23話
どうもです♪
最近は設定の甘さに悩まされる作者です。
ホント作者はあまあまちゃんであります。
23話
~Side マイ~
ウェルが居なくなって、私は上位の冒険者に迷宮の同行を頼んでは、断られ。
それを、この街にいる殆どの人に頼んだ。
中には、私の体を対価…そんなのが条件でなんてのもあった。
勿論、断った…そんなの絶対に裏切られるに決まってるから…
ある日、キョウが同行してくれる人を見つけた!!って言ってきた。
すごい、びっくりした。
なにせ、その同行者がウェルの父親でSSの『雷の弓』なのだから。
嬉しくもあり、私だけなにも出来てないって悲しみもある。
でも、今はウェルの捜索が先だ。
待っててよ!今行くからねウェル!!
あれから3週間経った。
今私達は、100層に来ている。
ほとんどがB~A下位の魔物しか出てこない。
テオさんが後衛で、私達が前衛。
ランクはCまで上がった。
正直、このガーディアン戦が終わって見つからなかったら、諦めそうだ…
ツライよウェル…
ガーディアン戦が終わった。
テオさんがトドメを刺しての決着だ。
ウェル…どこなの?もう、ホントに隠れるの上手だね…?
なんで私を困らせるのよ?
ここにも居ない…
もう、ウェルは、
≪――――――――――――――――――――――――――――≫
は?今なんて?
そして、私達はお互いに確認もできずに地上に強制転移され、目の前にいたのは…
~Side キョウ~
ふー、ここまで100層に到達するまでにあったウェル君の反応は1回だけ。
5層で、ウェル君の血の匂いと魔力の後があっただけ。
私はそれからも、感覚をフルで働かせてウェル君の反応を探ってる。
もう、お姉ちゃんは駄目かもしれない…
最近は顔の表情が暗く、笑いもしなくなった。
でも、私は諦めないもん!!
ウェル君に会いたいんだ!いや会うんだ!!
絶対、ウェル君は生きてるもん。そんな予感がずっとする。
そして今、100層のガーディアンを倒した。
この部屋には最初からウェル君の反応は無かった…
まだ、深い所にいる。
≪――――――――――――――――――――――。攻略者は――――≫
!!今!
ほら生きてた!!
待っててね!!今君に会って、私の気持ちを伝えて、君と一緒に居るから。
白い光が薄くなり周囲が見えてくる。
地上だ。あ!!
ん?あれは…?
キョウの視線の先には…
~Side テオ~
はー、ホント…ウェルは何してるのかな?
女の子2人も誑かせて、居なくなって…
これは、誰に似たんだろうか?
僕?それは無いな…
僕はアイリス一筋だよ?
浮気?そんなのしたら次の日、僕の周囲は火の海になってるだろうね?
ハハハ…冗談ではなくホントにするからなアイリスは…!!
ガーディアンにトドメを刺して、こんなくだらない事を考えているテオ…
≪――――――――――――――――――――――――≫
!!ウェルめ。
見つからないと思ったら、そんな深い所に居たのか…?
でもどうやって…
とりあえず、地上に上がって確認をしようかね?
目を開けるとそこには修羅が2体いた。
これは、うん…まぁ頑張れ!!ウェル…
お読みいただきありがとうございます‼
ちょっとずつ、作者は精進できてるのか悩ましいです。




