第二十七章6 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】6/推す者/【夢中推者(むちゅうすいしゃ)】達1
ここで【贄喰威】達に触れる前に【贄喰威】達が新たに獲得している力について語っておこう。
【贄喰威】の力の元になった【弱脅威】のトップ10000達はいずれも力による恐怖政治を強いていたり、虐殺などを行っていた。
それで自分達の恐怖を煽り、支配地域を増やしていた。
だが、それだけでは、トップ10000の二の舞になると学習した【贄喰威】達は、新たな支配域獲得の方法を確立させていた。
それが、【日本】でもおなじみとなっている【推し活】である。
悪い言い方をすれば、【推し活】は身を削ってでも【推し】を応援したいと思わせて、財産などを搾り取ると言う事がある。
それと同じ様に、自分達特殊な力を使いに夢中にさせて、【応援】と言う形で搾取するという方法を取っているのだ。
それら応援する者達の事を【推す者】もしくは、【夢中推者】と呼んでいる。
恐怖政治を強いる場合、少なからず犠牲者も出るし、恨みも買い、反逆される恐れもある。
だが、【夢中推者】達を増やす事により、彼等彼女等は、自ら進んで【贄喰威】達のために尽くすし、【贄喰威】達に仇為す存在に対する【壁】にもなるし、あわよくば、仇為す存在を討ってもくれるというこれ以上無い、使い勝手の良い道具となるのだ。
この事に気付いた【贄喰威】達は、恐怖支配よりも自分達への虜とする方法を率先して行っているのだ。
【贄喰威】達のためなら自らの死も厭わない狂気の存在、【夢中推者】。
それを増やすことにより、戦力の増強にもなっている。
もちろん、従来の様に恐怖政治を行う事も併用している。
煮ても焼いても食えない何もない存在は自分達に対して夢中にさせても意味がないし、虜に出来ない存在も当然数多く存在する。
つまり、自分達の虜に出来る存在は【夢中推者】として、骨の髄までしゃぶり尽くし、それ以外の者は恐怖政治や惨殺などを行っている。
つまり、恐怖政治と【夢中推者】の運用の併用で支配しているのだった。
【夢中推者】の運用は始まったばかりで数としてはまだ少ないが、これが増えると大変な事になるとされている。
また、一部例外はあるが基本的に序列が上がるほど、【夢中推者】の数も増える事になっており、現在、
序列28席/約1200名、
序列27席/約1600名、
序列26席/約1800名、
序列25席/約2200名、
序列24席/約2900名、
序列23席/約3800名、
序列22席/約4600名、
序列21席/約5900名、
序列20席/約7200名、
序列19席/約9800名、
序列18席/約12400名、
序列17席/約16800名、
序列16席/約22400名、
序列15席/約28600名、
序列14席/約56400名、
序列13席/約44300名、
序列12席/約52100名、
序列11席/約186000名、
序列10席/約224600名、
序列9席/約367900名、
序列8席/約456900名、
序列7席/約883400名、
序列6席/約961700名、
序列5席/約1124300名、
序列4席/約4679800名、
序列3席/約2246500名、
序列2席/約3201400名、
序列1席/約11146700名、
となっており、現在も増え続けている。
宇宙規模から考えればかなりの少数だが、倍々ゲームの様に増員されているので危険視すべき事でもある。




