28話
どうもです!
本日はお日柄も良く…
まぁ、寒いんですがね?
28話
「兄さん、午後もお願いします。」
「うん、じゃあ始めようか。じゃあ最初に魔法の階級について説明してもらおうかな?」
「はい。魔法には、初級、中級、上級、王級、神級があります。」
「その区別は?」
「初級は発動する過程が最大2つまでのもの。中級は、形状を持つ。上級は自然現象が主にあり、王級はその規模の強化されたもの。神級は今言ったもの全てが纏まったものです。」
「よろしい、その通りだよ。セラはよく勉強してるね。」
「いえ、私なんて兄さんに比べればまだまだです。」
「ううん、僕はこれに似たのを知ってたから出来たんだよ?
さて話しはここまで。今から、属性は問わないから、初級から順に出してもらおうかな?」
まぁ、多分セラは中級が限界かな?
「分かりました。では≪ウォーターボール≫」
セラはまず、真上に向かって≪ウォーターボール≫を放つ。
「次!≪ウォーターウィップ≫」
次に水の鞭を誰も居ない空間に振る。
「兄さん…すみません。私にはここまでしか…」
セラが中級までしか使えないのは単純にまだ魔力が足りてないからだ。
「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ?まず、今のでセラの長点は魔力制御がちゃんと出来てた所。魔法の発動にアレンジをして消費を抑えたことかな?」
「兄さん…でも私には魔力が…」
「うん、セラの魔力は2000だったね?大丈夫だよ。セラの魔力は今のランクでも上がるよ。」
「え?でも、この魔力は一応平均ですよね?」
「そうだね。でも僕はある事をしてGでも50000まで上げたよ?」
「へ…えぇぇ!!?」
「多分、この方法を知ってるのは、上級のランクの人達くらいかな?
でも、簡単だよ?」
「な…私の兄さんは非常識過ぎますよ…」
「何言ってるの?セラにもそれをしてもらうよ?」
何言ってるんだ?勿論、俺の可愛い妹だ!!自分でもしもの時身を守れるようになってもらわないとな?
「い、いえ結構です!!そんなの…」
「分かってくれるかいセラ?これはセラのためでもある…もし僕がセラを守れない時、1人でも大丈夫なようになってほしいんだ…」
「ムユ~!!そんなの卑怯ですよ…」
何この可愛い生物…あ、俺の妹か!?
「ま、まぁ…とりあえず教えようかな?」
「むむむ…はぁ~分かりました。」
「じゃあ、言うよ?さっきも言ったように簡単だよ?
魔力を少しずつ放出してそれを制御していくだけだよ。」
「へ?それだけですか?」
「まぁ、騙されたと思ってね。やってみてよ?」
「わかりました…」
「じゃあ今日はここまで!!明日もよろしくね」
「はい、ありがとうございました。明日もお願いします!」
こうして今日の魔法の授業は終わった。
お読みいただきありがとうございます‼




