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危険な位普通のXX   作者: 暗黒パステル
【鶏鳴】箱入り娘
2/2

桜が散る4月



4月、それは入学の時期である

幼稚園、小学校、中学校、高校………

国によって時期も子供の年齢も変わるが

今回は日本の高校のお話である。




……………………………






この県では桜も散り始めた4月

まだまだ寒く感じる頃だが

毎年恒例の入学式が行われ1日が経った

殆ど枝だけになった桜を見ながら

入学したものや学年の上がった者は

大量のプリントと教科書に頭を抱えていた


ところで


この高校は海外の有名な資産家や財団の

支援を受けて建った高校である。

その為海外を目指す若者や日本で学びたい

留学生受け入れに大変力を入れており

学校の規模はほぼ大学に近かった。


そんな高校に留学してきた生徒が二人

イギリスからきた男女だ。

一人は元々日本に住んでいた女子

もう一人は元ラガーマンの巨漢

……………建前はだが




………………………




放送室の重い扉を開け

二人の男女がでてきた。

女子の方はサクラ、男子の方はジョン

数日前に日本にきた留学生である。

入学して1日が経ち、今日は校内放送で

留学生紹介をしていたのだ。

二人はまさか校内放送されるとは思わず

緊張で気疲れしていた。

二人は自分のクラスに戻りながら

先生に注意されないように

コソコソと会話をしていた。



「まさか、校内放送されるとは

思いませんでしたね。」

見た目に似合わず丁寧な言葉遣いで

ジョンはサクラに話しかける。


「昔とはやり方が違うんだろうねぇ」

見た目に似合わず低い声でサクラは答える



「バレずに仕事終わらせられますかね?

正直言って年齢的にも見た目的にも

かなりきついと思うんですけど………」


「君は見た目がまだ若いから良いだろうよ

俺なんかタッパあるのに女子高生だぞ?

175㎝以上ある日本女子なんて

モデル以外で中々見ないっちゅうに………

それに学校にいるのは最高でも1ヶ月。

普通にしていれば大丈夫だよ」



実は二人は成人済みである。

イギリスで探偵をしているS(エス)

そしてその助手であるジョン



事の発端は1ヶ月前の事である。






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