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第二十七章62 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】62/序列22席6

 ようやく観念したのか【ミビュルイ】は話に応じてきた。

 先ほどまで、ことある事に、

『ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・』

 と怯えて見せていたのが嘘の様に強きな態度だった。

 【芳一】は、

「さっきまでの怯えた演技は何だったんだ。

 はっきり言ってさっきのは醜態をさらしていると言っても良い。

 プライドはないのかお前?」

 と言った。

 【ミビュルイ】は、

『バカね。

 さっきのは立派な戦術よ。

 馬鹿な男の多くは女が怯えたり涙を流していると油断するのよ。

 そこをついてぶっすり行けば労せず相手を倒せるって言うね。

 あんたみたいなタイプは女の涙に弱いと思って泣いてみせただけ。

 あんた、弱い相手が媚びると何も出来ないタイプでしょ?

 強い相手には立ち向かっていくだろうけどね。

 善意には善意、悪意には悪意。

 相手が悪意を向けなければ、自分の事以外で悪事をしていてもなかなか責める事は出来ない。

 そう言うタイプなんじゃない?

 その弱点を私は教えてあげようとしたのよ。

 感謝して欲しいくらいだわね』

 と言った。

「そう言うのは盗っ人猛々しいって言うんだよ。

 【真の強者】達と比べてお前達のレベルの低さには呆れかえるばかりだ。

 どいつもこいつも、ろくな事をしない。

 僕の印象はそんなとこだ。

 お前達の言葉には説得力が無いんだよ。

 お前達の正論は悪いことしている疑いのある奴から金を盗んで何が悪いって開き直っているのと一緒だ。

 悪い事をしている奴からだろうと金を盗めばそいつも悪いんだ。

 自分の悪事を正当化するな。

 どこまで言ってもお前達は悪党なんだよ。

 それだけは自覚しておけ」

『ふんっ・・・

 だからなに?

 こっちはこっちの好きでやってるんだよ。

 実害の無いあんたに言われる筋合いは無いんだよ』

「ここで戦争でもするか?」

『何でそう言う話になるわけ?』

 と言う様な言い合いが続いた。

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