55話
どうもです。
55話
「ッツア!!クソ!!」
信長に左腕を斬られた実力を見誤った事を理解して、今できる最強の技を放つ用意をする。
「ふむ、やっと理解したかの?では我はそちの奥義を受けるのが礼儀じゃの。」
クソ、こいつマジで強い!こりゃ、前世で俺が師事したじいさんと同じ雰囲気だな!
「『ジョブスキル・殲滅王』!!死ね!『無限斬』!!!!!!!!」
ジョブスキルにより、ウェルの放つ魔法の必要魔力が半分となり、威力が二倍になる。
そこで、信長に向け魔力の刃をウェルの全魔力を注ぎ無数に放つ。
「ほう。これは、乱丸と同等じゃの?じゃが我には効かん!『刹那一閃』」
「な…」
たった一振りだ。しかもウェルにはそれが認識出来なかった…
それだけで、魔力の刃が全て消え、ウェルはもう片方の腕を斬られていた。
「ふむ。ちゃんと狙ったがもう片方の腕に行ったか。運の良いのか悪いのか…」
「カハ!…クソ…こいつ強い。」
「なに、当たり前じゃ。我は試練の神の作ったのではなく本物じゃからな?」
ん?こいつ今なんて?
「あやつの気配がしたので、偽物を作るなら我が相手した方が良いとな。じゃから自ら出てきたまでじゃよ。」
「な、なぁ…あんた行方不明だったんじゃ?」
「うむ、実はのここから東に進むと良い感じの迷宮があったので、主を殺し地獄王のように城を建て暮らして居ったのじゃよ。」
「あんた、まじか?」
「マジじゃ。」
10傑て皆こうじゃないだろうな?マイペース過ぎんぞ。
「それに、我らはお互いに不干渉を決めておるのじゃ。じゃから無用に暗黒王の暴挙を止めることが出来んのじゃよ。」
「でも、あんたじゃないと暗黒王と悪神は止めれねぇだろう?」
「ふむ、確かに我と古竜王くらいじゃの…でも、もし10傑以外に止める者が出たらどうじゃ?例えばそち。それにその仲間が。」
「無理だな。あんたにこうも簡単にやられてたら無理だ…」
だって、あんたでも向こうの親玉辺りには手焼くだろうしな。俺なんかが束になっても勝てねぇよ。
「ふむ。なら我自ら育てるかの?」
「はい?」
「じゃからの、そちは見た所学生じゃ。なら我がその学園まで出向きそちに稽古をつける。」
まてまて、こいつが学園来たら駄目だろ?それにまだ学園に入ってねぇし!
「待て待て!俺はまだ学園に入ってない!それに、まずあんたが表に出てきたら大騒ぎ打から!!」
「安心せい。そこは我がなんとかする。それにまだ(・・)なんじゃろ?」
確かに、こいつに稽古をつけてもらえるんなら、これほど有難い事は無いな。
「分かった。いや…分かりました。お願いします。師匠。」
「う、うむ…そち…礼儀は正しい方なのじゃな…?」
「はい。師事する方には礼儀正しくするのが私の“武”です。」
「なるほどの…まぁ、我もこれからよろしくじゃの…さて、外にでるかの?ここが最後じゃよ?」
そう言って、信長が出ようとするが、
『お!終わったね?うん!クリアを認めようかな。まぁ、景品は外に置いてるから貰うように。じゃあ、またの機会に会おうじゃないか!!』
「…こいつの存在忘れてた…」
やべ、信長が大きすぎて神忘れてたよ…
「これが、景品か…」
プチ・神龍・・・竜神が大切に育ててる龍。ランクCだが、魔力を食べる事で成長し、魔物を殺す事で大幅に成長する。ちなみにメス。
「キューン!!クル!」
「うん…まぁ、丁度良いのあるし使うか…『神獣使役』」
神獣使役・・・神界に住む獣や霊などを使役可能。『念話』や『人化』が使える。
「キュキュ!!」
そう言うと、プチ・神龍が光に包まれる。
「こ、これは?」
「うむ、『人化』じゃの…それよりも早く服を着せるのじゃ…ここ外じゃから周りに人が…」
「あー!!!主ィ!!!!!」
金のロングに金眼の女の子がウェルに抱きつく。
「…やばい…なぁ、俺今日が命日かも…」
「ウェル?お前はロリコンなのか?」
「ウェルさん…見損ないました…」
「おいおい、何処が良いんだよ?やっぱり年上だろ!」
「主、その子躾けるかい?」
「うむ、ウェルよ信じておったぞ!!」
そこは、迷宮の入り口であり、先に終わった他の奴らが待機していた場所だった。
その日、ヴァレン以外から冷たい目線を食らったウェルだった。
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