表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/77

第二十七章72 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】72/序列20席2

 【芳一】と【ゴールド・フロイライン】は、【贄喰威】の序列20席、【最悪夢の引きこもり/ニト】のアジトに足を踏み入れた。

 【ニト】の特徴は【引きこもり】だ。

 つまり、自分のアジトから出てこない。

 そして、その接触には【最悪夢】とある様に【夢の中】でと言うことになっている。

 つまり、【夢の中】に閉じこもって出てこないのが【ニト】と呼ばれる存在なのである。

 とりあえず、配下の者に案内された寝室に【芳一】達は行き、侵入者が入って来ない様に結界を張り、【芳一】と【ゴールド・フロイライン】は寝る事にした。

 眠って、夢の世界で【ニト】と対面するためにである。

 決して疲れたから眠ると言う訳ではない。

 敵陣のど真ん中で眠ると言う行為。

 それが如何に危険な行為か?

 それは重々理解している。

 だが、【ニト】は夢の世界でしか出てこない。

 出てこない者に会うには会える場所に出向くしかない。

 だから、【芳一】達はあえて眠る事にしたのだった。

 【ゴールド・フロイライン】は、

『敵陣のど真ん中で就寝か。

 なかなか肝の据わった状況ね。

 私様、眠れるかしら?』

 とつぶやいた。

 【芳一】は、

「じゃあ、手でも握って寝ようか。

 それで寝られるかい?」

 と言った。

『気が利くわね。

 そうしてちょうだい』

「じゃあ、握るね」

『優しくね。

 そして力強く頼むわ』

「難しい注文だな。

 でも了解した」

『ありがと。

 これで安心して眠れるわ』

「僕もだよ。

 誰かが隣に居るだけで力強く思う。

 ありがとう。

 一緒に来てくれて」

『お礼を言うのは私様の方よ。

 ありがとう。

 私様を連れてきてくれて』

 と言う話をして共に眠った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ