3話 初めての依頼 前編
いつもありがとうございます
「少し目をつぶってくれるかな」
そうして、私は目を閉じた。すこし私が連れて行かれ。止まってから数秒後に
「はい、開けてもいいわ」
目を開けると、見たこともないような景色が広がっていた。全体がなんだか霧で覆われておりどこを見ても暗くなんだか気味が悪い場所だ。彼女を見るとすこし黒っぽい服に着替えていてそして、何事もなかったかのように「行こうか」そう私に話しかけてくる。
ゆっくりと私は歩きながらついて行った。彼女は引きを取り出し片手に持ちながら歩いている。
「ここはどこですか」
「ここは、街の近くにある森の奥深くだよ」
「森の奥深く」
「そう、ここにはなぜか多くの魔物が存在しているみたいなんだよね。だから私たちがここで狩りをしているの」
「そうなんですね」
「それにここには、魔物以外にも多くの生き物が存在しているから注意を払わないといけないからね」
「そうなんですね」
歩いていると他にも人が複数人いた。どれも、何か作業や動物を狩っていた。
そして、彼女の目の前には大きな魔物がいた。彼女は、それに向かって行きそれを倒した。
「凄いです」
「これは、強くはないからそんなに時間を掛けていちゃいけないやつだから」
「そうなんですね」
「だけど、できる限り今の時代に敵を倒しておかないと後で倒そうとすることは非常に難しくなってしまうからね」
「今の時代」
「そう。私は、こんな戦場にいるわけだからいつやられてもおかしくはない。だから今動けるときに敵を倒さないと」
彼女はそう言いどんどん奥深くに進んでいく。そして、数多くの魔物を狩っていた。私は、彼女に頼まれたことをやっていた。倒した魔物に何か小さな物をつけることをやっていた。これはその魔物を倒した証明となることみたいだ。そして、これが追加の報酬となる。
「報酬は今日は多くなりそうだわ」
「そうなんですか」
「魔物を倒した後につけるそれ、私は苦手だからね。それをしないだけでもかなり楽だし。そして、かなりの敵が今日いるからね」
「魔物が多いんですか」
「何故そうなのかは分からないけど」
そうして、お昼頃になっていた。
「少し戻ろうか」
そう彼女はいい私は目を閉じた。すると、いつの間にかギルドの部屋についていた。
「お疲れ様です」
そうギルドで働いている人は言葉を彼女にかける。そして、食堂に着く。夜は酒場となっている。
「今回私が報酬を九割もらって申し訳ないから好きなだけ注文していいよ」
そうして、私は好きな物を注文した。
「それだけでいいの」
「はい」
「お酒とかは大丈夫」
「いや、私飲めないので」
「そうなのね。まあ、これは好き嫌いがあるからね」
そうして、楽しい時間を過ごすことができた
「午後も頑張ろうか」
「はい」
「そういえば君の報酬が一割なのはごめんな。あれは、ギルドの決まりだから。それに君の魔力はかなり低いからそうしないと申請通らないし」
「そうなんですね。だけど、私は気にしませんよ。初めてこんな体験をさせてくれたので」
これからもよろしくお願いします