表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/20

巡る想い

2010/03/19執筆

 息子が隠していた「夢」という題の作文を盗み見た。自分と同じ夢を抱いていたことに、俺は思わず苦笑した。

 努力が足りなかったとは思わないが、俺はその夢を結果的に諦めた。両親への罪悪感が高じ、逆に辛辣な態度をしてしまった日々が懐かしい。

 今、少しだけ両親の気持ちが解った気がする。両親はきっと結果など度外視で、ただ応援したいだけだったのだ。

 作文をそっと戻して心に誓う。明日は老いた両親に声の便りを届けよう、と。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ