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不幸な少年の異世界ライフ  作者: べにいろ
4章 勇者と学園編
56/57

56話

どうもです。

56話


「さて、では今日から我らがそち達の稽古を見る。」

「信長様の命により、我ら5人衆がそなたらの鍛えるので最低でもSSSにはなってもらのでな。」

場所はアルバート家に信長の家臣が結界を張り、空間も新たに作った。

信長の後ろには、山賊のような大男、忍者姿の女性に男性、長身の青年、眼鏡をかけた男。

俺たちは、ティア、セラ、キョウ、マイ、テーレ、アンヘル、ヴァレンに俺が居る。

「では、これより修業を始める。ウェル殿にアンヘル殿にヴァレン殿は信長様に従ってください。」

「あぁ、分かった。師匠お願いします。」

「うむ、そちには強くなってもらわんと困るのでな…少し厳しめにするぞ。」

「はい。」

時は遡り、ウェルが『試練の神の迷宮』を攻略し、プチ・神龍を使役した後。


「ウェル様!!御帰りなさいませ。その…」

「あぁ、心配かけたな…そして只今。」

「はいっ!!」

うん…ティアの笑顔って綺麗だな。この子が俺の婚約者か…全然実感がない!

「うむ…そちはアーケインの娘かの?」

「あの…ウェル様こちらの方は…?」

「あぁ、俺の師匠である1傑の『英雄王』様だ。」

「…ふぇ!?」

ププッ!ヤバイ!!この子かわいすぎる!!もう今からでも、ハッ!ゲフンゲフン…調子に乗り過ぎた…

「うむ、我こそ尾張国の城主・信長じゃ!アーケイン王とは古くからの知り合いじゃ。」

「あ、あの…ウェル様…?」

「なんだ?後な後で撫でて良いか?」

「それは構いませんが、父上に報告をしても…」

「それなら我自ら行くので心配無用じゃ!そち達は夫婦仲良くしておれ。この命名は我に任せるのじゃぞ?」

「ぶっ!!師匠!私はまだ(・・)そこまでするつもりは、」

「信長様!お願いいたします!さぁ、ウェル様今直ぐに、」

「こんな真昼間からするかぁ!!」


「で?ウェル。説明してくれるわよね?」

「はい…そのですね?」

「ウェル君。かしこまらなくても良いです。」

「はい、じゃなくて。あぁ…取り合えず、師匠とその家臣の人に修業をつけてもらえるようになった…」

「結論が早すぎるわよ!」

「さすがお兄ちゃん!でも、後5ヶ月後には入試でしょ?」

妹は話が早くて助かるな。

「あぁ、入学後も師匠には見てもらう事になってる。」

「ちょ、私を無視して、」

「ウェル君、内容は分かりました。では、明日から?」

「あぁ、師匠の他に5人来るから、俺とアンヘル、ヴァレンが師匠に。他は適当に一人ずつ分かれてくれ。」

「でも、二人足りないよ?」

「…突っ込めない…私って何なの?」

「安心しろマイ。直ぐに突っ込めなくなるから…」

大丈夫!直ぐに慣れるさ!いや、俺がお前をこの状況に慣れさせる!!!

「セラちゃん。人数は大丈夫よ。」

「テーレお姉ちゃん?」

「私も入るから!」

「私も入りますわ!それに、明日から私もウェル様の家に住みますので。」

「ティアお姉ちゃんも!?」

こうして、俺たちの地獄の修行が始まった。


「ふむ…まずそちのランクを上げるかの?」

「え?どうやって、」

「『召喚』」

魔法陣が地面に浮き出て、そこから龍が出てくる。

「こやつは『ゴールドドラゴン』。経験値の塊のような魔物じゃ!」

ようするに『メタルススライム』のようなやつか?ドラ●エの。

「こ奴一体で『至人間』なら20は上がるの。その代わり強いぞ?」

「ッシ!!」

ウェルがゴルドラに斬りにかかるが、

“ギィン”

「硬ッ!なら『黒姫』!!」

『黒姫』に魔力を限界まで注ぎ、切れ味を強化する。

「『白喰』も来い!“ブオン”『白喰・暴食』!」

『白喰』の魔力圧縮斬りを改良した技と『黒姫』でゴルドラの首に振るう。

「グラァ…」

そのまま首を刎ねられ絶命する。

「やば…こいつマジで経験値の塊だな…25も上がったぞ…」

こうして、俺の修行が幕を開けた。


お読みいただきありがとうございます‼

ウェルが25も上がったのは単にウェルのランクが低いので、レベルアップに必要な経験値が少なかったためですo(^o^)o

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