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僕らの旅   作者: yu000sun
25/43

おまけ

 こんにちは。木霊です

 皆様、入れ替えが終わりました。


 サブタイトルなどが変わったりとご迷惑おかけします。


 大きく(?)変わった点


・プロローグが追加されました。

(新たに前兆らしき文章と、一話目の途中を切り取って作成)


・文章を詰めてました。それに伴って携帯版専用の改行を増やしました。


・旧「16.ガラス」、現在「16.俺・夢の中の僕」の文章を削ぎ落し、夢の中の表現を大きく変えました。

 なぜ、そのような夢を見たのかということも書き加えました。

 伏線を分かりやすくしました(これは微妙…)


サブタイトルについて。

 左、または上(PDFなどの縦書き)が新しいタイトルです。


・「謎のアンケート」=「最後の日常」

・「突然の配達物」=「テストプレイヤー」

・「宿屋兼、レストラン「ハウス・ねこ」」=「気が付いたら三日間タダな宿屋」

・「ハンター」=「ハンターと冷徹少年」

・「シャワールーム」=「真夜中であることを忘れずに」

・「補助金」=「彼には五十ゴールドを」

・「エルフィン」=「待ち合わせと阻む者」

・「俺・夢の中の僕」=「ガラス」


 ――が大きく変わりました。


 一応にこれで誤字や文章表現を一変できたかと思います。


 ちなみに今回の話。おまけ「話」なるはずが、諸事情で設定集になってしまいました。



 これからも、「僕らの旅」をよろしくお願いします。


               ――by木霊

夜茂木沢(やもぎさわ) (とおる)

 高校一年生 一五歳。


元の体 一七二.六Cm

 黒髪 少し長めの髪形 男性


器   一五七.三Cm

 濃い金髪―と言うより栗色の髪。 セミロング 右目の上で軽く髪を分けてある女性



 本作品の主人公。


 小学二年生の頃に歪んだ自分の感情が、トラウマの記憶と強く結びつき、透が幸せだと感じているとき、夢に時折現れては現在の透を絞め殺しにくる。

 精神科やカウンセリングを受けていたが、効果が無かった為か透はほとんど覚えていない。


 透自身、このトラウマを乗り切るためには、夢に出てくる幼い自分を逆に殺さなければいけないと思っていて、過去の自分に激しい嫌悪感と憎悪を持っている。

 それに重なってか、小学生四年生以前の記憶がひどく断片的であったりする。


 性格は、快活で明るく、馬鹿だと思われるが、実際はそうでもない。でも、やっぱり馬鹿。

 人を笑わせるのが好きではあるが、影で何か言われることに強い恐怖を抱いている。


 女性に対して関心はあるものの、それほど比較的強い関心はない。だが、仮に裸体などまともに直視してしまった場合、気が狂うか、出血死できてしまうと自他ともに認める。

 ゆえに、スキンシップの多いエルフィンを、日に日に警戒を増している。


 *しかし、最近はがらりと態度の変わったエルフィンに、何とか仲直りの糸口を探している。無理して会話をしようとするも、あらぬ誤解が会話をする度に増えて行き、現時点では、なるべく彼女の機嫌を損ねまいとしている。



樋野(ひの) 松之介(まつのすけ)

 高校一年生 十五歳。


元の体  一七八.三Cm


器    一七七.七Cm

 赤茶色の髪  ヘアーバンドを額に付け、バンドの下から乗り越えるように上から前髪が下りている、特徴的な髪形をしている。バンドを外すと前髪が長く垂れさがる。


 透の友達の一人。由久、広樹ともに小学生からの仲で、四人の中で最もスポーツマン。高校で柔道部に入ると、その体格の良さが徐々に本領発揮を見せる。


 家(というより、母親)が厳しく、未だに門限が設けられてある為にバイトさえ、させてもらえない。

 見かねた父親が、松之介のついた嘘を見抜きながらも如何にか通させて夏休み中は自由に過ごせるようにさせる。


 性格は、真面目で「弱きを助け」という面がある。落ち着きがあり、面倒みがよい。手先が不器用で、作ることにかけて、逆に物を壊すことが多い。

 とても義に厚い。


 *主に、透の倦怠感たっぷりの冗談にノリで付き合っている。


 *透には内緒で、アーウィンらと陰で何かをしている。



竹居(たけい) 由久(よしひさ)

 高校生 十五歳。


元の体   一七三.五Cm


器     一六五.八Cm

 金髪 さらっと伸ばしたセミロングにとてもいい容姿をしている。鋭い目は変わらず。元のイメージが強すぎたために、身長が縮む。


 透とは、三人の中で一番長いこと遊んでいる。唯一、彼女と付き合っていた経験あり。


 自分の父親を『昔、悪だった人』と笑い話に紹介し、彼自身、鋭い眼光をはなつ。中学では剣道部に所属し、心のうちで実戦をしてみたいと思っていた。

 プライドが高く、本気で殴られたりすると一瞬でブチ切れる。喧嘩をする際は平然を装って突然殴りつけ、そのままボコボコにする。


 女性の前では気さくで好ましい。普段は軽薄なノリとふざけているが、最近は冷静でいることが徐々に多くなってきている。

 計算高く、周りを指揮していくのが好き。

 実は、ヲタク。


 趣味、からかう。悪戯。好きな歌手のライブに行くこと。


 *松之介とともにアーウィンに何やら教えて持っている。

 *エルフィンと透が気まずい関係になった原因である、あの晩のことを知らない為か、今までどおりに生活し、アーウィンには透をからかうために入れ知恵をしている。


―テラス・ル・アーウィン―

 ハンター   二十三歳

身長  一七六.四Cm

 深く黒に近い翠色の瞳に エメラルドグリーンの髪 左目の上の方で七三をしている。


 分けた前髪は長い。旅や戦闘では後ろ髪を束ねてポニーテールにしている。普段は、何もせず、髪は背中から腰の間あたりまである。

 持っている槍は、武器種別では「グレイブ」と呼ばれるもので、柄の先には矛ではなく刃をつけている。その平たい刀身には一行の謎の彫り込みがなされてある。

 紅の騎士団の生き残りで、ある日を堺に、次第に自分の名を「アーウィン・ル・テラス」と逆向きに読んでしまう癖がつく。


 とある目的でハンターになり、旅をしていたが、透たちの身を危惧する。

 透を「噂の魔法使い」だと思いこんでいる。


 *実は噂の魔法使いではないと知った後も、今だ納得できず、彼女(本当は彼)に対する態度は一切変える気はないらしい。それどころか、徐々にその透をからかう事で楽しく会話することが出来ることを発見した。

 

 必殺技は「テラスマジック」。透に失礼がない程度、つまり互いにおかしく笑える程度にからかって打ち解ける。今のところ、効果絶大。

 美人相手だと委縮していた透をイチコロで打ち解けさせた。



―エルフィン・ラグシャネス―

 レストラン「ハウス・ねこ」にて住み込みで働いている。


身長   一六一.一Cm


 黒目 桃色のセミロングだが、横の髪が長く、後ろ髪が短い。流れる髪は緩やかに内側にカールしていて、ボリュームのある髪型。

 その可愛らしい童顔のために、透たちと同年代と言われても分からない。


 年齢の詳細は知られていない。ただ、思い出話とアーウィンと同年期らしいことから二〇代であることが推測できる。


 透の悪夢のことを知って、よりスキンシップを増やしていく。だが、透からは一方的に「ピンクな人」と認識され、同僚のダットからしてみれば信じられない仕打ちをされている(投げ飛ばされるなど)


 こっそりと、裏で悪さをして、反応を見るのが好きで、嫌な客にはよく料理に「何かしら」混ぜ込んでいる。

 バラザーム、ダット、スティルが止めたのち、セクハラなお客の仕打ちに堪え切れなくなった彼女は、料理すべてに薬を混入。レストランが死屍累々の惨劇になるという伝説を作り出す。


 その事件以来、常連客はセクハラをする客を取り締まったり、何かを混入させても周りが止めると言う事がなくなった。

 実は魔法使いであることもあり、怒らせるとバラザームでさえ恐れるほどとても恐い。


 意外にも由久と気が合う。悪戯好きで、透は恰好の餌食になっている。


 *あの晩、疲れからか、ふっと間欠泉のように突然にあふれ出す思いを堪え切れなくなったエルフィンは、透に激しく怒鳴りつけてしまい、反省と公開をしている。

 その後、誤りに行くのだが、松之介から「透があの晩から様子がおかしい」と聞いて、謝るに謝れなくなった。


 悪戯ほぼセクハラをすることが生きがいのような彼女でも、やりすぎで謝ることが、実は一番彼女の苦手な瞬間。

 さらに、今回は自分の激情が要因なので、なんとも言えない葛藤(かっとう)(さいな)まされている。


―スティル・テルバンダード―

 レストランですべての仕事を一通りにこなせることのできるスーパー一四歳。


身長 一六三.〇Cm


 黒目 茶髪 常に青に白い線で模様の入ったバンダナをつけている。


 透たちよりも、ひとつ年下。だが、精神年齢的には透より三〜六歳以上離れていると思われるほど立派。

 とある理由でハンターに熱望している。だが、それができないことに、悩みながら毎日を過ごしている。

 基本、無口。そのため時折、意識がなくなったように考え込んでいても、周りは気づくことが少ない。 悩み続けて時折人を無視したり、素気ない態度をとる一方で、仕事は完全にこなしていくので周りからは冷徹などと言われている。


 透に対し、本音をよく話してくるのでそれなりに。由久は本音をあまりださないので、内心、軽く疑問を持ちつつも、その態度に共感を覚える。

 松之介は真面目なので、印象がいい。


 *由久と同様、あの晩のことを知らない。翌日になると、突然エルフィンが透を避けるようになっているので、何事かと思う反面、やはり流れていく時間に、焦りが募る。



―バラザーム・テルバンダード―

 レストラン「ハウス・ねこ」の店長 四一歳 


 黒眼 短く濃い茶髪


身長   一九四.二


 とても大柄な体格。ラスナイクではなく、トルマドールと言う、かつての列強国出身。


 その巨体により熊のような迫力を持っている。本気で怒り出せばその迫力は計り知れない。

 そのため部屋一つから二つ分ほどはゆうにある標準的な広さの厨房も狭く感じる。

 バラザームと呼ばれるのが嫌で、アーウィンにも「オヤジさん」と呼ばせている。

 街の中で事情を知っているものは、ダット、エルフィン、アーウィンと一部の役人しか知らず、スティルも知らない。 事情を知っている三人は、ここで働く以前から関係がある。

 温厚に振る舞い、度量の大きいが、疲労がたまっている状態が多いために睡眠を邪魔されるのがとても嫌。起こることがあると言えば、睡眠を邪魔される時だ。


 *国が滅ぼされた要因をこの中で一番よくしっていて、さらに透たちが言う所謂『システム側』に接点を持つ。 

 トルマドール精鋭、紅の騎士団の一人。


―ダット・キュリバン―

 店長の右腕的存在 28歳


身長   百八十九.二


 灰色の瞳 翠色ショートヘアー


 細身のせいもあり、実際よりもっと身長が高く見える。アーウィンと似ている髪の色だが、ダットの方が若干髪の色が濃く、瞳も灰色。

 エルフィンと、隣町に戻ったという人と一緒にこのレストランで働くことになった。

 優男で、エルフィンには影が薄いとはよく(なじ)られる。

 自ら会話をしていく方でない上に、彼は自分の家を持っているため、透たちとはそれほど会話を交えていないものの、透と松之介ともに気が合う。

 由久はと言うと、彼も公私分けるほうなので、仕事中、ほとんど他人とはしゃべらないために、ダットとほとんど交流がない。


 *彼は紅の騎士団ではないものの、魔法使い兼騎馬兵と言う中々すぐれたスキルを持っている。


 ここから先【最近の登場or登場数が少ない人たち】



――エグアルラ・ペジェム


身長  百七十九


 年齢40代前半(?)


 肩幅の張った男性。顔の彫りは深く、肌は白い。銀髪に綺麗に整えられた髪形をしている。

 どうやら、アーウィンに嫌われており、また彼も彼女のことを嫌っている。


 『エガスラー』とは『エガスラー・ワッケルン』の臆病もので、卑怯でありつつも騙されやすい青年騎士の、滑稽な末路を描いたトルマドールの童話。

 厳酷な兵士、騎士を作り出すための教訓をさらに強調させるための様な意味合いで、古くから親しまれている。


 最後の一章節には、『戦場に恐れをなして逃げだした腰抜けエガスラーは途中で剣を落とし、魔物の森にて、恐怖に支配される下僕となった』



―名もなき変態さん―

身長、一六四前後

 かつてはエルフィンの追っかけだった。

 多少の経緯があって今は透の追っかけをしている。

 お嬢様編で唯一、透を助けようとした街の人だが、頑丈な倉庫を『箪笥』と称して閉じ込めかけたり、松之介を男たちに売り渡したりと、何かと危ない人。


 *再びチャンスがないかうかがっている。


 名言は「あなたを食べたい」


―キタン・H・カルバンド―

 ナイス性格なお兄さん。 

身長、一六七前後

 茶髪 セミロング


 ふらりと現れるお兄さん。その邪気のない、面白く気障な態度に透は好感を覚えている。

 ミドルネームはわざわざ、(エイチ)と発音しているところから、どこか謎めいている。

 透はどことなく、この人はエルフィンと仲が良くなると察した。


 名言「アディオス!」


 *なぜか、ギリアムと一緒にハルミティオに帰って行った。


―ジャン・コレット―

 手斧使いの戦士。

身長、一七〇前後

 赤髪 適度に散発された長めのショートヘアー


 『処刑木刀』に込めた魔力が一切通じなかった謎の人物。

 出身地があるところから、プレイヤーでないため人相から性格を判断できるとすると、危険でないと判断できる。

 一撃で、最大限に追い詰め、一撃で倒された「一撃伝説」の持ち主。だが、そのすぐ後に一撃追い詰めるという伝説を、プレイヤーの久嶋によって塗り替えられる。


 *現在、街の中にある「アクラナの旅館」という実はアダルトなお店に入り浸っている。決して旅館ではない。


―嵯峨野・久嶋―

 透と勝負した最初のプレイヤー


 二人とも一七〇後半の美少年であるも、中身が腐ってると透は思っている。特に嵯峨野は、透に思いっきり吹き飛ばされて重傷を負った。

 いろんな意味でかわいそうな奴だと、のちの由久は語る。


 *再挑戦した際、余裕のできた透は、魔力によって彼ら二人を身動きのできない状態にし、腹いせに彼らを一時間にわたって説教した結果、幾らかまともになった。

 現在、街のどこかの宿で寝泊まりしているらしいが、詳細は分かっていない。


―ギリアム・ドゥウォン―

 中年、歴戦の騎士

身長、一七五前後

 焼けた褐色肌に古傷だらけの顔。 濃い黒髪と黒い瞳。


 訳あって、ラスナイクの街にきたと言うが、その目的は定かではない。

 女性でありながら(実際は男だが)戦う透に感銘し、態度を改める。


 実はお城勤めの近衛騎士団。その中でも精鋭である団長直属の部下で隊長格。意外にお偉い身分なのだが、今回はとあるお人のわがままで、透に勝負しにきた。


 透の「つかれたら交代してください」という意味の(おもむき)ある言い回しに、透に好感を抱いている。


 *一緒に来ている筈の『主』らしき人物と接触はなく、結局『主』はどういう人だか、謎を残してハルミティオに帰って行った。


―心の中の僕―

 透の暗い過去の虚像。記憶に強く結びついた歪んだ感情が、現在の透に対し激しい妬みを感じている。

 言い返せば、互いに認識することのできる二重人格と言っていいかもしれない。


 夢に時折現れては殺さんと首を絞めてくる。

 透の両腕が切り落とされ、子兎を吐きだしたのは彼によるものだと透は思っていたが、実際は違う。


 予定ではおまけ話を盛り込もうとしたのですが・・・

 次の更新分も考えなければいけないので、今回は、話の中で出てきた登場人物の情報整理として書かせてもらいます。

 主人公の過去以外は、話に出てきている程度のちょっとした補足情報や、情報整理なので、ネタばれということは起きないと思います。


 ここの「おまけ」は、話が進んで登場人物や新たに情報を盛り込んだ際、時々更新しようかと思います。


 登場人物について分からなくなったらここを見るなど、そんな感じで見てください。

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