表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不幸な少年の異世界ライフ  作者: べにいろ
3章 白と黒の使者編
33/57

33話

どうもです♪

テーレさん…まぁ、ヒロインになるかどうかは、次の話でしましょう(^-^)/

33話


ふぅー…うん若さの過ちって怖いな?

だって、まさか勢いでやってしまうんだからな?

ちなみに今テーレは初めてだったせいで、色々やられて今はなんかうつ伏せでブツブツ言ってる…

でも、可愛かったな。最初は凛とした女性が行為中は甘えてくるし、耳をあま噛みしたら、おねだりまで…

おっと、復活したのか?こっちを涙目で見てるな?

「ね、ねぇ?妹さん達は大丈夫よね?」

「は、はい…」

やべー!!つい忘れてたな!!?

「と、取り合えず匂いを消しましょう!!」

「そ、そうね。≪クリーン≫」

テーレが風魔法初級の≪クリーン≫で空気の清浄をする。

「僕達の関係ってどうなるんでしょうか?」

「え?責任は取ってもらうわよ?正妻じゃなくても良いから、ちゃんと娶ってくれるわよね?」

で、ですよねー?てか正妻じゃないってハーレム容認かよ?

「その…エルフって基本一夫多妻制は反対なんじゃ?」

「そ、それは…私はダークエルフだから、そんなの気にしないのよ…」

うん、こりゃ…ホントに責任取らないとか…

にしても、今の所俺には周りに恋愛感情を持ってる人物は居ない。

マイやキョウにヴァレンの気持ちは分かってるが、俺には彼女達にそんな気持ちを持てない…多分まだ俺の中にアイツ(・・・)が居るんだろうな…

「でも、あなたが成人してからで今の責任は保留よ…さすがに、結婚は規則で成人からってなってるしね?」

「は、はい…」

「ふー…まさかテオ達をお義父さん、お義母さんって呼ぶ事になるなんて…」

ちなみに俺の今の状態…つまり俺の種族の事やヴァレンの事はしながら話してやった…

「と、とりあえず、僕の用事は終わりました…これ以上はセラ達を待たせるわけにはいきませんし、また後日にしませんか?」

「そうね…はぁー国王にあなたの事を聞いたけど、こんな事になるなんてね?ラッキーなのかしら?」

ほとんど、聞こえないが納得はしてもらったかな?

「じゃあ、また来ます…後、ここの迷宮も近いうちに潜るかもなので。」

「そう、気をつけてね?…次会うまでが寂しいわね…なんなら、テオの所に住もうかしら?」

なんか、物騒なこと考えてる?まぁ、テーレが心配してくれるのは嫌じゃないな。ていうか、あんな事の後だ、どちらかと言えば嬉しいな?

「では、また。」

「ええ、また会いましょうウェル?ふふふ。」


テーレの所を後にして、そのまま1階に下りてセラとテレスを見つける。

2人は仲良く酒場で、果実のジュースを飲んで話していた。

「お兄ちゃん、長かったね?どうだったの?」

うん、気付かれてないな?念いりに≪クリーン≫をかけてしな?

「ええ、もうギルドで依頼を受けても大丈夫でしょう。僕の1件も勇者の前では霞むみたいですね?」

勇者は今の所、名前も顔も公開されてはいない。

国が徹底してるな?まだ『魔王』が完全に復活してないからだろうな…

まぁ、テーレにこの事はちゃんと聞いたしな。また後でマイ達に説明するか。

「では、ウェル様!!依頼を受ける際はちゃんと!の所で受けるように!!」

テレス…そんなに顔赤くして言う事か?

「は、はい。依頼はテレスの所でですね?」

「分かればよいのです分かれば…でもホントにそうしないと、変な所からウェル様の事がばれますよ?」

そういうことか。テレスなら俺が、アムレシアでした事。俺の素性まで知ってるから、フォローするのに最適ってことか…

「分かりましたよ。さすがにまだ僕の件は表に完全には出て欲しくないですしね。」

「お兄ちゃんなら大丈夫だよ?それに、迷宮を出て絡んできた人は一応、≪回復薬・4級≫でくっつけたんでしょ?なら、さすがにお兄ちゃんと敵対とかしたくないんじゃない?」

アムレシアで俺に、正確にはマイに絡んできた奴らは、手足とかふっとんでいたが、≪回復薬・4級≫で何とかくっついた。

補足だが、回復薬は10級から7級は疲労回復や止血、6級から5級が軽い外傷の回復、4級から1級が手足などが斬られたりしたらくっつけて、その傷にかけるとちゃんとくっつく。まぁ、怪我をして最低でも20分最大40分だが…

さすがに、病や体内のことは≪霊薬≫が必要になるがな?それでも金貨10枚はいる。

「で、ウェル様?依頼は明日からにしますか?」

「ええ、それに僕達はまだ、Dランクの依頼を1回受けてないですし、マイもキョウもCなのに依頼はうけてないようですし。」

「あ、それはですね、」

「テレスさん。しーっ!!」

「あ、あぁそうでした。すみませんウェル様。それは本人達に直接聞いて下さい。」

ん?なんだ?2人とも事情を知ってるみたいだな。まぁ帰って聞いてみるかな?

「分かりました。では、僕はもう行きますね?」

「はい、明日お待ちしております。」

「じゃあね、テレスさん!」

「ええ、セラさん。またお会いしましょう!」

ホント仲良くなったな?俺の居ない間に何を話したんだろうな?


時間はもう夕方。この首都には約300万人は種族は人・亜人が7対3の割合で生活をしており、中心に王城、周りを貴族域で大体1万、その周りを平民域と円形で位置していて、

俺の家は貴族域に近い平民域の南にある。

ギルドは北にあるため、帰りには1時間かかるか、かからないかだ。

「お兄ちゃん?そう言えば、あのギルドマスターさんとは他に何を話したの?」

「あぁ、俺の状況ともう1つはマイ達も一緒に話すよ。さすがに人が多すぎる。」

「そうだね…でも、あのお兄ちゃんの迷宮攻略の時に頭に響いたアナウンスでお兄ちゃんの素性を知ってる人は結構居るはずなのに、そこまで騒がれなかったね?」

「まぁ、1つは僕以外に神の迷宮を攻略した人はSSならここ1年で2人は居るからね?後は父さん達が色々手をまわしたんだろうね。」

「だよね。だって王様に呼ばれたくらいだからね?」

へ?俺はそこまで聞かされてないぞ?

「待ってセラ!それ僕初耳だよ?王様に呼ばれたのは僕の件でなの?」

「うん!お父さん達ね、お兄ちゃんの事を説明しに行くって言ってたよ?」

あの2人はホント秘密が多いな…

“ドンッ”

「あ、すみません!!」

「い、いえ大丈夫よ…次からは気をつけてね?」

考えごとしすぎたな?周りに気を配って無かったや…

ぶつかった人はローブで顔は見えなかったけど声と口調からして女性だろう。

「ホントにすみません…怪我とかは?」

「大丈夫よ。次からは気をつけなさいね?」

そう言って、去っていった。

「ん?これは?」

そこには黒い羽が落ちていた…


お読みいただきありがとうございます‼

活動報告に予定を書き込んで置きますのでよろしくですm(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ