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不幸な少年の異世界ライフ  作者: べにいろ
2章 迷宮編
16/57

16話

本日2話目の更新です!

シルバーウィークで結構ストックができました‼

明日から学校が始まりますよ⁉

皆さん、また明日から日常を頑張って過ごして行きましょう!

16話


4度程、ソルジャー達との戦いを終えて、俺達は4層に降りる。

迷宮には罠なんてものは、ほとんどない。

あっても、『転移の魔法陣』、『隠し部屋』、『モンスターハウス』くらいで、即死級の罠なんてものは未だに発見されていない。


「さて、ここから情報では、ソルジャーが2体同時に出てくるのよね?」

「ええ、後は上位個体の『リザードマンナイト・E』ですね。」

「後1層で目標の5層だから頑張りましょう!」


ウェル達はここでもスムーズに進んでいた。

ナイトは剣に盾を持った個体で、ソルジャーが攻撃なら、ナイトは防御である。

しかし、ウェル達にとってその防御力は紙屑に等しい。

現に今、5層へ降りる階段を前に戦闘が行われている。

「僕がナイトをやります。2人はソルジャーを!!」

「了解!!≪ファイヤーランス≫」

炎の槍がソルジャーに向かって放たれる。

さすがに、炎に強いのか?

鱗の表面が焦げただけで、ダメージはそこまで通っていない。

「≪手刀・断絶≫」

ウェルはこの短期間で、本来は刀で使う型を素手で行えるまできた。

≪断絶≫によりナイトの盾は斬れて、ナイトの首もそのまま地面に落ちる。

マイ達の方は、キョウが魔法で中級の≪アイスランス≫でソルジャーを貫き、

もう1体をマイが剣で斬りにかかり、偶に盾で攻撃を防いで、ソルジャーが怯んだ隙に心臓に剣を突き刺す。

「ふぅー…次が『ガーディアン』ですか?」

「そうね、これが終われば次は10層ね?」

「お姉ちゃん、気が早いよ。」

「まぁ、油断はせずに行きましょう?」

「分かってるわよ?さすがに死んだら終りなんだもの。」

「さて、お姉ちゃん、ウェル君。行こうか?」

キョウの一声で俺達は階段を下りていく。


~Side ???~


“むー、一体妾はいつまでここに封印されるのじゃろうか・・・”

「おーい、ババァ~!!」

“む、誰じゃ!?妾をババァ呼ばわりするのは!!?”

「いや、あんた…あたいより千単位で年齢が違うだろ?」

“むむむ…なんじゃ?白カラスが何のようじゃ?”

「今あたいをカラス(…)て呼んだかい?トカゲ風情が!!?」

“お主こそ、妾を誰と思うておる?神ですら恐れるこの妾に何か文句でもあるのかのう?”

「っち!まぁ良い…あたいはあんたに提案をしに来たんだしねぇ?」

“提案とな?”

「あぁ、あんたの封印を解いてやる。許可ももう貰った。」

“いまさら、封印を解いて何が目的かのう?”

「目的?そんなもんは無いよ?ただ、あんたには自由に動いてもらう。ただそれだけだよ」

“おかしな要求じゃ…まぁよい。元より妾は誰にも縛られるつもりはないしのぉ”

「それでいいんだよ。じゃあ、封印は解いておくよ?」

“ふむ…解いたらすぐに消えたか…?まぁ、さすがに封印されて力も衰えておるか。

しばしの間ここで力を蓄えるとするかの?“

暗闇の中でウェルの運命に絡む2つの因子の遭遇が終わった。


~Side ウェル~


―――5層

「むー、何で私達より先に入ってるのよー」

丁度『ガーディアン』のいる部屋の前で俺たちは休憩をしていた。

「それは仕方ないよお姉ちゃん。私達が遅かったのが悪いんだもん」

俺達より前に俺達とは別のパーティが2つ並んでいて、今やっと1つのパーティが先に進んだ。

待つこと、1時間・・・

「遅いですね?」

「確かにね…ここの『ガーディアン』に手こずるようなパーティには見えなかったけどなー?」

「とすると、何かが起こってるですね?」

「キョウの言うとおり、何かしらの事故が起きた可能性がありますね…」

「どうする?私達もこのまま挑む?」

「まぁ、確認くらいはしないと、ギルドに報告できませんしね?」

もしもの場合、ギルドに報告して被害を防ぐ必要があるしな。

「分かったわ。でも、『全員命は大事によ』?」

ウェル達はまだ知らない…

この迷宮の主が目覚めて、この迷宮自体がすでに最低でもCランクは必要と言う事を…


お読みいただきありがとうございます‼

活動報告でも色々書いていくのでよろしくですm(__)m

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