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3.マザー怖い。

私用(キャンプ)から帰りました...!お待たせし、申し訳ございません‹(_ _)›

 とりあえず私の名前はわかった。大雑把だけど人生、あ、ドラゴンだから竜生?の方針も決まった。

 じゃあどうするかと言うと、現在地のことを知る。

 この世界についてまだまだ分からないことが多いし、竜生のセンパイである両親に聞きましょ。


*************************************


 はい。質問タイム終了。


 とりあえずここはレイファングと言われる山らしい。私たちが住んでるこの巣はその山の頂上付近。

 そりゃ風が強いわけですよ。ちょっと寒いもん。

 あとこの世界には迷宮なんてものがあって、この山も迷宮の1つらしい(ただし小規模)。山のふもとが迷宮なんだとか。

 んでもってさっきの鹿。

 あれはこの山に生息している、魔力を持った鹿らしい。

 魔力ってことは魔法もあるのかー。私も魔法使えるんかね?


 あとこの世界、スキルなんてものもあるらしい。ファンタジーによくあるあれ。ここにもあるんかい。

 ん?じゃあ私異世界転生テンプレのチートスキル持ってるんかね?

 ムムム。ステータスみたいなの見れないかなぁ。


<スキルポイント500を消費して、スキル[ステータス閲覧]を取りますか?>


 はえ?なんか聞こえた。

 よし、この声を神の声(仮)と呼ぼう。

 しかも丁度欲しいと思ったステータスみれるやつじゃん。取ります取ります。


<[ステータス閲覧]を入手しました。残りスキルポイントは1000です。>


 おおー。これでステータスが見れるのかな?

 早速閲覧閲覧~。


===================================

[フライア]のステータス

種族:プチレッサードラゴン

Lv :1

HP :10/10

MP :8/8

攻撃力:5

防御力:4

魔攻力:5

魔防力:4

素早さ:9


【スキル】

{堅い鱗 Lv10}{ドラゴンクロー Lv1}{ステータス閲覧}{風魔法 Lv1}{自在飛行}


【称号】

{謎のドラゴン}{空に愛されし者}

===================================


 よっわ。

 まぁ最初だし仕方ないのかな?

 それより気になるのが2つの称号だよね。なんだこれ?


<称号{謎のドラゴン}効果:進化先が増える。 説明:突然変異をする可能性のあるドラゴン種の個体に送られる称号。>


 うぉう、説明来た。

 へー進化先が増えるんだー。これは結構嬉しい。このまんまだとレッサードラゴンになってまうと思ってたからね。

 んでもうひとつの称号は......


<称号{空に愛されし者}効果:入手する経験値が2.4倍追加される。スキル{風魔法 Lv1}、{自在飛行}を入手する。風魔法と旋風魔法の威力が上がる。 説明:この世界のうち、空に愛された者に送られる称号。主にドラゴン種に送られることが多い。>


 とりあえず一言言っていい?

 成長チートかよ。

 でも嬉しい。貰えるものは何でも使う。これ基本。

 この称号で風魔法が使えるなら練習しておいた方がいいかな?どうせ暇だし。

 よーし、風魔法使うぞ!


 スパーン!


 は?

 鳩に豆鉄砲をくらったような顔が3つ。その原因は私が放った風魔法。

 なんと巣の近くにあった大岩を真っ二つに斬ったのだ。

 これ威力やばくね?魔攻力5だったのに。称号で威力が上がるとは書いていたけどこんなに強化されてるの?


 『フライア、今の魔法はお前が放ったのか?』


 イエス、マイファザー。私がやりました。


 『うん。』


 『まぁ、凄いわね。この威力。大人のドラゴンにも匹敵するんじゃない?』


 『確かに、普通のドラゴンならそうだな。カイティア、我らが愛しの娘は才能があるようだ。』


 『ええ、とても誇らしいわ。いつか竜王様に見せたいわね。』


 ファ!?竜王って誰!?てかそんなのいるの!?

 私チビるぞ!いいのか!いい年した女の子がチビらすぞ!

 あ、私今0歳時だったテヘペロ。

 分からないことがあれば聞く。これ大事。

 というわけで質問するぜ☆


 『お母さん、竜王様って誰?』


 『竜王様はね、昔ドラゴンと魔族が戦争した時、ドラゴンを勝利に導いてくださった偉大なお方なのよ。』


 ほーん。ドラゴンにとっての英雄ってわけね。

 まずあり得ないけど目を付けられたら面倒くさそうだな。無いとは思うけど。

 付けられたらもう詰まなくね? だって私そこら辺にいる子供ドラゴンだよ?

 あ、成長チート持っている時点で普通じゃないか。

 取り合えず相打ち打っときましょ。


 『へー。スゴい竜なんだね。』


 『そうよ、そもそも戦争が始まった理由は・・・』




***約5時間後***




 な、長い...!

 まさかあれからずーっと竜王のエピソード語りを聞かされるハメになるとは思わなかった。

 日が暮れて来たときにファザーが止めてくれなかったら死んでた...

 結論、マザーに竜王の話題は持ちかけないでおこう。

今回はいつもよりお待たせした分、普段より長くしてみました。いかがでしょうか?

投稿ペースが落ちる場合は後書きに書きますので、見ていただけると助かります。


※主人公の名前を間違えていたので修正しました。申し訳ございません。あとステータス画面を少々変更いたしました。

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