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凡人以下の俺に異世界でチートスキルがあったら奇跡だと思います。  作者: 羽矢隼
第3章 俺は異世界で役目を果たす。
14/20

 夜、感慨に更ける

 久しぶりの更新です。

 

 魔王退治まで、あと1日


  1

 真夜中

 ここはトウキョーのとある旅館。

 いや、ただの夜ではない。

 明日が、運命の日、魔王退治の日だ。


 1日なんて、すぐに過ぎ去る。

 昨日、現国王から重要な話とか言って、来てみたら、ふざけた話だったよ。

 なめた野郎だったなぁ。


 俺は現在、愛するカリーナ(ウエッ、自分で言うと、何かキモいな)のために魔王退治にまで行こうとしている。

 現実世界の俺とはかけ離れた生活しているが、魔王さえ倒せば、それも終わるだろう。


 真夜中、現在23時くらいだろうか。

 俺は眠れないでいる。

 理由は単純明快。

 隣にカリーナが寝ている。

 視線を右に移動するだけで、カリーナがいる。

 寝顔も可愛いなぁ……なんて思いながらも、現実を見る。


「はぁ、明日か……」


 大きく嘆息。


 何度も言うが、明日から魔王退治に行く。

 本来の俺ならば、必ず嫌がり、めんどくさがっただろう。

 それでも、俺が行く理由、それは、俺がこの国の王になるため。

 

 現実世界になんて、もう帰れない。

 なら、異世界ハッピーエンドを迎える。それだけだ。

 そのために、今や俺の妻であるカリーナを一番幸せにしたい。

 俺といて良かった、そう思ってくれるようにしたい。


 そのために明日は頑張ろと思う。

 俺が昨日得た、新しいスキルも使いたい。

 性能は……どうだろう? 相変わらず、弱点的なのがあるし。

 さて、考えても始まらないだろう。

 今は寝る。それが一番いい。

 カリーナが隣に寝てたって関係ない。

 そういうことは、またいつかにすればいい。

 俺は、瞼を閉じる。


 時刻が0時になり、1日が終わり、始まろうとしたとき、俺は静かに眠りについた。

 魔王退治まで、あと0日。

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 次回から、魔王退治編です。

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