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第二十七章66 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】66/序列21席3

 【芳一】は、【アスォ】による【死に至る情報】を事前に防いだ。

 その後で、新たなる【アスォ】が現れた。

 新たな【アスォ】は、

『改めまして、初めまして。

 僕が【死の大賢者(だいけんじゃ)アスォ】だ。

 自己紹介を兼ねた【死の情報】はどうだった?

 気に入って貰えたかな?』

 と言った。

 一人称が【私】から【僕】に変わっている。

 明らかに別人になっている。

 だが、新たな【アスォ】は前の【アスォ】から名前と実績、経験、情報などを得て、今に至っている。

 【アスォ】はこうやって存在を入れ替えて存在している。

 自分自身も含めて、命を軽んじている。

 そう言う存在だ。

 自分の命に執着が無いから、こんな無茶も出来る。

 それでも【真の強者】達には逆らわないのは、【真の強者】を敵に回したら自分達の存在意義を失う可能性があるからだ。

 自分達の存在を末梢されてしまえば、自分の死への研究が廃れてしまう。

 だから、【アスォ】達は【真の強者】達には逆らわないのだ。

 だが、ただ、自分達に死を与える事が出来るかも知れない【芳一】達に対しては別である。

 自らの死を恐れない【アスォ】達にとって、いかに力を持っていようとも【芳一】達は脅威の対象とはならない。 

 だから、調査員である【芳一】を殺す事も厭わなかった。

 【芳一】が死んだときの【真の強者】達への言い訳は、自分の力を見せただけとでも言うつもりだったのだろう。

 【真の強者】達も【芳一】達の調査に協力して結果として【芳一】達が死亡したとしてもそれを咎めることはない。

 そう、判断しているのである。

 【芳一】は、

「いきなりやってくれるじゃないか。

 ぶっ飛んでんな、お前。

 伊達に【死の大賢者(だいけんじゃ)アスォ】って名乗っている訳じゃねぇって事か・・・

 上等だ。

 お前に対しては一切、油断はしない。

 こっちもそれなりの対応で調査する」

 と言った。

 まだ、下位とは言え、序列は第21席にまで上がっている。

 この辺りにくるとただ者では無いものが雁首を揃えて待っているのだ。

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