45話
どうもです♪
かなり遅いペースで投稿してますが、このまま楽しんでくれればと思います(*´ω`*)
45話
「まずは、おかえり。ウェル。」
「おかえりなさい、ウェル。心配したのよ?」
「ただいま、父さん、母さん。」
帰ると、直ぐに4人に抱きつかれて、そのまま父さん達の部屋に連れて行かれた。
思ったより、俺の成長の事を気にする人が居ないで皆自然体だった。
「さて、ウェル?ヴァレンさんから話は聞いたけど、君からも聞かせてもらおうか?」
「あぁ、まず―――――」
テオに話したのは、今まで何処に居たのか。そこで何をしたのか。そして、今回の事を話した。アンヘルは今、外で他の4人に話している。
「ふぅー…にしても、ウェル?君はホント良く巻き込まれるね?」
「そうね~…にしても3日間しか見てなかったのにここまで成長するなんてね?」
今、俺の身長は178cmはあり、顔つきは女性に似た顔つきで、相当な美人だ。
体は結構、引き締まってるかと思うが、実はかなり、女性のような体つきに似ている。
「多分これからも巻き込まれるんだろうな?」
「魔王かい?」
「いや…魔王側の神」
「へ?とすると…死の神か化の神とかかい?」
「いや、まだ分からない…」
「って、あなた…普通に神とかのワードがでっちゃってるわよ?」
「うん?母さん何かおかしかった?」
「いや、…ううん、これが普通なのね…」
なんか、母さんが1人でブツブツ、言ってるが何か納得したようだ。
「で、テーレには会いに行ったかい?」
「まだだな…これが終われば、向かいに行くよ。」
「なら、よし。まだ聞きたい事はあるけど、それはテーレも一緒の時にだね…」
「そうね。さて、ウェル?テーレを向かいに行ってあげなさい。後アンヘルちゃん達を呼んでちょうだい。」
「あぁ、分かった。じゃあ行ってくるよ。」
アンヘル達を父さん達が呼んでる事を伝えて、そのままテーレを向かいにギルドに着く。
「ここも、感覚では3年ぶりか…にしても何か忘れてる気がする。」
そして、そのままギルドの扉をくぐる。
ん?なんか目線が尋常じゃないな?
「おいおい、ありゃ良い女じゃねえか?」
「ぐはは、あんなのと夜を…」
ん…?あぁ、そういう事か…?
「おいおい、そこの女ぁ?俺と、グビャ!!」
「おい、誰が女だって?俺は男だ。」
一瞬で間合いを詰め、顔面にとび蹴りをかましてやった。
「な?お、男ぉ!!!?」
「へぇ、ありゃ良い男だね?」
っち、男と分かれば次は嫉妬してた女性が獲物を狙う肉食動物になった。
「テレス!!」
「はひ!!?え?あなた誰…あ!!!」
「さっさと、テーレの所につれていけ?」
「は、はい!!それよりその姿は…?」
「今は言わない。テーレと一緒に話す。」
「はい…こちらです。」
そのまま、痛い目線を浴びながらも、テーレの部屋に案内される。
「ウェル、なの?」
「あぁ、テーレ…ただいま。」
「ウェル!!」
また、泣かせてしまったな…
テーレは泣きながら、今では、身長はウェルの方が高いため、テーレの頭はウェルの胸のあたりにすりつける形となっている。
「心配させたな?」
「ホントよ!!もう!心配したんだからね!!?」
「うん…ごめん…」
「ううん。いい。こうして無事にあなたが帰ってきただけで私は許すわよ。」
「あぁ、ありがとう。」
こうして、テレスに見られながらも、テーレが泣きやむまで、状態を保ち続けたのだった。
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