第二十七章56 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】56/序列23席7
【芳一】は10名のイカれた10名に正気を取り戻させていった。
彼女達は、
『死にたい、死にたい、死にたい、死にたい』
『殺して、殺して、殺して、殺して、殺して』
『もう、やだ、やだやだやだやだ』
『うぅ・・・うぅぅ・・・』
など苦しみ出していた。
【ジョウシュキ】は、
『何と罰当たりな』
と言ったが、
【芳一】は、
「とりあえず残り83名、ここに連れてこい。
全員、元に戻す。
苦しくても今の状態よりましだ」
と言った。
『それは貴方のエゴです。
彼女達はこれで救われて』
「うるせぇ。
これの何処が幸せだ。
てめぇの狂った正義を押しつけているだけじゃねぇか。
ぶち殺されたくなければ、連れてこい。
それと、お前のやることは俺にてめぇのイカれた教義を伝えることじゃねぇ。
命だけは助けてくださいって言う命乞いだ。
履き違えるな大馬鹿野郎」
『貴方には悪魔が取り憑いている。
私が祓ってさしあげましょう』
「これ以上口を開くな。
調査はこっちで勝手にやる。
てめぇとは会話にならねぇ。
殺されないだけでもありがたいと思え」
と言った。
【芳一】は怒り心頭であり、【ジョウシュキ】を殺してしまいそうなのを必死で押さえ込んだ。
それくらい、彼の逆鱗に触れていた。
余りにも非道。
余りにも外道。
余りにも邪道。
余りにも腐っている。
【芳一】はそう感じていた。
序列23位【善意の悪神父/ジョウシュキ】の調査の中継としては以上となる。




