとは聞いていなかった。

 そうなると、2人部屋が他の部屋とは違って特別な仕様なのかもしれないな。二人部屋を要求した事にオリヴィエが驚いている事からも、その可能性が高そうだ。

 人間と一緒に寝るという経験が、今のところ私には無い。どうせなら、同じ部屋で寝るという体験に付き合ってもらいたいのだ。

 なお、あわよくば彼女のモフモフな尻尾の毛並みを堪能出来れば、と言う下心があるのは、彼女には黙っておこう。


 「ああ、うん。怒っていないから大丈夫だよ。それじゃあ、銀貨5枚。それと、この宿は昼食を提供してくれるとオリヴィエから聞いたのだけど、頼めるかな?」

 「もも、勿論ですっ!腕によりをかけて提供させていただきますっ!先にお食事になさいますかっ!?」


 先程から男性には後悔の感情が渦巻いている。そしてそれと同じぐらいの恐怖の感情も見て取れる。

 これは、私が"一等星(トップスター)"の冒険者すら歯牙にもかけない強さを持っていると知っているな。不興を買ったらどのような目に遭ってしまうのか、恐怖しているようだ。


 誰が私の事を新聞にして書いたか分からないが、余計な事をしてくれたものだ。どうせ記事にするなら滅多な事では怒らない、と記事に書いておいて欲しい所だ。

小言ぐらいは言うだろうが、極力暴力的な事はしないさ。

 私が人間達に暴力的な手段を取った事なんて、稽古や授業を除けばそれこそ片手で数える程度しかない筈だ。それも相手に非がある場合だ。極端に恐れられる謂われは無いんだがなぁ・・・。


 やはり、危険性があるというだけで恐れられてしまうものなのかもしれないな。

 そう言えば、ヴィルガレッドもあまり温厚過ぎたり遠慮しすぎる態度はドラゴンらしくないと言っていたな。

 今の私は人間として行動してはいるが、人間達からしたら既に私は並みのドラゴンですら歯牙にもかけない存在として認識しているのだ。


 これは、振る舞い方も少し考えた方が人間達を安心させてやれるのか?

 ううむ、私だけで考えても答えは見つかりそうにないな。オリヴィエを始めとした知人達から、今度色々と意見を聞かせてもらうとしよう。


 それはそれとして食事だ。男性の言い方なら、部屋へ行く前に食事を取ることも出来るらしい。

 有り難い申し出だが、やはり先に部屋の確認を済ませておこう。


 「先にチェックインを済ませておこう。可能なら、その間に食事の準備をしてくれると嬉しいな。この場で食事の料金も支払わせてもらって良いかな?」

 「かしこまりましたっ!お食事の支払いもここで済ませて頂いて構いませんっ!料金は朝食と昼食は均一で銅貨5枚となっておりますっ!」


 相変わらず大きく勢いのある返事だな。これではまるで軍人の答え方だ。

 いや、今更だが男性は結構体格が良い。此方に駆け寄ってくる際の動きも素人の動きでは無かった。ひょっとして、本当に従軍経験があるのかもしれないな。この後の食事の時にでもオリヴィエに聞いてみよう。


 そして朝食と昼食は均一で銅貨5枚か。やや割高のように感じはするが、オリヴィエが美味いと言っていたのだ。価格相応の料理が提供されると期待しよう。


 「確かに頂戴致しましたっ!それでは!こちらが部屋の鍵となりますっ!それと、こちらのベルをお持ちくださいっ!」


 そう言って男性が私の手のひらに収まる程度の大きさの小さなベルを渡してくれる。はて、見たところ、相手側の合図を受け取ると音を鳴らす、というだけの簡易的な魔術具のようだが、どういった目的のものだろうか?


 「これは?」

 「料理の準備が出来次第、そちらのベルを鳴らしてお知らせいたします!それまで、どうぞごゆっくり、そしてご自由にお過ごし下さいっ!」


 ああ、それはとても便利だな。それなら部屋でのんびりと読書をするなりオリヴィエと話をするなり出来そうだ。


 「便利なものだね。それなら、食事の準備が出来るまでは部屋でのんびりさせてもらうよ。」

 「ハッ!此方が部屋の鍵となりますっ!ご利用、ありがとうございますっ!」


 もはや敬礼でもしそうな勢いだな。ここで強めの口調で[気を付けっ!]とでも言ったら、本当に綺麗な姿勢で直立不動の状態になりそうだ。やらないけど。


 さて、ファングダムの宿の、寝具の品質というものを見せてもらおうかな。



 鍵に記された部屋は5階建ての宿の最上階。に配置されていた。4階以下の部屋の数は1階につき6部屋あるのだが、5階にはその半分、3部屋しかない。それと言うのも、5階に配置されている部屋は他の部屋よりも広いのだ。


 「なるほど、銀貨5枚もするわけだね。まさか浴室まであるなんて・・・。」


 そう、風呂付である。浴槽も人一人が入れる程度ではあるが、宿泊部屋に温かい湯で体を洗い流せる場所があるというだけでも贅沢なのだ。むしろ銀貨5枚は安すぎるまであると言っていい。


 「ビックリしましたよ?まさか二人部屋を取るとは思っていなかったので。」

 「折角の二人旅だしね。同じ部屋で寝てみたかったのさ。」


 この様子だとオリヴィエもこの御部屋に泊まった事は無いようだな。

 聞けばこの部屋はスイートルームと呼ばれる他の部屋よりも高級な部屋らしい。ちなみに、スイートルームは3部屋の2部屋で、残りの1部屋は更に広いスペースと高級な設備を備えたロイヤルスイートルームとの事。その価格、何と一泊金貨5枚である。

 平民用の宿だよな?そんな部屋、誰が泊まるんだ?


 まぁ、中には物好きな貴族がお忍びで泊まろうとしたり、商業に成功した大富豪なんかが利用するのかもしれないな。それにしたって他の部屋とのギャップが酷くて感覚がおかしくなりそうだが。


 まぁいいさ。どうせこの街には一日しか滞在しないのだから、そういった人物と関わることも無いのだし、気にするだけ無駄だな。

 どのような内装か興味が無いわけでは無いが捨て置こう。


 それよりもオリヴィエとの会話である。


 「なかなかに面白い人だったね。リビアが以前泊まった時もああいう感じだったのかな?」

 「ええ。お忍びで来たつもりだったのですが一目でバレてしまって、その場で跪こうとすらしていたので、慌ててしまいました。ですが、アレも私が全然変装できていなかったからなんですよね・・・?」

 「そうだね。まぁ、良かったじゃないか。今回は貴女の事を姫だとは思っていなかったようだよ?」

 「はいっ!それにしても、変装って、大変なんですね・・・。まさか、こうまでしないと、他人だと思われないだなんて・・・。」

 「リビアの場合は元が非常に有名だから、と言うのもあるけどね。元があまり印象にない人だったら、髪型を変えるだけでも結構変わってくると思うよ。」

 「そうなのですね・・・。」


 心底感心したような声で答えているな。ひょっとしたら、オリヴィエがここまで変装に気を遣わなかったのは、髪型を変える程度の簡単な変装で印象が大きく変わってしまう人物を知っていたからかもしれない。


 「リビアの周りには、変装に詳しい人はいなかったの?」

 「いいえ。むしろ、とても変装が上手なメイドがいました。髪型を変えたり簡単な化粧をするだけでまるで別人になってしまう娘でした。」

 「リビアが変装に疎いのはその娘の影響のようだね。なら、今度はリビアがそのメイドを驚かせてあげると良い。」

 「ええっ!それはもう、ビックリさせてあげますっ!」


 どうやらオリヴィエはそのメイドとは仲が良かったようだ。メイドが驚いた顔を想像したのだろう。意地悪だが、可愛らしい顔をして微笑んでいる。


 「いいね。これからリビアには色々と世話になるんだし結構な付き合いにもなるんだ。貴女の事、色々と教えて欲しいな。」

 「はい。お伝えします。私の事。そして、ファングダムが未曽有の危機に瀕している現状も・・・。」


 いや、今はオリヴィエのメイドの話とかファングダムにいた頃の楽しかった思い出だとかそういうのだけで良かったんだが、どうやら彼女は既に覚悟を決めているようだ。

 ならば、私も気持ちを切り替えて話を聞かせてもらうとしよう。


 「まずは、この国の現状からお話ししましょう・・・。」

 「まだ最南端都市だからこれと言った変化は見られないけれど、リビアにとっては深刻な事態なんだね?」

 「はい・・・。このままでは、近い将来にファングダムは、滅びます。」


 それはまた、随分と物騒な話だな。未曽有の危機と言うぐらいなのだから、かなり危険な状態であるのは間違いないだろう。さて、この国は一体どうなっているのだろうね。


 「詳しく聞かせてもらおうか。貴女の言い方だと、既にこの国が滅びかけていると言っているようにも聞こえるよ?」

 「実際、既にファングダムは滅びかけています。ノア様、こちらの資料に目を通していただけますか?」


 オリヴィエが『格納』から数冊のノートを取り出して私に渡してくる。

 『格納』、使えたんだな・・・。意外にもオリヴィエは魔術師としても非常に優秀だったようだ。もしかしたら戦闘もある程度こなせてしまうのか?


 とにかく、渡されたノートに目を通してみよう。


 ・・・・・・ノートの内容はここ20年近くに亘る金の採掘記録と農作物の収穫量を事細かにまとめた帳簿だった。

 特に農作物に関しては一つの村々も余す事なくきっちりと、だ。


 非常に緩やかにではあるが、3年に一度程度の頻度ではあるが、確かに、確実に採掘量も収穫量も減少の傾向にある。


 一通り資料を読み終わったのを確認してからオリヴィエは更に数冊のノートを渡してくる。


 ・・・今度はファングダム国民の健康状態をまとめた資料?・・・こちらも緩やかにではあるが人口が減少しているな。それに加えてけが人や病人の数が増え続けている。


 いやらしいのは帳簿に関しても健康管理の資料にしても数年に一度は少しだけ改善したような数値が出ているというところだ。見る者が見れば数値の減少に目を背けて誤差の範囲と片付けてしまうかもしれない。


 原因として考えられるものは何だろうか?金の採掘量の減少に対して採掘作業自体はむしろ増えている・・・。そして農作物の現象に国民の健康状態の悪化・・・となると、可能性は―――


 「これ、原因は金鉱脈の鉱毒水か何かだったりするのかな?」

 「っ!?流石ですね・・・。資料に目を通していただいただけでその可能性に気付いていただけるだなんて・・・。」


 しかしそう言うオリヴィエの表情は明るくない。これは、単純な鉱毒水が原因と言うわけではなさそうだな。


 「私が実際に現地に赴いて調査をしたわけでは無いのですが、この国には一つの伝説があります。ノア様、『黄金の夜明け』は御存じですか?」

 「ああ、ファングダムのおとぎ話の一つだね。」


 かつて、アドモゼス歴が始まるよりもはるか昔、この国にはルグナツァリオにすら届きうるような巨大な魔物が存在していたらしい。

 その魔物の力は巨体に違わず極めて強大であり、この地に住んでいた多くの命が失われた。国から逃げようにも魔物はあまりにも巨大で、何処へ行っても魔物に感知されてしまうような始末であり、何処にも逃げる事が出来なかった。

 魔物は、毒を持ち、そこにいるだけで周囲の生物を蝕み続け、最終的には命を奪う存在だった。


 このままでは誰も彼もが死に絶えてこの土地で生きる者がいない、死の大地と化してしまう。

 国の長は有志を募った。魔物に立ち向かえる、力と知恵を持った英雄達を。

 英雄達は集まった。剣に長けた者、魔術に長けた者、指揮に長けた者、治療に長けた者、錬金術に長けた者、解析に長けた者、彼等は魔物を調べ上げ、まずは魔物の毒を克服する術を探る事にした。


 魔物の毒は、唯一、黄金だけは蝕む事が出来なかった。それどころか、魔物が唯一苦手とする金属だったのだ。それを知った錬金術師は急ぎ弟子を集めて大量の資源を消費して金を錬成し、英雄達の武具を作った。


 魔物の毒は、魔術である事が分かった。魔術師は弟子を集めて魔物の魔術を解析し、毒の魔術をこれ以上使用させないために妨害をした。


 魔物の毒が魔術であるならば、治療も魔術で行える。毒が解析されてからは治癒魔術師は弟子を集めて毒の性質を教え、毒に蝕まれた者達を治療して回った。


 魔物の毒を防ぎ、毒に倒れた者を癒し、毒を生み出させ無くした英雄達は反撃に出た。指揮に長けた者が民を率いて魔物の動きを抑えた。


 魔物の動きが止まったところで、剣に長けた者が魔物の弱点である眉間を黄金の剣で刺し貫き、その活動を停止させた。


 こうして、巨大な魔物による脅威は去ったかのように思われた。だが、魔物はあくまで活動を停止させただけに過ぎない。黄金の剣を持った英雄の一撃ですら、魔物を倒す事は出来なかったのだ。


 いつか、遠い未来で再び魔物が目覚めてしまうかもしれない。ならば、目覚めることの無いように封印するしかない。

 魔物は黄金が苦手だ。その全身を黄金で覆ってしまえば、動けなくなるだろう。


 魔物が目覚める前に、長い年月を掛け、魔物は黄金に包まれた。魔物の全ての体が黄金に包まれた時、ちょうど夜が明け、日が昇る時だった。


 全てが終わった事を示すかのような黄金の輝きは、これからの人々の未来を祝福しているかのようだった。


 私が読んだ『黄金の夜明け』のざっくりとした内容だな。私が知る内容をオリヴィエに伝えると共に、オリヴィエの推測を確認してみる。


 「―――と、コレが私の知る『黄金の夜明け』の物語だね。そしてつまるところ、リビアはこの国が金を採掘し続けた事で大昔の魔物が復活しようとしている、と考えているんだね?金の採掘量の減少は封印である黄金が無くなりかけているため、農作物の減少や健康状態の悪化は大昔の魔物の毒がゆっくりとこの国を蝕んできているからだと、そう言う事かな?」

 「・・・・・・御慧眼、恐れ入ります。おとぎ話が現実だと言う与太話と思われるかもしれません。ですが、私は、見てしまったのです・・・。毒を生み出し続ける、悍ましい異形の姿を・・・!」


 両腕で自身の体を抱きしめて、声を震わせて語るオリヴィエからは、明確な怯えの感情が伝わってきた。


 どうやらオリヴィエには未来視に類する力を持っているようだ。だが、それならば身内の者から信用されやすいだろうし、発言力もありそうなものだが、誰も彼女の言葉に耳を傾けなかったのだろうか?


 私が疑問に思ったところでカウンターで渡された小さなベルが音を鳴らした。


 どうやら昼食の準備が整ったようだ。話の続きは食事の後にしよう。

第三者の介入と言うのは、話を途切れさせるのに非常に便利です。

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[一言] ノアが宿屋でオリヴィエの名前を言ったのはタイプミスじゃなかった?
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