2話 お姉さん
開いていただきありがとうございます。
数日が経過し私は、懐郷病に陥っていた。あの場所に戻りたい。そして、家族に会いたい。私はずっとそう思っていた。彼には申し訳ないことをしてしまった気がする。
それから数日が経過した。私は、ずっと変わらずそのような状況のままだった。しかしながら更にあの場所に戻りたいという気持ちが大きくなっていた。しかしながら彼がずっと私のことを気に掛けてくれていたので次第にそれは治った。
そして、久しぶりにギルドに顔を出す。
「お久しぶりですね。みりさん」
「こっ、こんにちは
私は、ぎこちない挨拶を交わして仕事をした。彼と一緒のにしたけど彼がほとんどをして私はすこししかしなかった。しかしながら、彼は喜んでいた。私も喜んでこれまでの寂しさも消えていた。
数日が経過する頃にはいろいろな人と話せるようになっていた。
「ミリアさん今日は何をしますか」
「彼と同じので」
「はい。承知しました。」
「みりあさん、今日も彼と一緒に依頼を受けるのですか」
彼女は、お姉さんと言われいる人だ。ここの中で20歳ぐらいと若いけど誰からも親しみやすい人だ。
「そうですね。お姉さんは今日はどうするのですか」
「今日は、魔物退治に行くわ」
「魔物」
私がきょとんとしていると解説してくれた。
「もしかして、それとは無縁の環境にいたのかな。まあいいわ説明してあげる。お兄さん、まだ準備かかるでしょ」
「後数分ぐらい」
彼は一言そう言った。
「魔物は、この世界にいる魔力を持つ生き物だよ。人も魔力を持っているけどその比じゃなく圧倒的に強いんだよね。そして、それを討伐できるのは限られた人のみだけそのような人はかなり重宝される」
「それじゃあ、お姉さんは」
「そうだね。私は選ばれている方だよ。だけど、回りの中では最弱だよ。基本的に私は支援などをするからね」
「支援」
「基本的に魔物は強いから、数人で立ち向かうのが基本だよ。一人で戦うような人は弱い敵かそれかあり得ないほど能力を持った人じゃないとすぐに負けてしまうからね」
「ところで君はどこから来たの」
「分からない。だけど、自然が多くて綺麗なところ」
「えーと。もしかして、そ個に住んでいる人以外は見たことがないとかある」
「そうですね」
「その場合、かなり魔力は強いはずだよ」
「マスター」
「どうしました。ルミさん」
「この子の魔力はどのくらい」
「えっと、言いにくいけど最底辺だよ。ここにいるのが危ないくらい」
私は固まってしまった。これまで無謀なことをしていたのかと
「まあ、気にすることはないよ。君は安全だから」
「なんで」
「この場所にいる人で一番魔力が多い人は分かるかな」
私は、無言でマスターを指さした
「彼は、そんな魔力は持っていないわ。私の方が多いぐらい。正解は彼だよ」
「彼が...」
「そうだね。私も信じられないほどの魔力だよ。どんな敵だろうが一人で倒すのも簡単なほどの魔力を持っている。どんな人も彼の近くにいれば安全だと思うよ」
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