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不幸な少年の異世界ライフ  作者: べにいろ
4章 勇者と学園編
53/57

53話

どうもです。

53話


「おはようウェル。」

「あぁ、おはよう澪。今何時だ?」

「もう8時になるな。」

俺たちは抱き合いながら夜を過ごし、先に澪が起きて俺がその後に起きた。

「ウェル様?入っても大丈夫ですか?」

「ん、ティアか?良いぞ。」

丁度、ティアが入ってきて朝食を皆で食べようと言い、俺たちは食堂に向かった。


「おはようウェル。それに澪さん?だっけ。」

「おはようテーレ。ん?キョウたちは?」

「おはよう。テーレさんだな?」

「ええ、そうよ。後、他は朝一で城を出てもう迷宮に着いた頃かしら?騎士の鍛錬に付いて行ったのよ。」

あぁ、騎士の鍛錬か。なら、今日は昼前か。

「そうか。じゃあ、食べようか?」

「あぁ、いただき、」

「おい!!!!!!ここか澪!!!!!???」

「ああ!?居た、澪ちゃん!」

ん?勇者…てか、

「龍に春か?」

「ん?あ、お前は昨日の?」

「えーと…初めましてですよね…?」

こいつ等は『宮本 龍』に『日和 春』。同門に俺が銀行強盗から救った少女だ。

こいつ等なら俺の正体を言っていいな。

「いや、春。初めましてじゃないぞ?忘れたのか?悲しいな…」

「ふぇえ!!でも、私、あなたを知りません…」

「だな、日和の言うとおり俺もこいつは知らんな。で、誰だよ?」

「龍もか…同じ『大和抜刀』の同門で親友を忘れるなんてな…」

「は…おい澪この悪戯、お前も、」

「12歳、近所のお姉さんに告白をするも撃沈。」

「ん!!?な、ななな、」

「13歳、行きつけの図書館で司書のお姉さんに告白をするがすでに彼氏がいた。」

「ぶ!!!!!!!!!な、お前、」

ははは、今相当龍は恥ずいだろう。なにせ、こいつの黒歴史を言ってるんだから。

お、澪が何をしてるのか気付いたな。他は?だ。

「15歳、年下からコクられるも『俺は年上が好きなんだ』と言って断る。以後あだ名が『熟龍』」

「#$%&%$#$“#$!$”#!$#$!!!!!!!!!!!!?????????」

もはや言葉になっていないな。

「16歳、」

「ま、待て!!!!!頼むこれ以上は止めてくれ。お前は何でそれを!!?」

「だ、か、ら、言ってんだろう。俺は『皇 夕痲』の記憶を持った、転生者だ!」

「へ、…わーい夕さーん!!!!!!!!!!!!!!」

「ムグ…ちょ…そんな、きょ、うきを!顔に、ムググ…」

春が俺の顔を自身の胸に押しつけ抱きついてくる。

こいつ自分の胸がもはやメロン以上ってことを気付いていないのか?さすがに窒息、

「あ、止めろ春。ウェルが!」

「ふぇ?にゃああああああああ!!!!!!夕さん!!!!!!?」

「し、ぬかと、思った…」

「まぁ、このノリは本当に夕だな?久しぶりだな?親友?でもさっきのはひどいぞ?」

「はー…まだ公開してないのが大量にあるんだが?」

「止めろ。いや止めてください。お願いします!!」

「ぷ!あははははははは!!!!!!!!いやー、やっぱこれは楽しいな?テーレ、ティア!」

「何でしょうか?」

「どうしたの?」

「こいつは、俺の親友で、同じ道場で稽古をしてた。『宮本 龍』。でこっちがマスコットキャラの『日和 春』だ。」

「ちょ、夕さん。マスコットキャラって!!?コホン。夕さんに命を救われました。」

「で、こっちがが俺の婚約者の『ティアベル・アーケイン』第一王女に、『テーレ・マナク』この国の首都のギルド長だ。」

お互いがまた挨拶をして、皆で食卓について騒がしい朝が過ぎて行った。


お読みいただきありがとうございます♪(o・ω・)ノ))

安心してください。ウェルはノーマルです。春をヒロインにする予定は今のところないです(..)

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