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いらっしゃいませ。

その時間。

作者: caem

背景色は黒色をオススメします。


 腹も満たされ お酒も飲んで あとは布団に浸かるだけ


 もぞもぞと潜り込み ぽかぽかとあたたまる 幸せなとき


 それからしばらくして そいつ(・・・)はやってきた


 まるで 悪霊が左側に付き添うように


 まるで 雪女に抱かれたように


 まるで なにかに呪われたように


 ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん


 そして いままで以上の


 激しい耳鳴りで叩き起こされた


 恐る恐る そちらを見たら 時計が止まっていた


 5時25分ぐらいだった 何秒かまでは覚えていない



きっと、急激に冷えたからだと思います。

わたしには、なにも見えませんでしたから。

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