43話
どうもです♪
重要なお知らせがあるので活動報告をご覧くださいm(__)m
43話
ん…?誰かが髪をなでてるな…?
セラかな?マイ?キョウ?ヴァレン?
「綺麗な髪だね…これがあたいの主…」
ん?この声って…
「アンヘル?」
目を開けると俺はアンヘルの膝で寝ていた。
まぁ、要は膝枕だな?
「ん?起きたのかい?」
おかしい…なんで俺とアンヘルしか気配がしない…
「ん?気付いたかい?ここにはね、あたいと主しか居ないよ?」
「ここ?っとその前に起きますかね…」
少し疑問を持ったが、それよりも体を起こす事にした。
「あぁ、主は何処まで覚えてるんだい?」
「全部覚えてますよ?まぁ、夢を見ている感覚でしたが。」
「なら、話しは早いね。主の言うとおり『成長が止まる界』に移動したのさ。」
俺は覚えてるどころか、また新しい知識が手に入った。それはまた話そう。
「そうですか…ならここで3年分の修行をしないといけませんね。」
「それよりいいかい?」
「何でしょう?」
「まぁ、まずこの界にあたい達しかいない理由だがね、」
「他の三人、マイ、キョウ、セラの精神体が耐えれないですよね?」
ここの界は成長といっても、肉体の成長だけで、魔力やレベルは上がっていくので、精神の強い者でないとまず居る事すら無理だろうね…
「そういうことさ、後ここでの1年は下界での1日さ。魔物は主達の言うC~SSまで居るよ?ここの領域はC~Bさ。」
時の経過が違うのは助かった。さすがに学園の方には入学したいしな?
テーレにも心配かけてしまうな…
「で、アンヘル?聞きたい事があるんじゃないんですか?」
「ん?聞いて良いのかい?」
「はい、と言っても薄々気づいてるんじゃないですか?僕のあの変化を見たんですし。」
「あぁ、主には前世の力を引き継いでるんじゃないかい?って思ってるさ。」
そこからは秘密を話して、界の事も聞いておいた。
まず、僕の『輪廻覚醒』を見た時点で確信は得たみたいで、僕の中に精神体が何体も居る見たいで、アンヘルにはそれが見える。とくに、アンヘルと接触した僕はその中でも強大な力みたいだ。次に何故口づけをしたのか?と赤く照れたアンヘルに聞かれたが、答えは簡単。1つはアンヘルの血もしくは体液がないと僕の不治の傷が治らないから。まぁ、アンヘルのそれには、膨大な魔力のほかに、伊達に天使だ…それはもう良い触媒になった。
2つ目がこれ。
ウェル・アルバート(男) レベル35
16歳 至人間ランクC
魔力 150万
魔法適正 全属性(炎、水、風、地、雷、光、闇、空間、血、虚無)
竜魔法 古代魔法(物質創造、物質変換、時間、感覚、合成)
理魔法(反転、方向、分解、暴走)
ジョブ≪殲滅士≫
サブジョブ≪錬金術師≫
まぁ、種族進化の為かもね?てかヴァレンの話しではこの「至人間」って、英雄や勇者、SSSの人じゃないと無理って話しだけど、まぁ魔力値に身体能力が上がったし、迷宮も深くまで潜れるな?ただ…レベルが非常に上がりづらいが!!
最後は俺がアンヘルに聞いた界だが、これは単に神達が作った、亜空間で、たくさんあるので、天使や堕天使が管理をしている。
界は、神がそれぞれ、環境やらを設定出来る。
ディアが俺達を転移させた界は、異常な魔物が生まれる界だった。
「さて、こんなものかな?」
「主はこれからどうするのさ?」
「ん?もちろん、ここで強くなりますよ?精神が耐えれる程にね?」
これが原因で、不幸な玩具が運命に逆らえる程の力を得るのだった…
~Side ディア~
「ふーっ!!」
「ふむ?どうかしたのかね?魂だけ戻ってきて?」
「●●様!!」
「今治そう…」
「あ、ありがとうございます。」
「ふ、これほど他愛ない?で何故お主がやられておるのじゃ?」
「はい…あの少年はどうも、前世の力を持って、今を生きているようです?」
「何と…あの駄神め!あんなのに『チートを与えなきゃ僕が楽しめないじゃない?』で神の力を与えるからこうなるのじゃ!!」
「あれは、神の力なのですか?」
「…そうじゃ、ふむ、お主がやられるとなると、あの駄神をこっちに呼ぶ必要があるの?後は勇者かの?」
「はい、そちらはボラが監視しております。」
「では、あの忌々しい神を滅ぼす準備は順調じゃの?」
「はい、全ては●●様のお心の元に…」
お読みいただきありがとうございます‼




