表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不幸な少年の異世界ライフ  作者: べにいろ
3章 白と黒の使者編
32/57

32話

どうもです♪

今回は「ハイ」のつく種族の説明です!

32話


「では、ウェル様…ギルドマスターの部屋にご案内します。」

「は、はい…」


“コンコン”

「入っていいわよ?」

「失礼します。」

「…失礼します。」

この人が首都のギルドマスター?

そこには、銀の長い髪を一本に纏めて、凛とした大人なダークエルフがいた。

しかもボンッキュッボンッな女性だ…

「お兄ちゃん?」

「は、はい!!」

「フフフ、アイリス、テオの言うとおり面白い子ね?」

「ん?父さんと母さん?」

「ええ、私はあの2人と後2人でパーティを組んでたのよ?」

へ、へぇ~…父さん達は何も言わなかったな?

「ふふふ、あの2人は結構な秘密主義でね?君が思ってるよりも秘密事が多いわよ?」

「例えば『ハイ』とかですか?」

「!?フフ…ねぇ、テレス、セラちゃん?ちょーっと席外してくれないかしら?」

「え、お、お兄ちゃん?」

「ウェル様…」

「ごめん、2人とも大事な話しなんだ…」


「ふー…で?君も至ったのかな?」

「ええ、ならあなたも?」

「ええ、私は『ハイダークエルフ』よ?あ?まだ名乗ってないわね?私は『テーレ・マナク』よ。」

「そうですか…あ!後この事は父さんと母さんには内緒で!!」

「?アハハハハ!!君も中々だねぇ!?」

この人も中々だなぁ?結構楽しみ方を知ってるな。

「こほん、で?話してくれますね?この『ハイ』の事を?」

一応、俺はヴァレンからこの事は聞いている。

『ハイ』ってのはある資格で、ある武器をもつ資格、迷宮の一定の階層に入れる資格、そして、超越者としての資格だ。

「そうねぇ、やっぱり一番なのは、国にある『禁書』の閲覧の許可、それと戦争への参加の義務かしら」

「ふーん…そんなものですか?」

結構知られてない?それとも知らせれない?

「ええ、こんなものよ?私はここまで話したわ?そろそろ君の事も話さない?」

「僕の事ですか?」

この人は何を?

「君のランクと種族進化は釣り合わないわよ?ふふふ。気付かないと思ったのかしら?」

「ええ、さすがに隠せませんよね?まぁ、簡単ですよ?原始龍の血を飲んだんですよ。」

「は?原始龍?君どこまで…?」

「さぁ?僕も両親に似て秘密主義ですから。」

「むぅ…君って可愛くないわね!!」

「ははは、だからどうした?」

やべ、この人イジルの楽しいな?

「ん?君そっちが素?」

「さあな?それよりよ」

「きゃっ!」

ウェルが急に立ち上がり、テーレが反応出来ない早さで顔の前に近づく。

「おい、テーレ…俺の秘密を知りたいなら、お前も情報を俺に渡せ?」

「そ、そう…わ、分かったわ。それより近くないかしら?」

「テーレが嘘着いた時に食うためだよ」

「く、食うって!?」

「言葉のまんまだ。それより俺が知りたいのは勇者についてだ…」

「この状態って、あ、でも結構良いわ…」

駄目だこいつ…相当男耐性が無いな?めちゃくちゃ動揺してる…

「おい、テーレ…早く答えろ」

「ん?あ、ああ…勇者の事ね?」

「ああ、今起きてる殺人事件の被害者って全員が勇者じゃないのか?」

「!?な、何で分かったのかしら?」

「さぁ?そんなことより答えろよ?」

「っ!!もう!近いわよ!?」

「このまま、キスまでするか?」

テーレの弱点はやっぱり男だな?俺が近づいただけで耳まで赤くなるし…

「あぁ、もう!!そ、そうよ!!それに犯人の情報まで一応あるわよ!?」

「へー、そこまであるのか?」

「犯人は、刀を持っていて、長い黒髪の女性よ?種族までは、わ、分からないわ…」

そろそろ、イジリをやめないとかな?テーレがもう真っ赤過ぎる…

これマジで、洒落にならん事に…

「ちょっと…ここまでしといて離れる気?」

「いや、ちょっとイジリ過ぎたかなと…」

「もう君がテオ達の子供なんて関係ないわ!!皆私を行き遅れなんて言ってくるんだもん!!」

あ、これマジでヤバイかも…離れようにもテーレに腕掴まれた…

「い、いやそこは気にしろよ!?」

「私、君の事をもっと深くまで知りたいわ?ねぇ?」

「おい、離、ムグッ!!」

あぁ、もう駄目だった…俺のファーストキス奪われた~!!

「ん、チュッ、ムグッ…」

これ、外に無属性の上級≪結界≫張っといて良かった…

「おい、テーレ…」

「ん…さぁ、このまんまやりましょう?してる間に君の事を聞くからね?」

そのまま、俺達は肌を重ねて本能のままやった…

てか、俺いつの間にここまで性欲が出たんだ?

マイ達にばれないように頑張ろう!!

ある意味、行為中は恐怖を覚えながら、2人とも快感を得ていたのだった…


お読みいただきありがとうございます‼

さて、主人公が13歳で童貞卒…

テーレさんはヒロインなのか!?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ