第二十七章77 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】77/序列20席7
【芳一】と【ニト】は夢の中で勝負をする事になった。
勝負はゲーム。
カードゲーム、
RPG、
レーシングゲーム、
恋愛ゲーム、
クイズゲーム、
格闘ゲーム、
シューティングゲーム、
アクションゲーム、
クレーンゲーム、
テーブルトークゲーム、
リズムゲーム、
推理ゲーム、
パズルゲーム、
シミュレーションゲーム、
等々多岐にわたる。
だが、どれも何処かで見たようなものばかりだ。
娯楽関係で経験豊富な【芳一】の敵では無かった。
惨敗する【ニト】。
100戦100敗の大敗だ。
【ニト】は、
『も、もう一度だ。
もう一回』
と言ったが、【芳一】は、
「却下だ。
もう、100回やった。
この先何回やってもお前は僕に勝てない。
ずっと引きこもっていたお前と僕とじゃ経験値がまるで違う。
これ以上は無意味だ。
お前のもう1回って発想はギャンブラーの発想だ。
負けて、その負けた金を取り戻すために新たな借金をする。
人間に例えればクズの発想。
そんな不毛な考えにいつまでも付き合ってられるか。
たっぷり100回、負けたんだ。
100回分、取り立ててやるから覚悟しろ」
と言った。
【ニト】は、
『ぼ、僕は虐めるなぁ・・・』
と巨体に似合わぬ上目遣いで【芳一】の方を見るが、
「甘えるな。
勝負の結果に素直に従うんだろ」
と言った。
こうして調査は続けられたが、序列20席、【最悪夢の引きこもり/ニト】の調査の中継としては以上となる。
相手の強さに圧倒されていると言う訳では無いが色んなクズが相手になっているため、【芳一】はかつてない疲労感に襲われていたのだった。




