表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/66

圧倒的ではないか我が戦力は(白目)

 



 あー山賊みんな殺っちゃったよ。色々試そうかなと思ったんだけど。でもさっきこいつらアジトとか言ってたよな。


 俺は転がる死体を見る。死体か。あ、そうだ俺はネクロマンサーだ。コイツらにアジト案内させよう。


「死霊術使うか」


 俺は自分のクラスを思い出し早速スキルを行使する。


「ネクロフィールサモンアンデッド」


 ダークネスセブンズソードのクラスにはモンスターテイム能力や従魔化スキルがある。

 倒したモンスターを従えるビーストテイマーや精霊を召喚し使役するエレメンターとかだ。悪魔や幻獣を召喚するクラスもあり多種多様だ。

 これはネクロマンサーの死体を従属化させるスキルである。ちなみに自分が倒した敵じゃないと使役できない。それと魔法ではなくジョブ固有スキルである。


 俺の足元に魔方陣が展開して対象を指定する項目が出現する。対象は先ほど倒した山賊三人と。カーソルを操作しポチッと決定する。


 するとあたりに散らばっていた骸が肉片と血液ともに闇のモヤモヤが包み込みオレの前まで集束する。


 三つのモヤモヤが蠢き、その形を人の形に凝固していく。


「う〜」

「あ〜」

「お〜」


 倒した三体の山賊は俺がバラバラにしたやつも含めて原型も元の人型になった。


 ただアンデッドなので顔色はもちろん悪い。死体だから服もぼろぼろなのは仕様だからしょうがない。



 グール ランクD

 種族: アンデッド(人間)

 状態: 従属


「やっぱグールになったか。まあ雑魚だったからな」


 今作ったのはグールだ。死霊術の使役作成では最低ランクの雑魚だ。


 これは倒した敵によってその強さが決定するので相手のレベルや能力によっては使い勝手は変わる。


 それに使役化には使役者のパラメーターが反映されるから雑魚でも使い方次第だ。


 今回は人間のグールだからこんなものだけれど戦士ならボーンウォーリアーになるだろう。


「ん?待てよ、俺がゲームで従属化させたアンデッドや他の職業で仲間にした魔神や精霊たちはどうなったんだ?」


 俺はメニューから従属化リストをタッチすると、そこには驚くべき光景があった!





「な、なん、だ…と…」






 従属化リスト


 グールA

 グールB

 グールC






 え…グール三体?



 え?あ、あれ?見間違えかな?コイツらさっきの山賊だよな?あっれー?おかしいな、あと空欄なんだけど?




 俺は一旦メニューを閉じてひと息つく。


 そして再びメニューを開いてタップする。






 従属化リスト



 グールA

 グールB

 グールC









 ………変わんねぇ。









 き、え、て、る。


 消えてるよ!いなくなってるよ!!


 どうなってるんだってばよっ!!!


 お、俺が集めた仲間たちが!!!






 暗黒魔神水晶竜のドラゴンゾンビが!



 吸血幼女戦姫アルモディアちゃんが!!



 閃光獅子王ジークレオヴァルトが!!!







 い、な、いっっっっっっ!!!!!!!!







 なんで?なんで?バグか?バグなのか?運営に連絡だ!!問い合わせせねば!!すぐさまデータの復旧作業を!!




 つーか運営もう無かったわ!マジか!!

 つーか神様!神様に連絡だ!

 ……神様の連絡先知らんちゅーねんっ!!




 なんでロストしてんねん!俺がコツコツ集めたモンスターたちが…!!


 ん?集めた?集めた…集めたのはモンスターだけではない。


 …嫌な予感がする。

 …非常に嫌な予感がする。

 …まさかね。…まさかね。

 まさかアイテムはね。武器とか防具とか装飾品とかアバター衣装とか。リアルマネー相当寄付したんだぜ?

 廃課金しまくったんだぜ?


 震える指先で恐る恐るメニューのアイテム一覧をタップする。














 アイテム



 件数: 1





















 ………………………やりやがったあの神。















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ