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2.私はドラゴン

 うん。

 ドラゴンになった=転生かな?

 ドラゴンか~、そっかーそっかー。


 どうしてこうなった?つかやっぱり死んでたの…まあ、それは今はどうでもいい。

 何でドラゴンになった?誰か説明プリーズ。


 «ザーザザー…»


 ん?今なんか聞こえた?私の気のせいか?

 気のせいか。

 何てことを考えてたら灰色のドラゴンが話しかけてきた。


 『初めまして。私があなたの母親、カイティアよ。』


 あ、はい。ハローマイマザー。

 結構優しそうな母親で私安心しました。


 『おお、やっと生まれたか。俺がお前の父親のダヴァンだ。』


 ヒィッ!?

 ファザー怖すぎィ!

 マザーより全然大きいんだけど!?

 あ、でも鱗が紫で綺麗。

 じゃない!


 グウゥー……


 ・・・・・・。

 お腹減ったなぁ。プリン食べたいな、プリン。ケーキでもいいよ。但しショートケーキかチョコレートケーキのみ。

 あー。そういえば異世界転生したんだしフルーツないよね。

 我が愛しのフルーツにもう会えないとは、悲しきかな。


 『腹が減ったのか?ちょっと待ってろ。』


 そう言って出されたものは、な、なんと!


 でっかい鹿のようなもの。下手するとマザーの体ぐらい。

 見た目は鹿だけど少し違う。何が違うかと言うと、角。

 淡く白く光っている。どうみても普通の鹿じゃないんだよなぁ。

 これ、食わなきゃダメ?しかも生?と、目線でファザーに訴えてみる。

 あ、ダメですかそうですか。


 腹を括って一口かじってみる。

 あ、美味しい。

 え、マジで?見た目に反してスゴい美味しい。

 濃厚でいてそれであっさりしている。普通は無さそうな組み合わせの旨さが詰め込まれたようだ。

 余りの美味しさに私はすぐに完食した。美味しいんだからしょうがないよね!


 『よく食べる子ねぇ。』


 『良いじゃないか、元気な子に育つだろう。』


 『そうね。』


 何だこのイチャイチャドラゴン。

 前世で彼氏も出来なかった私に対する当て付けか? 実の両親じゃなかったら噛んでたぞ。

 何が言いたいかって?

 羨ましいんだよチキショウ。


 こうして私の初めての食事は終わった。まる。

 さて、そろそろ質問タイムにいきましょうか。


 『お母さん。』


 何か舌が回らない。人間の時と違和感あるなぁ。

 生まれたばっかだししょうがないか。


 『え、喋れたの?何?』


 おい待てちょっと酷くないですか?


 『私の名前、なに?』


 『ああ、名前を教えるの忘れてたわね。あなたの名前はフライアよ。』


 フライア。

 それが今の私の名前。

 よし、これからは人間[羽沢友里]としてではなく、


 ドラゴン[フライア]として生きていこう。

はい、紅水です(^^ゞ

実はお知らせがありまして、13、14日は私用があって執筆出来ません(T∧T)ウウ

ですので少し更新ペースが下がります<(_ _)>

その分楽しめるように頑張って書いていきますので待っていてください(^^ゞ

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