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第二十七章49 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】49/序列24席7

 【芳一】は、

「お前のペースでは進ませない。

 【ウシナ】、お前のシノギを言え」

 と言った。

 【ウシナ】は、

『あらっ、さっきまで乗り気だったのにもう冷めたの?

 淡白な人ね。

 でも意外ね。

 貴方はクリエイティブな人間だと思ってた。

 こんな事務的な事もするのね』

 と聞いた。

「するさ。

 必要とあればな」

『あら、そ。

 つまんない人ね。

 まぁ良いわ。

 私のシノギだったわね。

 何だと思う?

 私のシノギはこの話術。

 私が話すと自然とお金が湧いてくるのよね。

 なぜかね?』

「簡単な話だ。

 お前は、他者の後ろめたさにつけ込んで金を生んでいる。

 それだけの話だ。

 後ろめたい事があるからそれを的確に付かれるとお前の言いなりになる。

 お前の話術の仕組みはそれだ。

 それ以外に何がある?」

『あら、あるわよ。

 さっきみたいに相手に有益な情報を与えるとかね。

 後ろめたい所があまり無い人間には有効な手よ。

 人間は欲の皮が突っ張ると勝手に堕ちてくれるからね』

「なるほど。

 それがお前の悪意か。

 よく解った」

『それはどうかしらね?

 私の心の何処までを読んでいるのか?

 それは解らないと思うけど?』

「読んで欲しいのか?」

『だから、それはエッチって言ってるでしょ。

 女の秘密を覗かないでよ。

 女は秘密をドレスとして纏って居るんだから』

「そうは行かない。

 これは調査だ」

 と言う様なやりとりがあった。

 【芳一】と互角にやりあっている【ウシナ】は心理戦ではかなりの大物と言ってもよいだろう。

 序列24位、【不幸の手先大元締め/ウシナ】の調査の中継としては以上となる。

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